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2024年04月05日(金) | 《特別TOPICS》 

これからが勝負!大阪大学発 ボードゲーム「DAIGAKU」
-いばら色のキャンパスライフ-


インテックス大阪

2024年3月23日(土)・24日(日)インテックス大阪4号館にて「Board Game Business Expo Japan(BGBE Japan)」が開催され、今注目を浴びています大阪大学ボードゲーム「DAIGAKU」も出展されており、先日公開しました記事の続報を掲載致します。
 

 

ボードゲーム「DAIGAKU」を試遊!反応は?

4人一組の25歳前後の方が「DAIGAKU」を楽しそうに試遊されていましたので、感想を伺いました。
「大学生の頃がフラッシュバックしてきて、面白く体験できました!自分はもっと破天荒な大学生だったようにも思いましたが、ハプニングなどの事例がリアルすぎてみんなで大笑いしました!」
「設定がとても細かく大学生時代がよみがえってきました。とっても良い大学生活が送れて満足なボードゲームでした!今後は大学生や高校生にも体験の場を増やして欲しい!」との事。実は社会人として昨年よりオフ会としてボードゲームのサークルを立ち上げたメンバーでした。 

大学時代の仲間とサークルをつくってボードゲームを楽しんでいます。
 
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話題のボードゲーム「DAIGAKU」、これからの発展は?


大阪大学 大学院人間科学研究科 助教 萩原広道先生

今回、開発者のひとりである大阪大学助教萩原先生にお話を伺う事ができました。
「友人たちと大学院生のころに開発したボードゲームを、大阪大学で新たに開発・発展させることにしました。2023年に着任した際に、1年生向けの少人数授業を担当することになり、まずは授業のなかで実践することにしました。普通にゲームとして楽しんで頂くことは当然ですが、高校生や大学新入生(大学合格直後)の皆さんが大学生活を疑似体験する機会(大学で起こり得る体験や考え方など)として、またキャリア教育の一環として使ってもらえるツールに発展させていければと思う。」とこれからの意気込みをお話いただきました。
 


大阪大学 工学部2年 西村 知晃(左)さんと中島 規希さん(右)

大阪大学 工学部(今春より)2年生に進級されます西村 知晃さんと中島 規希さんは「最初授業で萩原先生にこのゲームの紹介を受け試遊した際、もっと進化させてみたい!と思ったのがきっかけでした。もっと面白くなる!もっと社会貢献の一助として発展させたい、と思ってきました。『大学生あるある』の事例を工夫して集め、大学生の実態がよりリアルに体験できるボードゲームの実現を目指してきました。このボードゲームと出会った1年生のころ、自分たちも何をどのように勉強するのか、大学生活をどのように過ごすべきかもわからないことだらけでした。ボードゲーム「DAIGAKU」を開発することによって、悩みや不安を抱えている大学生や高校生などを助けるツールに成長させたいと思っています!」と学生視点での決意を聞くことができました。
 
 

引き合いが続々と・・・

 


商談や問い合わせが続々と。

大手人材派遣会社や大学と連携しながら授業委託などを受けている企業、またオープンキャンパスに向けたコンテンツなどを立案されている企業などとの商談や打ち合わせでバタバタな萩原先生。
そういった中、学生二人(西村さん・中島さん)で出展ブースを守るようすは、波乱に立ち向かう勇敢な姿に映りました。
 
 
今後は「DAIGAKU」の商品化を本格的に進めていくとのこと。大学生協では引き続きこのプロジェクトにフォーカスしていきたいと思います。
 

2024年3月23日・24日インテックス大阪にて取材

 
「DAIGAKU 」ルール説明動画【ルール説明・全体の流れ編】
 

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