第61回学生生活実態調査 概要報告
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全国大学生活協同組合連合会※データの無断転載はお断りいたします2026年2月24日
はじめに 調査概要とサンプル特性について
<調査概要>
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調査の目的
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学生の生活、主に経済的な側面と大学生の意識や行動を調べ、大学生協の事業や活動の改善に役立てるとともに、調査結果の公表を行う。 |
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調査の対象
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全国の国公立および私立大学の学部学生 |
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調査実施時期
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2025年10~11月(1963年より毎年秋に実施 ※未実施年あり) |
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調査方法
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学生を無作為抽出により抽出後、オンラインで調査(Web上の画面から回答) |
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回答数
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13,277人(30大学生協 回収率18.0%) |
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調査項目の概要
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収入・支出、奨学金、アルバイト、登校日数、サークル所属、就職活動、学生生活充実度、勉強時間、読書時間、ChatGPTなど生成AI利用状況・目的 |

- 実額平均(実額):無回答の例数は含まず、「0」の例数を含む平均,特に注記のない「平均」は実額平均
- 有額平均(有額):無回答と「0」の例数は含まない平均、「0」を除く回答の平均
- 文系:文科系、理系:理工系、文理融合:文理融合系、4年医歯薬:4年制医歯薬保健系、6年医歯薬:6年制医歯薬系
- 4年:4年以上
<サンプル特性>
- 第61回学生生活実態調査は114大学生協が参加、43,411名から協力を得た。ただし、ここで紹介する数値は、地域・大学設置者・大学の規模などの構成比の変動が大きくなり過ぎないように指定した30大学生協(大学数は31、国立大学19・公立大学3・私立大学9)の13,277名のデータである。経年の変化をより正確にみることができるようにしている。
- 前年と比較すると国公立大学が13.9ポイント増加、私立大学が13.9ポイント減少。
- 学部別の男女構成比は、文科系38.9:58.5、理工系67.0:30.3、文理融合系34.8:62.6、4年制医歯薬保健系17.3:79.6、6年制医歯薬系39.8:56.3となっている。(それぞれ、性別について「回答しない」「無回答」を除く)
- 自宅生と自宅外生の構成比は、自宅42.7:自宅外57.3と自宅外生が自宅生よりも多い。
今回調査結果の特徴
- 自宅生・下宿生ともに、物価高の中で食費は増加する一方、交通費や教養娯楽費、学習関連支出を抑制している。とくに書籍費は2016年以降で初めて1,000円を下回り、学習関連支出の低下が続いている。収入総額は維持・拡大しており、収入の中心はアルバイト収入や仕送り・小遣いなどである。
- 給付型奨学金受給者が増加し、授業料の減額・免除を受けている学生の割合も上昇していることから、修学にあたって支援を受けられる学生が増えている。しかし、貸与型奨学金受給者に限れば、引き続き、暮らし向きは苦しいと感じる学生が相対的に多く、返済不安など困難を抱えている割合も多い。
- 登校日数や平均滞在時間は2019年水準に近づいているが、滞在時間の分布構造はコロナ禍前と異なる。中程度の滞在時間層が縮小する一方、短時間滞在と長時間滞在が増加している。
- 大学生活における人間関係形成のあり方として、従来想定されてきたサークルなどの組織的な活動への参加よりも、趣味や推し活など個々の関係性への接続を重視する方向へと、緩やかな変化が生じている。
- 「生成AIの利用経験あり」は92.2%に大幅に増加した。利用目的は授業・研究やレポート作成など学修関連が中心であるが、翻訳や相談相手など補助的・日常的な用途にも広がっている。
1.学生の経済状況
(1)自宅生の生活費(図表①)
<前年(2023年)との比較>
| A. | 自宅生の「収入合計」は72,648円と4,278円増加した。一方、「支出合計」は70,760円で1,260円増。収入増のほうが支出増よりやや大きく、貯金・繰越金は微増。 |
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| B. | 収入構造について
(ア) アルバイト収入の比重が非常に高い
(イ) 奨学金は減少傾向
(ウ) 小遣いは大きく増加
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| C. | 支出構造について (ア) 食費が増加し、交通費・教養娯楽費の抑制、学習関連支出(書籍・勉学費)の低下
(イ) 食費は金額・構成比ともに上昇
(ウ) 教養娯楽費は前年より減少
(エ) 交通費は2年連続で前年より減少 (オ) 書籍費・勉学費は低下傾向
(カ) 貯金・繰越金については、支出増がある中でも、一定水準を維持している
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(2)下宿生の生活費(図表②~③)
<前年(2024年)との比較>
| A. | 収入合計は過去10年間で最も多く、138,070円だった。とくに仕送りは水準・金額ともに 10年で最も高い。一方、支出面では物価高を背景に食費が増加し、他の項目では節約志向が顕著だった。 |
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| B. | 収入構造について
(ア) 収入合計は過去10年間で最高だった
(イ) 仕送りが収入の過半を占めており伸長幅も大きい
(ウ) アルバイト収入は高水準で安定、前年差は小さい
(エ) 奨学金は長期では低下傾向だが2025年はほぼ横ばい
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| C. | 支出構造について
(ア) 住居費が最大項目であることは変わりないが前年比では若干減、物価高を背景に食費が大幅増加し、他の支出項目では節約志向が顕著 (イ) 住居費はやや減少、ただし依然として最大
(ウ) 食費は支出項目の中で増加額が最大
(エ) 教養娯楽費は前年より減少
(オ) 書籍費、勉学費はともに減少して1,000円を割り込み、過去10年間で最も少なくなった
(カ) 電話・通信費は増加しており、物価高の中でも電話・通信費が生活上の必要性が高く、他の消費項目に比べて削減しにくい性格を持つ支出であることを示唆している
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(3)下宿生の仕送り額の推移(図表④)

「仕送り金額10万円以上」は、長期的には減少傾向だったが、物価高を背景に2023年以降増加に転じ、2025年は「5万以上10万未満」と同じ程度になった。「5万以上10万未満」は横ばい、「5万未満」は微増傾向だった。
一方、仕送り「0円」は、長期的にほぼ7%で横ばいだったのが、9.2%となり微増だった。
(4)奨学金・授業料減免(図表⑤~⑨)

奨学金の受給割合は、2019年まで低下傾向にあったが、2025年には36.8%と過去10年で最も高い水準に達した。増加の中心は給付型奨学金であり、貸与型のみ受給の割合は長期的に縮小している。一方、受給額の平均はおおむね横ばいで推移しており、生活費に占める奨学金の割合は低下傾向にある。奨学金は受給者数の拡大が進む一方、生活費を構成する比重は相対的に低下している。

