ダークブラウンと木目調が調和するシックな店内。照明にも工夫を凝らしました
「パンだが屋」は文系の学生・院生や1年生が集まる地区の南部食堂にあります。従来のパン工房は狭く、1日800個の製造が限界でした。組合員から「生協の手作りパンが食べたい」という増産の要望があり、2016年10月にパン工房を2階から地階に移転し、厨房面積を拡大して1日1,600個まで製造できる機器を装備しました。
オープン後は店頭利用が予想以上にあり、新規に取扱いを開始した購買店舗でも売れ行きが好調のため、早くも製造量が限界に近づいてきたのが嬉しい悩みです。また、お店の外壁は、名古屋大学の「都市の木質化プロジェクト」の作業チームによって、間伐材を利用した温もりのある素敵な壁面に生まれ変わりました。利用者だけでなく大学関係者からもご好評をいただいております。
「プランゾ」は、1年生が集まる全学教育棟にあるコンビニショップです。狭いですが、1日平均1,100人の利用があります。前回の改装から10年経過し、冷蔵ショーケースや壁や床が老朽化してきたため、改装に踏み切りました。レイアウトを全面的に変更し、カウンターや什器の配置を工夫して売場を広くしました。パンだが屋が近いこともあり、内製パンを前面に押し出し、お昼の食べ物をアピールするお店づくりを心掛けました。改装直後は配置替えと動線変更による混雑もあり客数は伸び悩みましたが、半月後から徐々に増え順調に推移しています。
ナチュラルな印象の外観
すっきりした動線。「パンだが屋」で焼き上げたパンも並びます
主に1・2年生が来店するため、平日朝8時半より営業
※最新の営業情報は生協サイトでご確認ください