第60回学生の消費生活に関する実態調査報告書
この調査は大学生の生活や意識、行動を明らかにし、学生生活をより充実したものにするために1963年から行っており、2024年で60回目の調査となりました。
2024年調査では、物価高や奨学金返済への不安を背景に、生活費やお金についての悩みや気がかりが増えていることが明らかになりました。
1ヶ月の生活費では、ほとんどの費目で支出が増加し、貯金や繰越金は減少しています。
収入ではアルバイト収入が更に増加して生活費を支えています。
2020年からの新型コロナウイルス感染症の大学キャンパスへの影響はほぼ収束していますが、キャンパス滞在時間の変化など、「新しい大学生活」が定着していることが読み取れます。
今回の報告書では、大学生の意識・行動のほか、毎年調査している1ヶ月の生活費の経年数値とともに自宅生・下宿生、学部別などの詳しい数値一覧を掲載しています。