2025年に奨学金受給率が大きく上昇した背景には、給付型奨学金の受給者が大幅に増加していることがある。受給率全体は前年の28.6%から36.8%へと8.2ポイント上昇しており、この増加分の大半は、給付型のみ受給の割合が7.3%から15.2%へと前年差7.9ポイント拡大したことによるものである。一方、貸与型のみ受給の割合は16.0%から16.3%とほぼ横ばいで推移しており、受給者増加が貸与型の拡大によるものではないことが確認できる。
また、学年別の奨学金受給は1年生で39.3%とやや高く、居住形態別では下宿生40.2%、寮生53.7%と自宅生と比べて生活費負担の大きい層で受給率が高い傾向がみられる。国公立・私立別では大きな差は見られず、制度の影響が特定の学校種別に限定されず広く及んでいることがうかがえる。
受給額の平均は55,736円と前年差で大きな変化はなく、給付型のみ受給者の平均額も49,275円にとどまっている。生活費に占める奨学金の割合は14.9%から14.0%へと低下しており、奨学金は生活費全体を大きく補填するものというより、学修継続を下支えする基盤的支援として利用が広がっているとみることができる。

さらに2025年には、授業料の減額・免除を受けている学生の割合も大きく上昇しており、とくに全額免除を受けている割合は前年の3.6%から15.7%へと12.1ポイント増加している。増加の中心は国公立大学で、全額免除の割合は19.8%に達している。一方、部分免除の増加は限定的であり、授業料減免の拡大は全額免除の対象拡大による影響が大きい。給付型奨学金の増加とあわせてみると、2025年は学費負担の軽減と基盤的な生活支援が同時に進んだ年と位置づけることができる。


貸与型奨学金受給者の約7割は、調査期間を通じて返済等に対する不安を抱えており、その水準は大きく改善していない。2024年に一時的な低下がみられたものの、2025年には再び上昇している。不安の中心は「時々不安を感じている」層であり、「常に不安を感じている」層も2割前後で安定的に存在している。
貸与型奨学金受給者の不安割合は、貸与月額が高いほど一貫して高い。とくに月額10万円以上の受給者では、各年とも8割前後が不安を感じており、高水準で推移している。2024年には全体的に不安割合が低下したが、2025年にはすべての貸与金額区分で再上昇しており、貸与額に応じた不安構造は引き続き維持されている。
貸与型奨学金を受給する学生の中には、将来の返済に対する不安を抱える層が一定数存在しており、その水準は高止まりしており、直近では再び上昇している。こうした不安は、在学中の学生生活や学修環境にも影響を及ぼす可能性があることから、高等教育の機会均等を進める観点からは、給付型奨学金や授業料減免など、返済を伴わない支援の在り方が引き続き重要な課題となっている。
(5)アルバイト収入(図表⑩~⑭)





| A. | アルバイト就労率(図表⑩⑪) 現在(10~11月)アルバイトをしている学生の割合は、2016~2019年にかけて上昇した後、2020年に一時的に大きく低下したが、2021年以降は回復基調に転じ、2025年には77.4%とコロナ禍前を上回る水準となっている。学年別では、1年生が最も低く、2年生が最も高い構造が一貫してみられ、回復後もこの学年差は維持されている。(図表⑩) 2021年以降、アルバイトをしている学生の割合は年々上昇し、2025年には77.4%となった。1ヶ月のアルバイト収入(有額平均)も全体として増加している一方、週あたりの労働時間は約12時間であり、横ばいで推移している。居住形態別にみると、自宅生の収入水準が最も高く、下宿生がこれに続く構造が継続している。(図表⑪) 今回の報告では、アルバイト時間の長さに着目し、それが学生生活にどのように影響しているのかを別項にて分析した ⇒(6)アルバイト時間を参照 |
|---|---|
| B. | 1ヶ月のアルバイト収入金額分布(図表⑫) 1ヶ月のアルバイト収入金額分布をみると、自宅生・下宿生ともに「3万~7万円未満」が中心であるが、長期的には「7万円以上」の割合が拡大している。とくに下宿生では低収入層が縮小し、高収入層へのシフトが明確である。居住形態によって収入分布の構造が異なる点が確認できる。(図表⑫) |
| C. | アルバイト収入の使途(図表⑬⑭) ※半年間に「アルバイトをした」を100として アルバイト収入の使用目的として最も多いのは「趣味・教養娯楽費・レジャー費・交際費」であり、全体の6割超を占める。次いで「生活費」「貯金」が続き、アルバイト収入は生活補填と余暇支出、将来への備えを兼ねた性格を持つ。居住形態による差は大きく、下宿生・寮生では生活費への充当割合が高い一方、自宅生では貯金割合が高い。性別や学年による使途の違いも確認された。(図表⑬) 半年間のアルバイト収入の使途のうち、「サークル費用」のみについて、経年変化をみると、コロナ禍前の2019年に27.2%だったのが、コロナ禍で大きく減り、2025年も15.5%であり、回復していない。集団参加を前提とするサークル活動では、コロナ禍を契機とした参加行動の変化が継続している可能性がある。(図表⑭) |
| D. | アルバイト収入のまとめ
(ア) 近年、アルバイトをしている学生の割合は上昇しており、2025年には約8割に達している。1ヶ月のアルバイト収入も増加傾向にあるが、週あたりの労働時間は約12時間で大きな変化はみられない。収入分布をみると、「7万円以上」の高収入層が自宅生・下宿生ともに拡大している。 (イ) 一方、アルバイト収入の使用目的では、「趣味・教養娯楽費・レジャー費・交際費」が最も多く、次いで「生活費」「貯金」が続く。とくに下宿生・寮生では生活費への充当割合が高く、自宅生では貯金割合が相対的に高い。 (ウ) これらを総合すると、アルバイトは学生生活において広く定着し、生活補填、余暇支出、将来への備えという複数の役割を同時に担っている状況が確認できる。 |
(6)アルバイト時間(図表⑮~⑰)

2025年は、アルバイトをしている学生の労働時間分布が中時間帯に再び集中している。これは、時給上昇局面においても、税制上の扶養制限(特定親族特別控除等)による時間調整圧力が相対的に緩和され、「働くなら一定時間」という行動が維持されやすくなった可能性を示唆している。
税制上の扶養制限の緩和は、時給上昇局面における労働時間の抑制圧力を弱める方向に作用したと考えられるが、アルバイトに依存せざるを得ない層の労働時間が縮小したとは言い難く、学生生活の負担軽減という観点からは、効果は限定的である。
そこで、1週間のアルバイト勤務時間を【軽度:0-7H】、【中程度:7-15H】、【高負担:15-23H】、【過重:23H以上】の4象限にわけて授業以外の予習・復習時間と読書時間について、次項以後において調べた。
A) アルバイト時間の影響① 1週間のアルバイト勤務時間別の授業以外の予習・復習時間

