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2016年03月23日(水) | 新着情報

読書マラソンWEB版
『櫻子さんの足元には死体が埋まっている』 著:太田紫織 出版社:角川文庫

この本を読もとうとしたきっかけは、舞台が北海道であることと、著者が札幌市出身だったことでした。この作品の主人公「館脇正太郎」は平凡な高校生活を送っていたが、レトロなお屋敷に住むお嬢様「九条櫻子」と知り合ってしまったがために、様々な事件に巻き込まれていく。というありふれたお話ですが、そのお嬢様である櫻子さんは「三度の飯より骨が好き」という変人で、骨を組み立てる標本士でありながら、殺人事件の謎を解く検視官の役もこなし、骨からその「死」を読み取り、真実を解き明かします。 そんな変わり者の櫻子さんを制御するのが正太郎の役割となってきます。

 
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