2024年4月、愛媛大学城北キャンパス 城北食堂2階にベーカリーショップ「えっ ひめぱん」がオープンしました。香ばしいパンの香りに引き寄せられて外階段から2階に上がると、かわいらしいロゴがプリントされたドアが迎えてくれます。
デザイナーの設計による売り場は、サイン、パーテーションや木の什器、装飾に至るまで2階のホール全体とは少し違う独特な雰囲気で組合員の目を引きます。
「えっ ひめぱん」11時から13時の短い営業時間でテイクアウト形態をとっています。店内にはヤマザキの監修によるパンが常時36〜37種類並びます。不動の人気1位を誇るメロンクロワッサン―クロワッサンにビスケット生地を乗せ、その上から砂糖がかけられたパン。見た目が大きくカロリーも高い商品だが1日110 〜120個の売り上げがある―、2位の愛媛発の塩バターパン&塩あんバターパン、新製品のパン・オ・バナーヌやコロッケドッグなど、魅力的なパンが食欲をそそります。
6名のスタッフが焼き上げるパンは、店内のほか「愛大ショップえみか」や「生協ショップコスタ」、御幸学生宿舎のショップにも並び、組合員は夕方まで学内のどこかで手軽にパンを購入することができます。「えっ ひめぱん」は日々の「食」を支えてくれる強い味方です。
愛媛大学農学部会館の生協食堂AguShoku(あぐしょく)は、35年ぶりの改装を経て、2022年4月にリニューアル・オープンしました。パステルを基調とした壁紙やライト、椅子など、どこを見渡しても明るく優しい雰囲気につつまれた空間に生まれ変わり、農学部の学生や教職員、附属高校生が毎日利用しています。
「食堂が綺麗になって皆さんに大変喜んでいただいています。そして、何よりスタッフにとっても綺麗な環境で大変働きやすくなりました」と答えるのは店長の浅野さん。新店舗AguShokuの自慢は「愛媛大生協一綺麗な食堂」であり「冷蔵とホットのショーケースを完備しているので、冷たいものは冷たく、温かいメニューは温かいまま食事を提供できること」だと言います。
12名のスタッフに日々支えられているAguShokuは、朝食、昼食、そして夕食それぞれの時間帯に営業しています。
お昼時には、キャンパスのあちこちから多くの農学部生や附属高校生が来店し、トレーを手にレーンの前で思い思いのメニューを注文します。AguShokuの人気メニューは、色々な味付けのバリエーションがある唐揚げ、そして海鮮丼系。取材に訪れた10月初旬は『鶏肉と根野菜の揚げ煮』や『カキフライ』『豚バラ味噌焼き丼』などのおすすめメニューが揃っていました。レーンの外側から観察していると、どうやらこの日は唐揚げだけでなく担々麺も人気のよう。AguShoku自慢のショーケースには豊富な種類の副菜やデザートメニューも用意され、今日も学生のお腹をいっぱいに満たします。
ホールは食事だけでなく朝・昼・夕食の途中閉店時間帯も開放されているので、学生の皆さんは居心地の良いこの空間で自習をしたり友人同士のお喋りに花を咲かせたり……。まさにコンセプトどおり農学部キャンパスの憩いの場となったAguShokuです。