1週間のアルバイト勤務時間が長い学生ほど、予習・復習を「全く行っていない(0時間)」割合が高くなる一方、予習・復習を「10時間以上」行っている割合は低下する傾向がみられる。【軽度:0-7H】では、授業以外の予習・復習時間0時間は7.4%だが、【高負担:15-23H】では12.2%、【過重:23H以上)】では21.9%になる。
ただし、予習・復習時間が「0時間超〜5時間未満」の短時間層は、1週間のアルバイト勤務時間にかかわらず一定割合を占めている。
中間的な学習時間層(0時間超〜10時間未満)の割合は、1週間のアルバイト勤務時間別にみても大きな変動はみられない。これは、この層が固定的に存在しているというよりも、1週間のアルバイト勤務時間の増加に伴い、長時間学習層が減少する一方で、短時間あるいは全く行っていない層へ移動する動きが同時に生じ、結果として中間層の構成比が維持されている可能性を示唆する。
B) アルバイト時間の影響② 1週間のアルバイト勤務時間別の読書時間

1週間のアルバイト勤務時間が長い学生ほど、読書をまったく行わない割合が高くなる傾向がみられる。【軽度:0-7H】では、「読書時間0分」が52.2%であるのに対し、【高負担:15-23H】では58.2%、【過重:23H以上)】では63.6%になる。一方で、60分以上の読書を行う層は1週間のアルバイト勤務時間の長短にかかわらず一定程度存在しており、読書行動は「しない層」と「一定時間確保する層」に二極化している可能性が示唆される。
読書時間60分未満の層は、アルバイトなど他の時間制約の影響を受けやすく、1週間のアルバイト勤務時間の増加に伴い読書を行わない層へ移行しやすい。一方で、60分以上の読書を行う層は、1週間のアルバイト勤務時間の長短にかかわらず一定割合で維持されている。
(7)半年間の特別費(図表⑱)
(8)暮らし向き(図表⑲~㉓)



| A. | 暮らし向き 暮らし向きは、長期的にみれば「苦しい方」が急増している状況ではなく、2025年は「楽な方」から「普通」への移行が主な変化である。居住形態別では寮生で「苦しい方」の割合が相対的に高く、生活条件の違いが暮らし向きの認識に反映されている。(図表⑲) |
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| B. | 節約・工夫したい項目 節約・工夫したい費用としては、全体では「外食費を含む食費」が最も多く、次いで「趣味」、「衣料品代」、「教養娯楽費・交際費」が続く。居住形態別にみると、下宿生では食費への集中が強く、さらに「家賃・水道光熱費」といった固定費も相対的に多く挙げられている。(図表㉑) |


| C. | 奨学金受給者の暮らし向き 奨学金の受給形態別に暮らし向きをみると、「給付型のみ」受給者では暮らし向きの改善がみられる一方、貸与型を含む受給者では「苦しい方」の割合が相対的に高い。これらの差は、現在の生活費水準だけでなく、将来の返済負担や生活の見通しといった要素を含めた主観的評価が、暮らし向きに反映されている可能性を示唆している。(図表㉒) 特に、「給付型と貸与型」を併用している学生は、給付型奨学金の対象となる家計条件にありながら、給付額のみでは学費や生活費を十分に賄えず、追加的に貸与型奨学金を必要としている層と考えられる。本調査では、この層において「暮らし向きが苦しい」とする割合が最も高く、奨学金制度上の支援があっても生活の厳しさが解消されていない実態がうかがえる。(図表㉒㉓) |
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2.大学生活・学生の意識
(1)登校日数、キャンパス滞在時間(図表㉔~㉖)



登校日数は年次的に「4~5日」に集中し、2025年では週5日登校が45.1%と最多である。一方、低日数層も一定数残っており、平均登校日数は2019年の4.4日から2025年には4.2日へとわずかに低下している。(図表㉔)
1日のキャンパス滞在時間は、2020年に大きく短縮した後、段階的に回復し、2025年の平均は7.1時間と2019年に近い水準まで戻っている。分布の中心は4~9時間帯で過半を占める一方、9時間以上の長時間滞在層も年次的に増加している。(図表㉕)
2019年と比べると、2025年は「7~8時間未満」の滞在が全学年で大きく減少しており、分布の中心が崩れている。一方、5時間未満の短時間帯や10時間以上の長時間滞の滞在は増加しており、滞在時間分布は再配分が進んでいる。(図表㉖)
登校日数や平均滞在時間は2019年と比較して回復傾向にあるものの、滞在時間の分布構造を見ると、コロナ禍前の状態がそのまま再現されているわけではない。従来、一定の厚みをもって存在していた中程度の滞在時間層は縮小し、短時間滞在と長時間滞在の双方が増加している。このようなキャンパス滞在時間の分布の変化は、大学生活における行動様式の多様化を示唆していると考えられる。
(2)学生生活の充実度と「大学が好き」(図表㉗㉘)
学生生活の充実度は、2020~2021年に一時的な低下がみられたものの、2022年以降は回復し、直近では高水準で安定している。
一方、「大学が好き」とする割合はコロナ禍でも大きな落ち込みはなく、長期的に上昇傾向を維持している。
学生生活の評価と大学への好意は、回復のタイミングや変動幅に違いはあるが、現在はいずれも高い水準にある。
(3)大学生活の重点(図表㉙)

大学生生活の重点は引き続き「勉強や研究」が中心であり、長期的に安定している。また、アルバイトや資格取得など、将来や生活基盤を意識した項目の比重が直近で高まっている。
一方で、「よき友、豊かな人間関係」を重視する割合は近年上昇し、2025年には2016年以降最高となった。部活動・サークルの重視度が回復しきらない一方で、「趣味・推し活」や「よき友、豊かな人間関係」を重視する割合が上昇している。これらの動向をあわせてみると、大学生活における人間関係形成のあり方として、従来想定されてきた組織的な活動への参加よりも、個々の関係性への接続を重視する方向へと、緩やかな変化が生じている可能性がうかがえる。
(4)サークルの所属状況(図表㉚)

サークルへの参加自体はコロナ禍前の水準に回復しており、とくに1年生時点の所属率は高水準にある。一方で、前述のキャンパス滞在時間の分布や大学生活の重点の変化などと考え合わせると、ひとりひとりのサークル活動の方法や内容、関わり方などが変化している可能性がある。
(5)就職について(図表㉛)

