ビッグスカイ 白を基調にした、清潔で明るいダイニング
九州大学は伊都新キャンパスへの移転(六本松キャンパス・箱崎キャンパスを終了させ)を行ってきました。2005年から、工学系が伊都キャンパスのウエスト地区に先行移転を開始し、2009年に六本松キャンパス(旧教養系)がセンター地区に、2015年に理学部がウエスト地区に移転しています。2018年9月に文系学部と建築学科がイースト地区、農学系がウエスト地区(一番西側)に移転し、キャンパス移転が完了しました。新中央図書館は、2017年秋に部分開業し、移転終了とともに全面開業しました。厳密には大学院移転や再配置が加わっています。それに伴い、箱崎の生協施設は本部含め大学に返還しています。昨年の移転に伴う福利厚生施設は、公募で図書館カフェ以外は生協が運営事業者に選定されました。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)の創立50周年を迎えた大橋キャンパスで耐震問題もあり、新しいデザイン・コモンに新設(旧店舗は返還で、公募により生協が運営事業者)された大橋店と、伊都キャンパスの国際化の象徴の学生寮協奏館に2015年開設時に新設された売店をあわせて紹介します。
窓一面に広がる風景で開放感抜群です
ビッグスカイは、中央図書館の屋上スペースに設置されています。展望が良く広い空間の食堂です。昼休みになると、イースト1号館・2号館から多くの学生が食事をとりに来ます。利用も順調に推移しています。九大の中では2番目にホールの広い食堂です。
イースト1号館店は、講義室を含むイースト1号館の一角に設置され、文房具・建築模型部材・飲食品などを中心に品揃えし、利用しやすく便利な店舗です。書店が未設置のため、教科書も取り扱っています。キャンパスの便利店として、挽きたてコーヒーやデッピングアイスも提供しています。学部の構成員は文系が中心ですが、大学院や周辺の研究施設は理系のものが多く、利用者の要望やお店側の工夫により、需要に対応して必要なものやサービスが必要な時にある店舗を目指します。
ビッグスカイ全景
メインを選んで/サラダやドリンクをチョイス
食品全般に加え、レンチンの冷凍食品の販売も
文具も、必要なものを必要な時に提供できるように
レジ前も広く利用しやすくなりました
パン・ドーナツ・ドリンク等を提供 テイクアウトもできます
柔らかな照明の下で読書する学生も
イースト1号館店と同じ建物で隣接しています。テラス側からも出入りができるようになっています。昼休みの昼食対応とカフェメニューにより、授業の空き時間などにも利用されて、学生や教職員の良い憩いの場になっています。
九大グッズを求める卒業生の姿も
九州大学の情報発信拠点のビッグオレンジに設置された、九大グッズのアンテナショップです。年間2万人を超える公式のキャンパス見学者が必ず立ち寄る施設です。生協運営のフルサービスのレストランが隣接しています。また、見学者の来訪窓口にもなっている大学の地域連携課も同じフロアにあります。
九州大学のシンボルとして九大グッズが期待されていましたが、Qショップができる前は、生協の各お店の一角に品揃えしていました。Qショップではフルラインで陳列しています。今後の一層の開発が期待されています。採算性を確保するため、生協の事務員が来店に合わせて対応する提案が了承されています。
ビッグオレンジ全景
食事を受け取り、レジを通ったらにぎやかにランチタイム!
アグリダイニングは、理系学部のウェストゾーンの一番西側のウェスト5号館の中に、農場と糸島平野が一望できる眺望の良いスペースに新設されました。施設の構造上、入口から食事提供カウンターまでの通路が細長く狭く、昼休み時には大変混雑しますので、出食とレジ通過のスピードをコントロールしながら、利用者のストレスを減らす取り組みに、ピーク時には注力しています。
ウェスト5号館店は、アグリダイニングと同じフロアのすぐ向かいに新設されました。店舗中央にレジと挽きたてコーヒーとデッピングアイスの島を置いています。農学系の需要に対応した品揃えの工夫と利用しやすい店舗づくりが継続課題です。
窓際は眺めのよい一人席を設置
単品やカフェテリアメニューのほか、冷蔵ケースからサラダやデザートなども選べます
生活必要品のほかに農学系の書籍、実習用の白衣なども揃えています
弁当・ドリンク・冷凍食品も提供
夕方から開店/ハラル食品はマークを付けています
大学の寮の一つである協奏館ができた2015年に、居住者のための売店として、運営事業者に生協が選定され運営しています。協奏館は国際化拠点として、本邦学生と留学生の混住の他、家族対応の住居も併設しています。居住する寮生がアルバイトとして、同じ仲間の寮生に販売しています。寮生活を行う上での生鮮食品を含めた生活必需品、留学生寮生のためのハラル食品などを販売しています。
弁当・パン・カップ麺・ドリンク・お菓子など、学生の食を支えます
デザインコモン
新たな大橋キャンパスのシンボルとして、アクティブラーニングスペースや健康科学センター分室を併置し建設されたデザインコモン1階に売店が設置されました。市内の業者食堂カウンターと、誰もが利用できるラウンジが併設されており、学生や教職員は、生協で飲食品を購入して食事をすることができます。デザイン系用品を品揃え、店舗中央に島型のレジ兼カウンターを配置して、利用者がスムーズにお買い物ができるように工夫しています。
文具・サプライ用品・デザイン系用品の品揃えも豊富
お店で買った商品を食べたり、寛いだりできるラウンジ
※最新の営業情報は生協サイトでご確認ください