青葉山の青葉山北キャンパスにある購買書籍と食堂店舗は厚生会館に隣接する図書館と連結した【北青葉山センタースクエア】として2023年7月から営業を再開しました。
学生の総合的な支援サービスを目的に図書館エントランスホールと食堂がナレッジ・コリドー(渡り廊下)で繋がったことで広々とした学習空間と天候に左右されずに往来ができる施設になりました。
コンパクトながら、理学部・薬学部の勉学研究需要に沿った品揃え
実験に必要な消耗品は判りやすいよう、
まとめて陳列されています。
焼立てパンや内製弁当を中心に食品・ドリンク類を豊富に品揃えしながら、実験系学部特有の品揃えを前面に提供しています。
7月の改装で24時間営業可能なレイアウトに変更、11月中旬から、閉店後に生協アプリとセルフレジを使った無人販売を開始しました。組合員は利用登録をすることで、食品やコンビニエンス商品の利用が可能です。
無人販売の開始早々、閉店後でも消耗品の購入や夜食でミールマネーが使えると利用者から好評をいただいています。
書籍コーナーやカウンターを閉店時に
仕切りをすることで無人化に対応します。
登録制の利用(入店)カードとセルフレジによる
無人販売が可能になっています。
営業時間中は調理パンやホットケースで自家製弁当や総菜を提供しています。
運営効率の工夫と食事の楽しさを追求
厚生棟入口からの食堂入口までのスペースが狭いためメニューを見逃して迷うことがなく、実際のショーケースを見ながらメニューを決められるよう、Z字型の利用者動線を設定しました。丼・カレー・麺などのご利用の際にもこの動線を採用したことでサイドメニューのプラスワンの提案がしやすくなりました。
利用者動線とショーケース提供を行っている丼商品。ショーケースから手軽に温かい商品をとることが可能となり、スピード提供を実現!
白と木目基調で開放的な食堂ホール。左側のロングシートで囲まれたエリアではコンパも可能です。
利用者にクイック提供が可能になる大型の温蔵・冷蔵ショーケースをカウンター全面に配置するとともに厨房内はスタッフの移動が最小となる機器のレイアウトとしました。
麺コーナーは出食に特化し、レジでサイドメニューとオーダーする麺を精算してから麺コーナーで受け取ります。オーダーはレジから麺コーナー設置のプリンターに送られる仕組みです。
グリルコーナーでは炭火焼き風グリル機を導入し、目の前で調理状況を楽しんでもらいながら出来立てを提供できるようにしています。
カレー提供口、グリルコーナー、麺コーナー
グリルコーナー
新学期等のピーク時には、事前に注文し、
入口横のテイクアウト専用受け取り口で
受取れるよう準備を進めています
厨房内は作業の効率化・省力化に向け、ライスは器で自動判別して適正量を盛り付ける機器の導入や、最新式のフライヤーを導入し厨房オペレーションの効率化を図っています。
さらに、厨房天井全体が換気フードとなる新機構を導入し、厨房内の温度や換気が適切に保たれると共に、将来の機器配置変更があっても天井部分のフード移設・増設が不要になりました。
新型ライス盛り付け機
レセプション等で使用する2階ラウンジ部分。
通常時は解放しています
キッチントレーラーBee-BOX
Bee-BOX全景
川内北キャンパスでは学内イベント時やピーク時の利用者分散を目指した小型のキッチントレーラーBee-BOXを2023年9月から導入しました。
簡単に食事がしたい利用者をターゲットにし、路面で提供することで混雑の分散を図っています。
学会などのイベント時は電源があれば会場近くに出店し、学内に不慣れな参加者や多忙な運営の方々へいつもとは異なる食事のスピード出食が可能になりました。
当日の提供メニュー 企画の揚げパンは大人気です
※最新の営業情報は生協サイトでご確認ください