就職予定者の就職に関する不安は、「就職できるか」といった入口段階の不安に加え、「自分に向いているか」「仕事を続けられるか」といった自己適性や持続性に関する不安が近年高まっている。とくに低学年では漠然とした不安が強く、学年が進むにつれて職場環境や就業継続への不安へと焦点が移行している。
(6)政治・社会への関心(図表㉜~㉟)

第61回調査は、参議院選挙後に実施されており、政治動向への関心が高まりやすい環境にあった可能性がある。
2025年参議院選挙では、投票率が前回(2022年)を約9ポイント上回った。とくに期日前投票の増加が顕著であり、投票行動の参加拡大と多様化が進んだことが確認できる。
政治の動向に関心がある学生では、関心がない学生に比べて投票参加率が一貫して高い。とくに2025年は、政治関心層において投票行動の拡大が顕著であり、全体の投票率上昇を主に支えている。

3.日常生活
(1)日常生活の中で悩んでいることや気にかかっていること(図表㊱㊲)

2025年は、「生活費やお金のこと」を気にかける割合が、物価高が続く中でも前年差で低下した。一方で、「時間が足りない」「自分の性格や能力」「心身の不調・健康」など、学生自身の生活リズムや心身の状態に関わる項目が大きく上昇している。「専攻・進路」「アルバイト」「恋愛」などの項目も前年に比べて上昇している。
物価上昇局面は引き続いており、前述(「1.学生の経済状況」参照)の通り食費の増加とそれ以外の支出の抑制などの影響が顕著である。しかし、アルバイト収入や給付型奨学金、仕送りの増加などにより学生自身の収支バランスは一定の調整が進んだため、「生活費やお金のこと」に悩む学生が2021年水準に戻ったと考えられる。その一方で、アルバイト就労の広がりなどを通じて、学生生活における時間的余裕や生活負荷への関心が高まっており、関心の重心が「生活費」から「時間不足」や「個人的悩み」へと移行している様子がうかがえる。

(2)大学入学後のトラブル遭遇(図表㊳㊴)
前年差で見ると「アルコールの強要」が0.3→1.2に急増していることに注意すべきである。(図表㊳)
図表㊴は、1年生に絞り、住まい別にトラブル経験を示したものである。下宿生では、自転車事故や訪問販売、近隣住人とのトラブルなど、生活環境や行動範囲の変化に伴うトラブルが相対的に多い。一方、アルバイトの金銭・労働条件をめぐるトラブルは、自宅生でも一定程度みられる。


(3)食事(図表㊵㊶)


食事の摂取率は、昼食・夕食では居住形態による差が小さい一方、朝食では自宅外生で大きく低下している。居住差による食事回数の違いは、主として朝食の欠食に起因していることが示される。
(4)病気・事故(図表㊷)

(5)生成AIの利用状況(図表㊸~㊺)



生成AIの利用は、2023年から2025年にかけて急速に広がり、2025年には利用経験者が9割を超えた。関心段階から実際の利用段階への移行が進んでいることがうかがえる。
生成AIの利用目的は、授業・研究やレポート作成など学修関連が中心であり、翻訳や相談相手など補助的・日常的な用途にも広がっている。
<自由記述欄「生成AIを利用した感想や今後何に利用したいか」>
- 論文発表の準備の時間短縮に繋がった。今後はデータのまとめなどにも使用したい。(国公立・理工系・4年・女性・自宅外)
- 論文検索や要約に非常に役立っていますが、ハルシネーションが時々あるので精度の高いもので研究の補助に使いたいです。(私立・文科系・4年・女性・自宅)
- 論文を読む際に難しい表現があった場合にわかりやすく書き換えて教えてくれるので、論文を読み始めたばかりの今の時期は助けられています。(国公立・4年制医歯薬保健系・3年・女性・自宅)
<要約・翻訳・文章作成などの学習補助>
- 要約や和訳の精度がもっと上がってほしい。将来的には自分が文章を打つ手間が代替できると嬉しい。(国公立・理工系・4年・女性・自宅外)
- 要約などを任せるとある程度は綺麗に出してくれるので助かっている。今後も要約などに利用していきたい。(私立・文科系・4年・女性・自宅)
- 頼りすぎると自らの能力が育まれないので使い方に気をつける必要があると思った。翻訳や英文法の勉強に使っていきたいと思う。(国公立・文科系・1年・男性・自宅外)
- 有料版を使って初めて生成AIが役に立つと感じた。今後は資格勉強や就活を進める上でのスケジュール管理・計画で使いたいと考えている。(国公立・理工系・2年・女性・自宅外)
- 綺麗な文にしてもらった時に、「そんな表現の仕方もあるんだ」と勉強になることもあります。(国公立・文科系・2年・女性・自宅)
- 留学先のメールなど急ぎで正確性が求められる時によく構想を送って文法を修正してもらうのですが、他の人に聞くよりも早いのでとても助かっています。今後も臨機応変に頼りたい。(国公立・文科系・3年・女性・自宅外)
- 留学生なので日本語の文法チェックのため利用しています。(私立・文科系・1年・女性・自宅外)
<プログラミングや理系・医歯薬系の学習補助>
- 例えばプログラミング中など、自力で調べてもどうしても解決できないエラーなどを解決する方法を見つけるのに役立つ。また、単純なタイプミスのようなケアレスミスの発見にも役立つ。全てを丸投げにしていると変な答えが返ってくることが多いが上記のように補助的に使うと便利だと思った。(国公立・理工系・2年・男性・自宅)
- 曖昧な回答を出力することもある。参考程度にプログラミングやExcelなどといった情報の学習に利用したい。(国公立・理工系・2年・男性・自宅)
- 理数系の質問より文系の質問の方が的確に答えてくれる気がする。今後は文章の校閲、長文の要約などに使いたいです。(国公立・理工系・3年・女性・自宅)
- 理系教科の学習には向いていないと感じるので、間違った内容を提出しないようにするために課題やレポート作成には使わないようにしている。しかし、メールの文章を添削してもらったり、旅行プランを立てる際に助けてもらったりはしている。(国公立・理工系・2年・女性・自宅外)
- 理解しにくい疾患の病態生理や治療方法について聞いたり、鑑別疾患などを分かりやすく表にして教えてくれるので、手軽に理解を深めることが出来る。(国公立・6年制医歯薬系・4年・女性・自宅)
<相談・雑談相手、遊びや日常的な使い方>
- 話を聞いてもらうのに友達とかだと、気を使うので、AIだと話しにくい話題(顔やダイエット)についても話せるから良い。(国公立・理工系・4年・女性・自宅外)
- 話し相手がいない時にとても役立っています。時には人間と会話するより有意義な会話もできます。最近ではLINEよりChatGPTをよく利用しており、便利な反面虚しくなります。(国公立・文理融合系・1年・女性・自宅)
- 恋愛相談や音楽の話の相手に利用して、役に立った。今後もこのような方法で利用したい。(私立・文科系・1年・女性・自宅)
- 冷蔵庫の中にある食材でレシピを考えるときに、自分のアイデアではいくつかのパターンにはまってしまう。しかし生成AIを利用すると多視点からアイデアをくれるため、自分の引き出しを多くすることにも有効だと感じている。(国公立・文科系・2年・女性・自宅)
- 旅先での飲食店などのスポットについては、マップの口コミ等と連携して非常に良い解答が得られているので、今後もそうした趣味・余暇の面で使うことが増えると思う。(国公立・理工系・4年・男性・自宅外)
(6)読書時間・勉強時間(図表㊻~㊾)

