特に一人暮らしの場合、食費をはじめさまざまな出費が重なります。実際に大学生はどのような食生活を送っているのか、仕送りやアルバイトなど生活費はどうしているのか紹介します。
出典:大学生協調べ「第60回学生の消費生活に関する実態調査」(2024年)
朝・昼・夕の1食あたりの平均食費は以下です。朝食を抜く学生が多いのも事実ですが、健康のためにも3食しっかり食べたいところです。
出典:大学生協調べ「第60回学生の消費生活に関する実態調査」(2024年)
片山 政利さん
長男が大阪府立高等学校
一人暮らしだと、やはり食事が心配です!
今は親が食事を作って本人は食べるだけですが、大学に入って一人暮らしになると誰も作ってくれないので食事をどうしていくのかですね。朝昼夜と大学生協の学食で食べるのか、自炊をするのか、外食をするのか、栄養の偏りがないかという心配がありますね。
栄養バランスがとれた食事を提供している大学生協の食堂。しっかり食事するためのミールシステム(ミール定期券)を利用する学生も多くいます。
食事専用の食堂利用システム。食費をきちんと食事に使用してもらう仕組みで、保護者の方も食事内容を確認できて安心です。
篠原 杏さん
同志社大学
同志社生協
3年間ミール定期券を愛用しています!
私はミール定期券の上限額分を使っていますが、毎回支払いのたびに現金を出さなくていいので便利です。外で食事や買い物をすると結構かさんでしまうので、ミール定期券で健康的な食事をしっかり摂ることができて親も満足しています。
同志社生協
明徳館・心和館食堂 店長
石村 壮志さん
同志社生協
ミールを利用して満足いく食生活を!
ミール定期券は、お子様の約1年分の食費を大学生協に事前に預けていただく仕組みです。上限額まで1日何度でもご利用いただけますし、お金を気にすることなく、毎日バランスの良い食事を大学生協でお召し上がりいただけるので安心です。
出典:大学生協調べ「第60回学生の消費生活に関する実態調査」(2024年)
笠松 典子さん
次女が東京都立大学
大学生協を頼っています!
次女が大学生で、一人暮らしをしているので仕送りをしていますが、「親のありがたみが分かった」と言っていたので、本人は貴重な体験だったと思います。大学生活では大学生協の食事のサービスや共済も加入して、大学生協には本当にお世話になっています。
仕送り約7.2万円に対して支出は13.2万円で、アルバイトや奨学金などで補われています。
出典:大学生協調べ「第60回学生の消費生活に関する実態調査」(2024年)
大学生からアルバイトデビューをする学生も多くいます。生活費や娯楽費のためと理由はさまざまですが、社会勉強になり、アルバイト仲間もでき、大学とは違う経験ができます。ただし、一部には「ブラックバイト」と呼ばれるものもあるので注意が必要です。
髙橋 怜那さん
龍谷大学 龍谷大学生協
自分の「好き」を仕事にすることの楽しさを学びました。
さまざまなバイトを経験しましたが、今のアルバイトほど日々の楽しみになることはありませんでした。「好き」という大きな原動力があれば、より仕事にも身が入りますし、何よりアルバイトの時間も楽しさ満点で過ごすことができます!2・3年後に自分が就職活動をする際、形は違えど自分の「好き」を生かせる仕事に就きたいです。
下宿生の約73%がアルバイトをしているという結果に。1週間の勤務時間で最も多いのは10時間以上でした。
アルバイトをしている下宿生の半数は、アルバイトで月5万円以上の収入を得ています。勉強第一に、無理のない範囲で調節するのが良いでしょう。
※上記は「下宿生」の場合のデータとなります。
出典:大学生協調べ「第60回学生の消費生活に関する実態調査」(2024年)