明るいホールは留学生の交流スペースにもなっています
神戸大学では留学生の受け入れを積極的に行っています(約1,200人)。以前は東アジアからの留学生がほとんどを占めていましたが、近年はイスラム圏からの留学生が増えています。これまで生協は限られた食堂とメニューで対応するに留まっていましたが、2016年に教員の方からグルテンフリーの相談をいただき、LANSBOX食堂2階の丼・カレーコーナーを、留学生の食事環境に合わせて喫茶コーナーへと改装しました。
留学生と一緒にメニューを考え、HALALに対応するために厨房機器を整えました。ホールの床・机・椅子を明るい色に一新し、コーヒーサーバーも設置して、閉店後も留学生とのコミュニケーションスペースとして開放しています。
メニューはHALAL・ベジタリアン・グルテンフリーに対応し、現在ではビーガンにも対応できています。留学生担当教員の皆様からも広報活動へのご協力を得て、徐々にではありますが利用が増えています。ただ、ラマダンの期間は厳しいです。
カウンターも写真や英語表記で分かりやすく
ハラル・グルテンフリー・ベジタリアンを表示した調味料
鶴甲第一キャンパスでは、全1年生と一部の2年生の共通授業(語学や教養言論等)を行っています。恐らくほとんどの1年生が初めて利用する生協食堂ではないでしょうか。1年生は不慣れなことと、鞄等を預けられないので、他キャンパスよりも混雑は酷い状態です。このため、既存レーンの対面に新たにレーンを増設してWレーンとし、提供メニューを分けて出食スピードを上げました。また、従来のカフェテリアコーナーも丼・カレーコーナーに改装し、合計3本のレーンでさらなる混雑緩和に努めています。
提供方法もメインのおかずと付け合せ(キャベツ等)を別の皿にし、「温かいメニューはより温かい」「冷たいメニューはより冷たい」状態で提供することを心がけています。
※神戸大学生協は、一昨年、神戸市から「平成28年度神戸市優良特定給食施設推進事業表彰」を頂きました
主菜・副菜・小鉢・サラダレーンの向かい側には、日替わりのバランスセット・会計レーンを配置
入口反対側は丼・カレーのレーン
※最新の営業情報は生協サイトでご確認ください