読書時間は2022年をピークに低下しており、2025年には有額平均・実額平均ともに大きく縮小した。これは「0分(読まない)」層の増加だけでなく、読む学生の読書時間そのものが短くなっていることによる影響も大きい。

1日の読書時間(有額平均)は2016年以降増加し、2022年に平均65分でピークを迎えたが、直近では低下している。2024年に1番多かった分布の「60~120分未満」が、2025年には減少し、短い時間帯の「30~60分未満」が増加した。また読む人の1日あたりの平均時間が1時間を割り56分となるなど、読書時間が短くなっていることがうかがえる。
コロナ禍の2021年に70.7分と大きく伸びた大学での勉強時間は、その後減少したものの、近年は60分前後で推移しており、2019年(48.2分)と比べて高い水準が維持されている。
大学に入ってよかったこと、困ったこと・悩んだこと
~114大学生協の43,411人の自由記入欄より(抜粋)~
<大学に進学してよかった>
- 大学に入学して、学びもコミュニティも拡がったのがよかったです。知らない土地で一人暮らしを始める時、不安でしたが、4年間で楽しかったと思えるように様々な挑戦をさせてもらえたのは良かったなと思います。ただ、一人暮らしで様々なコミュニティに属してる中で自分の居場所が分からなくなってしまい、不安になった時もありました。(国公立・文科系・4年・女性・自宅外)
- サークルや講義に参加していても自分の居場所はここでいいのか不安になることがある。(国公立・4年制医歯薬保健系・1年・女性・自宅外)
- 学生団体やフィールドワーク、ボランティア等で多くの方と出会ったり一緒に活動ができたことで、初めての経験をたくさんすることができ、自身も少しずつ前向きになることができました。悩むよりも動き出すことを大切に、今後も多くの経験をしていきたいと思います。(国公立・文科系・3年・男性・自宅)
- 似た夢を持つ仲間と一緒に勉強できたり、反対に全く異なる夢に向かっている人の考えに触れたり、色んな人との交流ができるので入学してよかったと思いました。(国公立・文科系・1年・女性・自宅)
- 最も良かったと感じることは好きなことについて学べることである。また、似たような趣味を持つ友達ができ、とても楽しい。(私立・理工系・2年・女性・自宅)
- 友達がみんな頑張ろうって環境なので自分も頑張らなきゃ!って気持ちになれるとこがいいです。(私立・4年制医歯薬保健系・1年・女性・自宅)
- 第一希望ではなくとも、同じ志を持ち、切磋琢磨し合える好敵手と出会えたことが、大学に入学してよかったと思える点です。自分一人では続けられない努力も、仲間がいることで刺激され励まし合えるので、成長することができます。 同時に、周りの人たちがとても優秀なため、自分の能力の低さや不甲斐なさに心が折れ、悩むことが何度もありました。(国公立・4年制医歯薬保健系・3年・女性・自宅外)
- 様々な価値観を持つ人と関わる機会が増え、新たな考え方ができるようになったのはよかった。また、高校生の時よりも自由が増え、様々な体験をすることができたこともよかった。(国公立・理工系・4年・男性・自宅外)
- 知らない土地で一人暮らしをできることがよかった。長期休暇が自由に過ごせるため行動範囲を世界に広げることができる。(国公立・文理融合系・2年・女性・自宅外)
- 目標を持って勉学や課外活動に励んでいる人と出会うことができて、良い刺激になっている。一方で、授業内で友人をつくることが難しく、サークル活動以外であまり知り合いがいないことが悩みの種ではある。(国公立・文科系・2年・回答しない・自宅外)
- 様々な地域から学生が集まるので、知見が広がりやすい。(私立・文科系・2年・男性・自宅)
- これからもずっと仲良くしたいと思える友達に出会えた。自分の考えを言語化できるようになってきた。(私立・文科系・2年・女性・自宅外)
- 行動の幅が広がったこと。時間が足りなくなるくらい、毎日あちこち走り回って、たくさんの活動ができていること。すばらしい仲間に出会えたこと。(国公立・文理融合系・1年・女性・自宅)
- 勉学や部活に一緒に励む友人に囲まれて幸せです。ただ、人間関係で悩むことも多いです。(国公立・6年制医歯薬系・5年・男性・自宅外)
- 同じ目標に向かって頑張る仲間がいるからこそ、自分を高めることができる。(国公立・文理融合系・3年・女性・自宅)
- 協力し合えるような友人が、最初はいなくて苦しかった。後々、たくさんの方との出会いがあり、大学内外で様々な経験をすることができ、この大学に入学して良かったと思えた。(国公立・理工系・4年・男性・自宅外)
- 研究室での海外交流など、とても学びや経験が深まる催しを体験できた。また、大学生でいる間は人間関係や余暇の使い方などあらゆる面において自由が効くので、その自由を楽しめ、責任を学ぶ場として、大学生活はとても意義のある時間のように感じる。(国公立・理工系・4年・男性・自宅)
<学びについて>
- 自分の興味に合わせて授業をとったり文理を横断するような内容を学んだりと、入試のためでない学問を勉強できる楽しさに、まだ入門段階だが触れることができたこと。(国公立・文科系・1年・女性・自宅外)
- 同学年、同専攻の学生の多くが授業課題にAIを使用しており、それをよく見たり耳にしたりする。そんな人たちが単位を取得できていることが不満。(国公立・文科系・1年・回答しない・自宅外)
- 大学に入学して自分のやりたいことや興味についてなんとなく入学以前よりつかめている。幅広い専門の講義によって自分の知らない事を知ったり、情報を理解を深めたりすることで、自身の成長を実感できる。(国公立・文科系・2年・男性・自宅)
- 高校までとは全く違う経験や意見を持つ友達ができた。授業で学外の企業や公務員として働いている方の貴重なお話を聞くことができた。興味のある活動に参加しやすい環境である。(国公立・文理融合系・3年・女性・自宅)
- 自分の学部以外の授業も取れるのが嬉しいです。色んな分野を学際的に学ぶことができて、刺激的な毎日を送れています。困っていることは、特別な支援が必要な場合に相談や援助を頼める機関が充実していない(あるいは周知されていない)ことです。私は発達障害があり、何かを学ぶ際に困難が生じることが多いです。(国公立・理工系・1年・女性・自宅)
