大学の学びって? 〜学際的な地域研究の学びから〜
2024年度オープンキャンパスが3キャンパス(茨木・衣笠・草津)同時開催をされた立命館大学。名古屋、大垣(岐阜)、津(三重)から くさつ・びわこキャンパス(BKC)へは、無料送迎バスが運行。高校生にとってはストレスフリーな大学の対応に驚かされました。

トークイベントPDF
オープンキャンパス初日、去る8/3(土)に衣笠キャンパスを訪問。学部別個別相談会、経済支援型奨学金の相談、学生部活・サークル等のセッションなどさまざまな取り組みが、大学の教員や在校生・職員が一同になり、高校生へ立命館の魅力を最大限に体感できるオープンキャンパスでした。
また立命館生協存心館地下ブックセンター「ふらっと」では、オープンキャンパスを訪れた高校生やその保護者に向け、立命館大学文学部教授 河原典史先生等を中心に、立命館大学文学部 地域研究学 域地域観光学専攻4年の上原櫻子さんをゲストスピーカーで招き、立命館大学社会学研究科修士課程1年の満壽居 春希さんの司会進行の元 トークイベントが13:00〜13:40まで開催されました。

上原さんから大学の学びと高校までの学びの違いや、就職先を目指した業界に行きつくまでに考え抜いた努力などの話がありました。
また河原典史教授からは、「”立命館地理学”の伝統ある歴史地理学、その源を育んだのが第11代・立命館大学総長 谷岡武雄先生。谷岡先生の教え子 日下雅義先生は、洪水がおきて土砂を運び、川の水が減り土砂が高くなることで自然堤防ができる、高いところは安全だという自然地理学と人文地理学との融合を早くから継承、環境地理学を積極的に発信されました。」と解説をされました。河原典史教授のお話に出てきた先生方をふくめた多くの”立命館地理学”の書籍をご紹介、参加者もとても関心が高く手にとられていました。
演者の前に並べられた地理学などの書籍
トークイベントのようす
高校生はゲストの上原さんや河原典史教授の話にメモをとり、トークイベント後も熱心に質問される姿は、伝統的な歴史地理学、さらにGIS(地理情報システム)や地域観光学など、最新の”立命館地理学”の発信力に魅了された証だと感じました。
2024年8月3日立命館生協存心館地下ブックセンター「ふらっと」にて取材