大学生協でつながる

2024年03月01日(金) | 《特別TOPICS》 

能登半島訪問報告

みなさんは、「能登半島地震」という言葉を聞いて、どのようなことを思い浮かべますか?
令和6年能登半島地震が起きてから約1か月後の2月1日、私は被災地の実状を自分の目で確かめるために、石川県能登半島に訪問しました。
 


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中能登から奥能登の視察では、地割れや隆起、倒壊した建造物が非常に多く見られたため、とてもではないが日常的に生活ができる環境だとは思えませんでした。それでも、完全修復していない状態で営業をしているスーパー、穴水町から金沢駅までつなぐ路線バス、寒い中インフラの修復に取り掛かる作業員、県外から災害支援に向かう車など、辛い状況でも何とか少しでも早く復旧させようと前向きに行動する人々の姿が見られたのです。ニュースやメディアだけでは分からない被災地の実状を知り、周りの学生も含めて自分たちに考えられること・できることはまだまだあると感じました。
 

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災害対策本部の今後の方針としては、引き続き現状把握とボランティア活動を含めた必要な対応を検討していますが、今できることとして、さらなる支援募金活動の呼びかけや被災地への応援メッセージの発信などについても検討をしています。

多くの組合員に被災地の実状を伝えた上で、そこで復旧に一生懸命取り組む方々を元気づけられる、後押しできるような行動を組合員ひとりひとりにして欲しい。組合員が実状を知ることで感じたことや伝えたい想いを、直接的にでも間接的にでも届けたい。今この記事を読んでいるあなたも、自分にできること・するべきことは無いか、共に考えて行動しましょう。被災地の方々を少しでも後押しできるように。

PROFILE

久野 耕大(くの こうだい)

全国大学生活協同組合連合会 執行役員 全国学生委員
激甚災害支援・防災分野リーダー

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