- 友達がたくさんできたし、目指している分野の専門的なことが学べているのでとても楽しいです。実習がとても不安です。(私立・文科系・1年・女性・自宅)
- 研究室に所属し、自分の興味がある分野で研究ができて、確実に将来に役立つ実感があり、大学に入学して良かったと思っています。(国公立・理工系・4年・女性・自宅外)
- しっかりと自分のしたいことについて学べること。テストが難しいこと。周りのレベルが高いところ。(国公立・4年制医歯薬保健系・2年・男性・自宅)
- 能動的に勉強することの大切さを学べて良かった。第一志望ではない現在の大学に通うことになったが、置かれた場所で咲こうと努力できる環境が整っておりありがたかった。(私立・6年制医歯薬系・6年・女性・自宅)
- 大学に入学してよかったことは、自身の興味を深く掘り下げられる環境ができたことです。これまで漠然と好きだったことを体系的に学ぶ中で、自身が何を大切にしているかを考える機会が増えました。(私立・文科系・4年・女性・自宅)
- 自分から動いたことで他学部の先生と話す機会ができたことは良かったと思います。専門家の方のお話を聞けることが大学の良い部分だと思うのでこれは大学でないとできなかった経験だと思います。また、専門分野などの知識が増えて視界が広がった気がするのもよかったです。(私立・理工系・4年・男性・自宅)
- 自分が知らなかった分野を学ぶことができるし、自分の関心のある分野についてはより深く学ぶことができるので、大学に入ってよかったなと感じる。(私立・文科系・3年・男性・自宅)
- 自分の興味ある分野を学べ、時間に余裕があるので趣味や資格の勉強、自主的な学習に集中できる。(国公立・文科系・1年・男性・自宅)
- 課題が多くまた授業について行くため、アルバイトや遊びに時間を使えない。(私立・文理融合系・1年・女性・自宅)
- 先生方に感謝をしている一方で、教員の人員削減で良い先生方がどんどん出ていかれて、教育の質が下がっているのではないかと懸念しています。これから大学院に進むにあたり、非常に不安視しています。(国公立・4年制医歯薬保健系・4年・女性・自宅外)
- 様々な環境で多様な経験をしてきた人とたくさん関わることができた。他人の価値観や考え方を学び、また様々な学問領域による専門知識を共有できたことがとても有意義に感じている。(国公立・4年制医歯薬保健系・4年・女性・自宅外)
- 大学の授業を通して論理的に考えることができているなと思います。様々な考え方や意見があることも学びになっています。(国公立・文理融合系・2年・女性・自宅外)
<部活・サークルについて>
- サークルで大会に参加したり、活動を行っているときが楽しいです。同じ学科には友人と言える友人がいませんが、そういう時にサークルに所属していてよかったなと感じます。(私立・文科系・3年・女性・自宅)
- 授業以外でもサークルなど交友関係を広げられ、自身の興味の幅を広げることが出来た。チャレンジしやすい環境で、色々なことを楽しめている。(国公立・文科系・3年・女性・自宅外)
- 学生団体やフィールドワーク、ボランティア等で多くの方と出会ったり一緒に活動ができたことで、初めての経験をたくさんすることができ、自身も少しずつ前向きになることができました。悩むよりも動き出すことを大切に、今後も多くの経験をしていきたいと思います。(国公立・文科系・3年・男性・自宅)
- 自分の興味のある分野を学べて、勉強になるサークルでも興味のある分野での技術力を伸ばせている(私立・理工系・2年・男性・自宅外)
- 講義やサークルなどが高校までのそれよりもより主体的かつ専門的になり、自分事として考えることも多いがその分充実していると思う。(私立・理工系・3年・男性・自宅)
- 大学入学してすぐ、カルト団体に入ってしまい誰に相談すればよいかわからなかった。(国公立・理工系・3年・男性・自宅外)
- 目標を持って勉学や課外活動に励んでいる人と出会うことができて、良い刺激になっている。一方で、個人的には授業内で友人をつくることが難しく、サークル活動以外であまり知り合いがいないことが悩みの種ではある。(国公立・文科系・2年・回答しない・自宅外)
- 様々な価値観を持つ友達ができた。またサークルやアルバイトなどでコミュニティができ、充実した生活を送ることができた(私立・文科系・4年・男性・自宅)
- この4年間でボランティアや部活動を通して実力や自信が付き、もっと広い世界を見てみたいと思えるようになった。(私立・文科系・4年・女性・自宅外)
- もちろん、大学での学びも重要であるが、大学外での学びや経験の多さに特に満足している。(国公立・文科系・4年・男性・自宅)
- 沢山の友達や知り合いができた。サークル活動を中心に色々な経験をすることができた。予定を積み込みすぎてしまって、体力的にも精神的にも苦しくなることがある。(国公立・文科系・1年・女性・自宅外)
- 大学に入学して、サークルに所属していることで、これまであまり関わることがなかった先輩と交流するようになって、年上の人との関わり方などを学ぶことができました。(国公立・文科系・2年・女性・自宅外)
- 研究室やサークルといった様々なコミュニティに入り、多様な経験を積めたこと。(国公立・理工系・4年・男性・自宅外)
- 毎日が実験とサークルで充実しすぎています.そのせいで時間が足りません!!(国公立・理工系・2年・女性・自宅外)
<金銭面・奨学金について>
- 物価高で生活費がかかりすぎる。親からの仕送りで生活出来ているものの、仕送りが足りない友人やアルバイトで食いつないでる友人を知っているので、なにかのサポートが必要だと感じる。(国公立・理工系・4年・女性・自宅外)
- 物価上昇に伴い生活が苦しくなっているのを強く感じます。何を買うにも高くなってしまうことで自炊の幅が狭まったり、栄養のあるものを食べられなかったりすることが苦しいです。アルバイトを増やすと時間や体力的な辛さが出てきてしまうので、お金をかけたいところにかけられないこと、時間をかけたいことにかけられないことがすごく大変です。(国公立・文科系・3年・女性・自宅外)
- 食費や光熱費のやりくりには苦戦し、他の大学生はどのように行なっているのかいつも悩みます。(国公立・文科系・3年・女性・自宅外)
