2022年4月、新キャンパスの整備・移転に伴い新設された厚生棟の中に400名近く収容可能な広々とした食堂がオープンしました。大学の正門からなだらかな坂を登った先に建つ厚生棟は、振り返ると山口市内が見渡せるとても良い眺望となっています。
キャンパスの一番北側にある大きな窓が特徴的な食堂
南キャンパスの山手にある新設の「北キャンパス」
以前は南キャンパスに他社経営の食堂がありましたがコロナ禍で撤退。周辺にもあまりお店がなく、およそ2年間は食堂が無く売店のみ(こちらも他社経営)という状態が続いていました。ですので、生協が出店すると決まった時は「待望の食堂とショップがオープンする!」と学生・教職員の方々は大喜びだったそうで、オープン初日から長蛇の列が出来ました。
学部が国際文化学部・社会福祉学部・看護栄養学部とおよそ7割が女子学生なので、SSサイズのご飯やスイーツ・捕食(小鉢)を多めに準備しています。
スイーツや小鉢が多く並びます
チキン南蛮(374円)が大人気!
グループで利用する学生が多く見られました
特徴的なのは、大学の課外活動として看護栄養学部の学生と生協がコラボで限定メニューを出しています。これは学生がテーマを決め、およそ2ヶ月かけて食材選びから調理、POP作成まで行い、生協も協力して最終形として食堂で提供します。
年に2回 看護栄養学部の学生が考案したメニューを期間限定で提供!POPも作成します!
現在、食堂ではミールカードユーザー限定で『トレーチェックアプリ』を運用しています。これは有人会計に並ばすに、自身のトレイを撮影するだけで会計が完了するというもの。利用した学生は「行列に並ばなくて良いのでスピーディーでとても便利です。」と話していました。会計が分散することで混雑解消になると期待されています。
中国・四国エリアで導入が広がる「トレーチェックアプリ」 学生はスムーズに利用していました
さて料理をピックしたら、どの席で食べようか…とついつい向かってしまうのが、やはり窓際の席。窓も大きくここから見える景色が、美味しさを倍増させる絶景です!春には桜、そして新緑、紅葉、雪景色とついつい長居をしてしまう人気の席。また食堂の隅にはカフェテリア ピアノがあり、学生であればどなたでも演奏できるとのこと。テスト前には多くの学生がここで練習しているので、優雅なランチタイムになっているようです。
春には桜を愛でながらランチライム!気持ち良さそうです
ピアノは時間内であれば自由に使用できます
食堂の入り口には手洗い場を設置これは動線的に嬉しいポイント
食堂に隣接のショップ
食堂の隣にあるのが、学内唯一の生協ショップ。規模は小さめですが、ここで存在感を表しているのが中心部に置いてあるアイスケースです。店舗の広さからいうとかなり大きめですが、ここはやはり女子学生が想像以上にアイスやお菓子を購入してくれるので、必要な大きさだったそうです。レジ前に設置しているので、会計待ちの時に手に取りやすいし、ケースの一部にはアイスだけではなくレンチンおかずも置いてあり、これもまた人気の一品です。
レジ前のアイスケースは会計待ちのときに気になるところ
片隅にあるレンチンおかずも人気です
授業に必要な備品も学内にあると安心です