大学生協でつながる

2023年12月11日(月) | 《特別TOPICS》 

東洋大学生協 ヴィーガン商品販売 事例紹介

好奇心が向上心をつくり、達成感と変わる瞬間!

今春、秋田から上京した伊藤さん。
思いがけない先輩たちとの出会い、好奇心からヴィーガンに接し、商品と接し、生協で販売できるチャンスをもらうことができました。

 

2024年NPO 法人ベジプロジェクトジャパン公認の学生団体「ベジプロジェクト東洋」 (代表:国際学部グローバル・イノベーション学科4年星光優さん、副代表:理工学部機械工学科1 年伊藤瑞起さん)によって発案された企画です。東洋大学は「SDGs 行動憲章」に基づいた積極的な社会課題への取り組みや、多くの留学生を受け入れた国際交流が盛んで、アレルギーやベジタリアンなどの食の制限を持つ方でも食事ができる環境がない現状課題に着眼をしてきました。その目的は3つあり、①多様な食の価値観を知るきっかけを提供する。②地球環境問題、健康面の意識向上を考える。③東洋大学生協の売店におけるSDGs の取り組みの拡大を図ることです。これから実践開始です。奮闘に期待しています。
 


東洋大学生協学生委員
伊藤 瑞起さん
東洋大学 理工学部
機械工学科 1年

べジプロ東洋は、2023年2月に活動を開始しました。
発足のきっかけは、東洋大学SDGsアンバサダーとしても活動するメンバーが、「“食”を通して社会問題に貢献できることを、より多くの東洋大学生に知ってほしい」と感じたことです。しかし、我々にはヴィーガンやベジタリアンのメンバーはおらず、SDGsアンバサダーと兼任して幅広い活動をするメンバーも多いことから、意見のとりまとめが難しかったです。大学でのプラントベース食の導入に関するノウハウも一切なかったため、実際に「VEGAN NOODLES」の販売が決定するまで、半年を要しました。

この背景がありながら、東洋大学でプラントベース食の販売を実現できた要因は、「絶対に成功させるという強い気持ちと行動力」があったからだと思います。特に大きな一歩となったのは、すでにヴィーガン対応食品の販売に成功していた、成城大学さんからのお声掛けです。成城大学では、T’s restaurant監修の「VEGAN NOODLES」の販売を2022年から行い、2023年には学食で植物性のメニューを展開していました。そこで、当団体のメンバーが2023年8月下旬に、「成城大学プラントベースプロジェクト」で活動されているお2人とオンラインミーティングを行い、大学売店や学生食堂にプラントベースメニューを導入できたノウハウをお聞きしたところ、温かいご協力のもと「VEGAN NOODLES」の販売が決定しました。この他大学との交流が、私たちの活動においてたくさんの学びや、人との繋がりを与えてくれました。
 
《全国の大学生協学生委員会の皆さんへ》
やりたいことはあるけれど、仲間が見つからなくて困っている方はいませんか? ぜひ大学内だけでなく、他大学まで視野を広げてみてください。同じ活動をしている学生が絶対に見つかります。そして、共に行動することが大切です。すでに活動できている人は、同じ志を持つ者を見つけ、より多くの学生に機会を提供することが大事だと思います。
私たち「ベジプロ東洋」の活動に賛同してくださった方はぜひ、一緒に立ち上がりましょう!
 

白山キャンパスでの陳列棚
白山キャンパスでの陳列棚

 

川越キャンバスでの陳列棚
川越キャンバスでの陳列棚

 


東洋大学生協ヴィーガンPOP

商品名:VEGAN NOODLES(醤油/酸辣湯麺/担担麺)
特徴・仕様:
  • 東京自由が丘「T’s レストラン」監修
  • 原材料に動物性食材、化学調味料、アルコール不使用
  • ノンフライ麺で、低カロリー
ターゲット:留学生、健康志向及び環境意識の高い学生、教職員
訴求ポイント:「カップ麺=体に悪い」を覆すヴィーガンヌードル
 


東洋大学生協
白山店書籍購買部
店長 田村大地

大学もSDGsについては熱心に取り組まれており、そういう最中新学期プロジェクトメンバーの伊藤さんから紹介を受けましたので、生協としても紹介だけではなく商品陳列・販売へと支援の輪を広げていこうと思いました。

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