- 他大学を経て就職してからの大学生活なので、学問に集中できる環境には毎日充実感を覚えます。ただし、経済的支援(奨学金も借りることができるとはいえ、将来の負担はかなり不安に思いますし、貸与奨学金などの制度も一般入試の学生以外は支援が受けにくい)はもう少し充実させてほしいと感じます。(国公立・文科系・4年・女性・自宅外)
- 学費以外にも教科書代など様々な出費をやりくりするのが大変。大学生活は楽しいが、奨学金を返せるかなど、将来にも不安がある。(国公立・文科系・1年・女性・自宅)
- 親からの金銭的支援がないため生活を潤す為にアルバイトを頑張ったところ、世帯年収が増えて給付奨学金の額が減り、免除されていた授業料も請求され、結局のところ生活が厳しいのは変わらず困っています。(国公立・文理融合系・2年・女性・自宅外)
- 奨学金は借金なのに返せるかが怖いです。(私立・文科系・1年・女性・自宅)
- 奨学金を給付でもらっているのだが、GPA(平均成績)等が下位4分の1になると警告が出る。私の学科は13人しかいない。100人以上いる学科と比べて不利ではないかと困っている。(国公立・文科系・1年・女性・自宅外)
- 定期代が高いことや、片道に3時間かかるために自学時間を十分に確保しにくいことに悩んでいる。また、奨学金を有利子の貸与制でいただいているので、将来の返済に対して不安があり、経済的な観点から大学院に進学するべきか否か悩んでいる。(国公立・文理融合系・1年・女性・自宅)
- 奨学金が少なすぎる、アルバイトしてもお金が足りない。内定先で車が必須で、生活にかかるお金を削るしかなく、週に4から5回ほどバイトしてもお金が足りないので困っている。自分でお金をやりくりするのがここまでキツイと思わず、高校卒業後就職すれば良かったと後悔した。(国公立・文理融合系・2年・女性・自宅外)
- 意外と一人暮らしでお金が必要だった。将来の不安でお金を貯めることを意識し、健康を崩すこともあった。(国公立・理工系・4年・女性・自宅外)
- 学費が高すぎる。奨学金がすべて授業費に行く為、運転免許も取れない。(私立・文科系・2年・女性・自宅)
- 何もかも高額になってきている時代に、安月給で奨学金を本当に返し切れるのかとても不安です。(国公立・文科系・3年・女性・自宅外)
- 学費を賄うためにバイトと勉強を両立することが難しい。(私立・理工系・2年・男性・自宅)
- お金がたくさん必要。奨学金をもらい、授業料も減免されているが、高い参考書、専門書や実習での一人暮らしなどにお金がかかる。(国公立・4年制医歯薬保健系・3年・女性・自宅)
- 授業料の減免を受けていても施設費の支払いがあり、教科書代、定期代が高くて困る(私立・文科系・3年・女性・自宅)
- 奨学金を将来返せるか不安。返すために卒業してからも厳しい生活にならないか不安。(国公立・文科系・2年・男性・自宅外)
- 3人兄弟だが、1人がギリギリ扶養から外れてしまい、給付奨学金の対象とならなかったこと(国公立・文科系・2年・女性・自宅外)
- 悩みは奨学金がもらえなかったことです。親の収入があるとはいえ、親も老後の準備がしたい年齢です。無利子とは言いませんが貸していただけたら家庭全体でゆとりが取れた、私が個人として親への金銭的依存を減らすことができたのにと感じています。(国公立・文科系・2年・男性・自宅外)
- 交通費や授業料を支払うために、1人で奨学金の手続きをしたり、アルバイトに時間と体力を消耗したりするのが大変だった。経済的な支援や、経済的な悩みを相談できる場所や機会がもっとあったら良かったと思う。(国公立・文科系・4年・女性・自宅)
- 交通費が高く、他の食費や家賃を削らなければ奨学金があっても生活が苦しい。(私立・文科系・3年・女性・自宅外)
- クレジットカードが不正利用された時の対応など消費者的な教養を身につけたいと思った。(国公立・理工系・3年・女性・自宅)
<アルバイト>
- 社会経験、アルバイトや学生生活、交友関係で日々新たな学びがあって面白いです。困ったことはサークル費用は一人暮らしで賄えるものではなく、やむを得ずやめたことです。(私立・文科系・3年・女性・自宅外)
- 1人暮しなので生活費を稼ぎながら勉強や課題に取り組むことが大変だなと思っています(私立・理工系・2年・女性・自宅外)
- 社会保険料等の話ですが、20代では学生アルバイトの年収の壁が150万円あるのに、独立生計保持者である30代以上の学生の場合は130万であることに困っています。また、学生控除の適用も、非常に少額の収入に限られるため利用できないため、生活が苦しいことです。(国公立・理工系・4年・女性・自宅)
- 家賃、生活費を全て自分で支払っているため、アルバイトをしても赤字になってしまう。今は、幼い頃から貯めていたお年玉等の貯金で凌いでいるが、今後学年が上がり忙しくなるにつれてアルバイトをする時間があるのかが心配である。(私立・4年制医歯薬保健系・1年・女性・自宅外)
- 新しい交友関係ができたこと、アルバイトなどの社会経験が積めたこと、資格取得に向けた勉学に励むことができること、大学に入ってよかったと感じます。(国公立・文科系・1年・女性・自宅)
- 金銭的な余裕がないアルバイトと勉学の両立が難しい。(国公立・文科系・1年・女性・自宅外)
- お金が足りない。バイト探しが難しい。(私立・文科系・1年・男性・自宅外)
- 勉強や研究を頑張ると時間がなくてアルバイトがしにくくなるのでお金に余裕がない。(国公立・理工系・4年・女性・自宅)
- 課題が忙しすぎてアルバイトが十分にできず苦しいです。(国公立・文理融合系・2年・女性・自宅外)
- 本当に様々な人と関わることができる。部活や授業で歳の違う学生と一緒に活動したり、バイトに参加したことで、自主的に動く力や、新しい環境にすぐ適応できる能力、知らない人とコミュニケーションをとる技術などが、身につきつつあると感じます。(国公立・4年制医歯薬保健系・2年・女性・自宅外)
- 最近闇バイトなど危険なバイトや、職場でのトラブルが多いと聞くので、大学側の組織がアルバイトの斡旋なんかを行ったら安心で面白いのではないかと感じた。(国公立・文科系・2年・男性・自宅外)
