UCOM ファスティノ・アキヒト・ヘルナンデス氏 インタビュー

大学と同じミッションを持ち、学生にとっての最善を考え、大学生協と共に歩む

UCOM ファスティノ・アキヒト・ヘルナンデス氏
 
UCOM ファスティノ・アキヒト・ヘルナンデス氏
ファスティノ・アキヒト・ヘルナンデス氏
ファスティノ・アキヒト・ヘルナンデス氏は大学生協USA事務局の責任者であり、インターンシップ、フードサービス、ハウジング関連等のアテンドを通して、大学生協にさまざまな情報提供とサポートを行ってくださっています。
ご自身について、UCOMの目指す事業展開について、多岐に渡るお話を伺いました。

【参加者】

  • ファスティノ・アキヒト・ヘルナンデス氏
    UCOM Inc (大学生協USA事務局)取締役副社長

【聞き手】

  • 全国大学生協連 広報調査部
-CONTENTS

UCOM Inc 大学生協USA事務局設立までの道のり

UCOMの提供するサービス

UCOMの果たす役割

(以下、敬称を省略させていただきます)

UCOM Inc 大学生協USA事務局設立までの道のり

生協との関わり

聞き手:今までUCOMについて大学生協連のホームページで取り扱えていなかったので、丸善さんと大学生協が組んでUCOMを立ち上げ、海外で活動している内容を伝える目的でお話を伺いたいと思っています。

まずUCOMの成り立ちのところですが、実は私が東大生協にいた時に日本から派遣されて、UCOMの設立の瞬間に立ち会っていました。UCOMの設立前のことも含めて、どのようにできたのか教えていただけますか。

 

UCOM私の父親が米軍の基地の中で中学・高校の校長をしていた関係で、私は沖縄で生まれ、日本の血を引いていることから日本語と日本の文化を学んでほしいという両親の希望により、小学校までは首里にある公立の小学校に通いました。しかし成長と共に徐々に英語を忘れたので、中学から高校、大学とアメリカに戻り、大学はUCバークレー校に進学しました。

在学中に県費留学生として琉球大学に1年間留学しましたし、父も琉球大学で教鞭をとっていたこともあり、大学生協との関りは辿っていけばその頃からだなと思いますね。在学中にアメリカに帰らないといけない事情があった時も、生協にいろいろなサポートをしてもらった思い出があります。

大学在学中に起業し、その事業のクライアントに日本テレビとUSAの野村リサーチがあり、いろいろな番組関係のサポートや、企業のコンサルなどをサポートしていて、卒業後にNRIをコンサルとしてサポートさせてもらっている時に、大学生協がクライアントでした。職員がアメリカに来る際のサポートに入って、そこから生協との関係が始まりました。最初は書籍を中心に調達するオペレーションからスタートしました。

 

聞き手:洋書関係の現地調達が中心だったとお聞きしています。

 

UCOM私たちは大手の丸善雄松堂さんがパートナーということで、売れる本は丸善雄松堂さんが当然得意とされています。そのなかで我々が洋書をサポートする理由としては、当時はまだ印刷物が中心でしたので、研究者や先生方、学生さんが研究に必要な見つけにくい本を、我々が外部ネットワークを使って探し出し調達することができたからです。ここはやはり生協らしいところで、売れる本の数字も大事なのですが、そういった細かいところまでサポートするというところを担っていました。

 

新しい事業展開

聞き手:UCOMが洋書中心の事業から新しい事業にシフトしていくきっかけとしては、プリントからデジタルへの移行というのが大きかったのではないかと思うのですが、アメリカの出版状況や市場の変化はどのように感じていましたか。

 

UCOM書籍の場合、オーダーから店頭に置くまでの作業や返本の作業に手間がかかり、労働としてもオペレーションが大きいことと、カーボンフットプリントとしても大きなものになります。今ではもうデジタルが当たり前になりましたが、その当時のアメリカでは業界自体はまだプリント中心で、オプションとしてデジタルだったんですね。その一因はレンタルモデルであり、レンタルすることによってデジタルにシフトしなかったのですが、大きな変化が起きたのはコロナでした。コロナ禍になり、学生がブックストアまで行けなくなった時に、これをデジタルで届けることが一般化しました。

我々は日本が市場ですので、アメリカの変動はレポートしつつも、日本市場は今でも大体ペーパーベースなので、どちらかというと日本側のニーズが変わっていったということが大きいです。コロナにより売り上げが減少し、その構造自体の影響というのが、まずそこに出ました。私たちが洋書中心の事業を続けていたら、おそらく今のUCOMは存在せず、多分この場で私がインタビューを受けることはなかったでしょう。

