2024年9月、滋賀県立大学生協 看護食堂・ナシェリアが、リニューアルオープンしました!
改装のコンセプトは大きく分けて3つ。
カフェテリアとの差別化
滋賀県立大学にはもう一つカフェテリア(メインとなる食堂)があります。これまでナシェリアは小さめの食堂という存在で、カフェテリアとの違いがほとんどありませんでした。
カフェテリアとの差別化を図るべく、今までよりもっと「学生の声でつくるお店」となるようにリニューアルすることに。ナシェリア“に”行きたい!と思ってもらえるようなお店を目指そうと決めました。
その1★営業時間を大幅に変更
これまでは11~14時だったところを、8:30~17:00に変更!
朝から夕方まで、1日を通して学生の食を支えられるようになりました。
その2★自習可能なスペースを設置
コンセント付きのカウンター席を新設しました。
その3★フリースペースの設置
入り口付近には、デザイン学科のゼミ生が、温かみのある多賀産※の木材を使用しフリースペース棚を作成しました。サークルの作品や、趣味で作ったポストカードなどなど、学生が自由に展示できる場所です。
※多賀町:滋賀県立大学がある彦根市の隣に位置する町。
食事の場としてはもちろん、学習の場、憩いの場、コミュニティスペースとして活用できる場になりました。
その4★カフェプロジェクトとの関わり
カフェプロジェクトとは、ナシェリアのメニュー考案や試作、フェアの企画運営、広報活動などを行っている学生団体です。もともとは生協学生理事だった方が「看護食堂に関われる取り組みをやってみたい!」と声を上げたことが始まりだそう。
意欲的にメニューを考案したり、試作に臨んだりしてくださるそうです。
2024年11月限定で提供した「サツマイモパフェ」は特に好評で、最高で1日50個販売したそうです!
企画ごとのポスターもすべてカフェプロジェクトの手作り!ナシェリアになくてはならない存在となっています。
ご意見箱に寄せられた意見や要望は、
一つ一つカフェプロジェクトと解決していきます。
細部までこだわってメニュー開発!
食べ進める手が止まらない期間限定パフェ🎵
ナシェリアは、営業時間帯が朝食利用・昼食利用・カフェ利用の3つに分かれています。
それぞれの時間帯で、それぞれ違ったメニューが楽しめます。メイン食堂では味わえないメニューが盛りだくさん!週替わり、月替わりのメニューもあるので、飽きることなく楽しめます。
★朝食メニュー(一例)
授業の前に朝食を食べに来たり、パンを買いに来る学生でにぎわいます。
総代会で毎年上がっていた「朝食を買いたい!」という声。ナシェリアリニューアルにより実現できました!
★昼食メニュー(一例)
ワンプレートランチ
スープは、カフェプロジェクトがメニュー開発したパンに合うこだわりの一品!
他にもお弁当や和食を選ぶこともできます。
取材時にいただいたのは「茄子のミートソースパスタ」と、スープの中でも人気の「たまごスープ」。
こちらのパン棚も、デザイン学科のゼミ生による作品!ずらりとパンが並びます。
中でも一番人気は「ベーコンポテトドッグ」。ごろごろポテト&丸ごと1枚贅沢ベーコンで大満足!
★カフェメニュー(一例)
パフェは、定番の3種類+月替わりの1種類をラインナップ🎵
今までは年に数回しか提供していなかったパフェが、毎日食べられるようになり、大好評!
ちなみに今月(取材時の2025年5月)のパフェは「みかんパフェ」。
みかんやクリームがたっぷり!!コスパ◎ボリューム満点でした!
ボリュームたっぷり!
ワンコインで近江牛を楽しめる!
ナシェリアでは様々な企画メニューを提供していますが、特に反響が大きかったのが、なんといっても「近江牛企画」。
滋賀県から近江牛購入時の補助がもらえるということで、期間限定で「近江牛バーガー」を提供することに!
開店前から店舗の前に列を作るほどの大盛況。組合員のみなさんの喜ぶ姿は、パート職員の方々のモチベーションアップにもつながり、この企画を機にパート職員自ら新メニューを提案してくれるようになったそうです。生協も組合員も笑顔になる大成功企画となりました。
学生による学生のための食堂として生まれ変わったナシェリア。
今後は、組合員はもちろん、地域にも愛される食堂となるため、カフェプロジェクトとも力を合わせ、さらにメニューのブラッシュアップなどを行っていくそうです。
緑豊かなキャンパス内。環濠があり、地域の方の散歩コース・憩いの場にもなっています。
※最新の営業情報は生協サイトでご確認ください