- アルバイトができる時間が少なく、課題や勉強を優先しなくてはいけないため、常にお金が足りない。大学周辺のアルバイト先は最低賃金ばかりで、長時間働いても生活に余裕が出ない。(国公立・理工系・2年・女性・自宅外)
<健康管理・体調について>
- 病気になった際に最初どこの病院に行けばいいのかや車も持っておらず公共交通機関も大学まわりは悪いしでどう過ごせばいいのか不安だった。病院選びに非常に時間がかかる。(国公立・理工系・4年・女性・自宅外)
- 学生相談室や、健康保険センターのおかげで、簡単な体の不調について相談できてよかった。(国公立・理工系・4年・男性・自宅外)
- 一人暮らしでインフルエンザになった時、かかりつけ医がおらず病院の予約が取れなかったこと。予約が取れた後も高熱の中1人で歩いて病院に行ったことがあり、その時はとても困った。(私立・理工系・2年・回答しない・自宅外)
- 相談室があったおかげで、メンタルの不調と闘うことができています。ありがとうございます。(国公立・文科系・4年・女性・自宅)
- 一人暮らしで風邪や病気になった時に助けてくれる人がいないのが困った。(国公立・理工系・2年・女性・自宅外)
- 一人暮らしで生活リズムが崩れてしまいがちなので朝起きれずに一限の講義に出られないことが多くある。(私立・文科系・1年・男性・自宅外)
- 学生一人一人が大切にされ、丁寧に指導されていることが一番だと思います。それに、困ったときの教職員や健康相談室の存在が非常に大きかったです。(国公立・文科系・2年・女性・自宅外)
- 通学時間が長く、バイトもしているので睡眠時間がちゃんと取れない日が多い。それの影響か、授業中寝てしまう。(国公立・文理融合系・1年・女性・自宅)
- もうあるのかもしれないけれど、心の相談がいつでも出来る相談室が大学に欲しいです。(国公立・理工系・3年・女性・自宅外)
- 自立した生活ができていると実感した。一人暮らしなので、体調を崩した時が不安だった。(国公立・4年制医歯薬保健系・2年・女性・自宅外)
- 一人暮らしをして、一人で家事をしながら勉強をして、お金を稼ぐことの大変さを知ることができた。ですが、時間がなく、食事や生活習慣がおろそかになり、体調を崩す機会が増えたことに困っています。(国公立・理工系・3年・女性・自宅外)
- 大病や大怪我ではなくて、ちょっとした風邪やインフルの検査などで行けるような診療所や大きくない病院を探すのが、入学したばかりの頃大変だった。(国公立・文科系・4年・女性・自宅外)
- 忙しいので、体調管理が大変だと感じた(国公立・4年制医歯薬保健系・1年・女性・自宅)
- 大学に入ってから病気になったが、その病気に対して合理的配慮を受けられる環境があったことが良かった。病気のために、大学をちゃんと卒業できるか悩んでいる。(国公立・文科系・3年・女性・自宅)
<将来・就職・就職活動について>
- 大学生活の全てが就活を意識したものになってしまっているのが苦しい。(国公立・文科系・2年・女性・自宅外)
- 大学院の進学までの道がよく分からず、試験対策や準備などに困っている。また、教員採用試験と院試のどちらを受けるか非常に迷っている。(国公立・文科系・2年・女性・自宅)
- 私は第一志望ではない大学に入学しましたが,大学の名前は将来にあまり影響しないことが大学で学んでいく中でわかってきたことがよかったと思います.将来大学教員になることを志望していますが,とても難易度が高く,自分程度の能力でなれるものか不安に思っています.(国公立・理工系・4年・男性・自宅外)
- 就活が本当に何も分からなくて怖いです。インターンはどうしたら行けるのかとか、就活のはじめ方とか本当によく分かっていなくてとても不安です。(私立・文科系・2年・女性・自宅)
- 一般企業への就職の情報は出てきますが、病院への就職活動や準備について、2年生後期になっても全く情報がおりてこないのは不安に感じています。(国公立・4年制医歯薬保健系・2年・女性・自宅)
- 就職活動が早期型になっているため、勉学や研究との両立が難しくなっていると思います。(国公立・理工系・3年・男性・自宅)
- 就活をするタイミングがどんどん早まっているので、自分のほんとうにやりたいことを見つける機会が減っていると思います。インターンに参加したいけど授業は休むと落単するからなかなか授業がつまっている早い段階からはいけない状況に困っています。(私立・文科系・2年・女性・自宅外)
- 将来の夢を叶え、その職のスタートラインに立つことができた。(国公立・文科系・4年・女性・自宅)
- 就活の早期化と大学の授業の板挟みで困っている。全部対面授業のため、休むことが難しい。休んでも大学は授業に配慮してくれないし、だからといって面接やインターンをお断りしたら就職に繋がらない。(国公立・文科系・3年・女性・自宅)
- 自分の将来が未だに想像できず、周りの学生は皆順調そうに見えて焦る。(国公立・文科系・2年・男性・自宅)
- 就職課があるため就職活動をする時に何も分からなくてもやり方を示してくれること(私立・理工系・4年・男性・自宅)
- 就職活動時に周囲の動きと比較してしまってつらい時期もあったが、卒業後の進路が決定した今は不安になることもない。(国公立・文科系・4年・女性・自宅)
- 取得できる資格が豊富で入学時には想定していなかった資格も後から追加で取得することができるため、人生設計をする上で選択肢を増やすことができ、良かったなと感じています。(私立・文科系・2年・女性・自宅)
- 従来の講義とインターンシップが被り、さらにはそれを大学側の教授が考慮していただけない(こちらはまだわかります。講義が一番大事ですので)という板挟み状態なのが現状です。どうか今のインターンシップ制度を改変していただけるよう企業側にお話を通していただけませんか。また、インターン先でハラスメントを受けたというお話もよく聞きます。その辺りも重ねてお話いただけると大変ありがたいです。(国公立・文科系・4年・女性・自宅)
- 友人がたくさんできたけど、今までは受験して進学すれば良かったけど学部以降の進路はどうすれば最善なのか分からない。(国公立・理工系・3年・女性・自宅外)
- キャリアセンターで就職支援をしてもらえたこと。とても対応が良く、自己分析も1人でするより、よくできたと思う。(国公立・4年制医歯薬保健系・4年・女性・自宅外)





