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神戸大学生協の工学部食堂では、組合員のみなさんの“声を受け止める場”として「一言カード」を設置しています。
日々届く声には、できるだけ早く、そして丁寧にお返事するようにしています。
大切にしているのは、いつも“組合員のみなさんと同じ目線でやりとりをする”ことです。
たとえば「ごはんの量を増やしてほしい」「◯◯をまた出して!」という食堂へのリクエストはもちろん、「好きな人とつきあうには?」なんて、ちょっとクスッと笑ってしまうような質問もあります。そんなときはこちらも少し砕けた雰囲気で、「まずは挨拶から。恋もごはんも、あたたかいほうがいいですよね」とお返事したりします。
すべての声に応えられるわけではありませんが、対応が難しい場合でも、その理由や代わりの方法があれば、それをできるだけわかりやすく伝えることを大切にしています。やりとりを丁寧に続けていくことで、組合員の皆さんに「また書いてみよう」と思ってもらえるような関係づくりを目指しています。
一言カードは、組合員との信頼関係を少しずつ育んでくれるもの。いただいた声をヒントにしながら、みなさんと一緒に、よりよい食生活をつくっていけたらと願っています。大学生活のなかで、ほっとできる時間をお届けできるよう、これからも工夫していきたいと思います。
PROFILE
田中 秀和 さん
神戸大学生協 T-BOXカフェテリア