今回ご依頼をいただき、あらためて「両立なんてできているのかしら」と自問自答しています。育休復帰し、この春で丸4年となりました。その間、仕事と家庭を天秤に…とは言わないまでも、優先順位付けには日々迫られています。幸いにも、私は夫婦ともに大学生協職員で、お互いの仕事には理解があります。「教販で…」や「コンパが…」とどちらかが話しはじめると、すぐ「お迎えは行けるよ、お風呂どうする?」と続きます。夫の理解と行動力と瞬発力に、毎日助けてもらっています。
息子はほぼ朝いちばんに登園し、お迎えは延長になる間際です。生協職員のお子さまでは珍しくないかもしれませんね。最近は口達者になり不満を言うこともありますが、「保育園の主(ぬし)」のように朝から夜まで保育園を満喫しています。息子が健康で保育園に通っていてくれることも私が働き続けていく上では大きな助けとなっています。
そして、職場の協力なくして働くことはできません。職場復帰が新天地かつ実質一人区配属となり、最初はどうなることかと思いましたが、ずっとスタッフに支えてもらっています。4年間で専務交代もありましたが、時短中も通常勤務に戻してからも、勤務スケジュールは私の裁量に任せていただき、とても助かっています。
夫にたくさん調整してもらっていること、息子の顔を見てゆっくり話を聞いてあげられないときもあること、職場のみなさんにいろんなお仕事を任せていること、今も反省の連続ですが、周囲に甘えながらもいつかたくさんお返しできるように、これからもがんばります!同じ境遇のみなさま、一緒にがんばりましょうね!
PROFILE
北橋 知子 店長
大阪樟蔭女子大学生活協同組合