大学生協でつながる

2024年01月05日(金) | 私たちのなかま

日本福祉大学生活協同組合 美浜キャンパス 購買・食堂 酒井 慎治郎 店長

私は愛知県美浜町にある日本福祉大学の美浜キャンパスで購買と食堂の店長を務めております。名古屋駅からは電車で1時間強かかる僻地と言っても良い場所にあるキャンパスですが、キャンパス人口は5,000人以上で、福祉分野では名の知れた大学です。

 

 

経営問題と効率化・パート運営化

コロナ禍以前から福祉大生協は経営再建を進めていましたが、何とか単年度黒字になったのはつかの間、コロナ禍の影響で供給・剰余共に減少し、経営再建を進めています。専従職員の数も減り、2022年度に異動してきた私1人が購買・食堂の両店舗の運営を担うことになりました。

そうするとこれまでの店長と同じようには働くことはできません。前店長から引き継いだ様々な業務をパートスタッフに移譲する必要が生じます。様々な業務を効率化し、簡素化し、パート業務とすることで、何とか適正な運営を維持することができました。

 
 

生協の存在感を再び

コロナ禍では営業時間の縮小、在庫の削減、職員数の削減により経営の縮小均衡を目指しましたが、その結果として教職員からは「生協さんは最近存在感が無くなったよね」と言われてしまうこともありました。我々は努力しながら何とか生協を維持してきたつもりでも、外から見れば色々なことをやめて消極的になっていると見られていることを自覚しました。

そこで、多くの教職員と接する機会を作るために、事務室と研究室がある棟での出張販売を行うことにしました。東海地区で取引のある和菓子販売を出張して行い、大変好評でした。普段は忙しくてお昼に生協まで来る時間も無い先生方も、昼食代わりにと喜んで頂くことができました。

今後も積極的に、生協の存在感を示すことができる企画を試みていきたいと思います。

 


行列ができるほどです。

PROFILE

酒井 慎治郎 店長

日本福祉大学生活協同組合
美浜キャンパス 購買・食堂

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