勉学ゾーン 2万点の書籍を陳列でき、幅広い品揃えを心がけています
皎皎舎全景
九州大学生協は、伊都キャンパスの新しい福利厚生施設の皎皎舎・亭亭舎の二つの建物を現物寄付いたしました。公募により命名された皎皎舎は、生協が運営事業者として選定されました。
両施設は傾斜地に木造建物として建設したため、大きな下部構造体を造らざるを得なかったので、設計・建設に時間がかかり、当初の開業予定より約1年遅れて竣工しました。
皎皎舎は、日常ゾーンと勉学ゾーンに分かれます。日常ゾーンは本格的な厨房を備え(将来惣菜の調理を目指す)、お米や野菜などを含めた自炊用食材を取り扱っています。また、ディッピングアイス・ソフトクリーム・本格的なカフェマシンを備え、広い張り出しスラブに配置したベンチやイスでゆったりとくつろぎながら飲食することができます。
勉学ゾーンは2万点の書籍を陳列でき、旅行・住まいの斡旋・共済対応・保険代理店業・公費など、大学生協の基本事業を広く取り扱っています。
入口を入るとBOOKS(勉学)ゾーンとFOODS(日常)ゾーンに分かれます
屋根の張り出し部分が柔らかな影をつくります
日常ゾーン 滞校時間が長い理系学生には欠かせません
会計は一カ所で、オレンジ色で区切られ分かりやすい
サービスカウンター
人気のディッピンググアイスを二段重ね
九大グッズは帰省土産にも好評です
お弁当の種類も豊富です
亭亭舎は、日中は休憩等で自由に利用でき、夕方からは交流で使用できます/写真はOBの交流の模様
亭亭舎は、旧制福岡高校時代からの学生集会施設を、伊都キャンパスに復活させたものです。学生が朝から夜まで利用できる施設、くつろぎの空間として、51畳の畳空間は掘り炬燵使用が可能で、ベンチやテーブルのある縁側・テラスも憩いの場として演出しています。
「亭亭」は若木が成長する様、
「皎皎」は月や日の光が優しく包む様を表現しています。
中国南北朝時代の文人
孔稚珪の『北山移文』より