
一言カードの回答を書くときにもっとも大切にしていることは「NOからは何も始まらない」ということです。まずはどうすれば実現できるか?まずはやってみよう!と考えるようにしています。
設備的な問題や物理的な問題でできない場合もありますが、実現できそうなものに関してはまずはやる方向で考えるようにしています。
最近ではヒレカツカレーのヒレカツを単品で出してほしいということで実際に提供してみたところ、思いのほか好評でそのまま定番になりました。(要望通りに提供してみたがあまり売れないことも多々ありますが・・・)
ただすべての要望を受け入れるわけではなく、特盛りが欲しいという要望にはバランスの良い食事を提案したり、値下げをしてほしいという要望には物流費の値上げや昨今の食糧事情を説明して一緒に考える機会となるように問いかけたりもしています。
また一言カードでの言葉づかいも楽しんで読んでもらえるように、固すぎず、くだけすぎないように気をつけています。レスポンスも早くするようにしていますので回収枚数も増えているように思います。
組合員の声を直接聞ける一言カードはとても貴重な存在です。これからも「NOからは何も始まらない」をモットーに組合員の声に耳を傾けていきたいとおもいます。
PROFILE
山崎 陽介 店長
埼玉大学生協 食堂部