そこで私のコンサルとしての経験から改めて大学生協を考えた時に、ブックストアだけでなく食や学びや旅行などのセクションがあり、例えばグローバル化というキーワードを基に学生向けのプログラムを何か考えられないだろうかと思いました。そして学生の就活に結びつくような、キーワードとなるコンテンツ、更には学生なので楽しむということも大事ですから、本業の勉学とは別の楽しく学ぶ異文化体験、そういったコンテンツ、プログラムを考え始めました。アメリカの学生が体験したように日本にいる学生が体験できるということをテーマに置くことと、私も一応生協人ということを昔からプライドを持っているつもりですけど、私は生協らしさとは学生の民主によって行うという特殊な組織ということにあると思うので、その組織の中で、我々が学生にグローバルというキーワードを押し付けるだけではなく、肝心の我々がグローバルでなければならないと思っています。ですから、学生をサポートしている生協のチームの方たちにも、グローバルな体験を提供できないかということで、日本以外の同業者たちの活動の中に何か一つでもヒントがあれば、我々のノウハウ、生協のノウハウにつながっていくのかなと思っていますね。

 

UCOMの提供するサービス

学生向けのプログラム

聞き手:現在UCOMでは、日本からアメリカに行く学生のアテンドをしていただくという学生の成長に貢献するお仕事と、アメリカの高等教育のさまざまな情報をまとめてレポートをいただくこと、また生協の役職員がアメリカに行った際に、現地の高等教育の関係者や団体と人的なつながりも含めてアテンドしていただく、大体大きくこの3つに渡るという認識でよろしいでしょうか。

 

UCOM我々のサービスをまとめると、この4つに分けてイメージをしていただけるといいかと思います。

 
UCOM Services
 

まずメインは学生向けに海外で学びながら体験できるプログラムとして、現地に行くことを中心にしています。常に大切にしているポイントはいくつかあるのですが、「学生のためのプログラム」と言うとちょっと格好よくなってしまいますが、我々としては、学生が海外で自国以外の学生達と同じプログラムを体験することによって、異文化やグローバルな環境でのホットな話題に携わることができること。そしてもう一つは、卒業後の進路を見据えた就活につながるコンテンツを見て、自分の中で将来を描きながら、学生向けのインターンシップやショートワークショッププログラムや、通常ではおそらく参加が難しいフロリダディズニーワールド関係のプログラムに現地で参加していただくことです。

学生のオンサイトにフォーカスして取り組んできましたが、先ほどもお話したようにコロナ禍でそれがストップしてしまい、当時はすごく危機感を感じて、眠れない夜が続きました。UCOMとしては最大のピンチであり、これはもう難しい局面に入るなと思ったんですね。で、その時にいくつか、自分で決心を固めたことがあって、一つは事業が難しくなるのであれば、ただ諦めるのではなくやるべきことをやって、いろいろなアイディアを出して、それでもやり尽くした先が悪い結果であったなら、自分としてはそれを受け入れようということ。学生は現地に行かなくても、彼らの学びがストップしたわけじゃないんですよね。学びがストップしないということは、何か別の方法を届けることができるのではないかと、オンラインでの異文化体験やグローバルな学びの体験など、学生にとっていいものというのはオンラインである程度できるのではないかとオンライン学生プログラムを作りました。

また、学生だけでなく我々もグローバルでありたいというところから、職員もオンラインでの学びや体験をしていただけるのではないかと思っていたところ、中四国事業連合さんからアメリカのコロナ対策について質問を受けたことで、コロナ禍のアメリカの大学から実情を説明しプレゼンをしてもらい、iphoneで実際にその中を過ごしてもらうような体験もできたことで3つ目の枠ができました。

もう一つの枠は、我々は書籍がスタートだったので、デジタルブック関連になります。これは当然デジタルブック自体に直接貢献はしていないですけど、アメリカやグローバルで今話題になっているプラットフォーム、デジタルブック、プログラム、大学のデジタル化に関する情報などを含めて、そういった企業や大学との関係を持っているので、今デジタルブックのプラットフォームのベンダーへ参加させていただいています。要は海外での使用例やAIを取り込んだ仕組みなど、進んでいる国々がどのように活用しているのか情報を得て、それを何らかの形で日本の仕組みに変えることができないか情報を探すなどを行っています。

UCOMはどちらかというとコーディネートをする会社です。コンテンツに対してコーディネートして、その情報を入れることですから、アメリカでの大学をサポートする組織、協会と我々は繋がりを持ち、彼らをいわゆるニュースセンターとして、ホットな情報を年間通して取り上げて、それを翻訳して提出しているのが年間レポートになります。そういったコンテンツはどこでも拾えるのではないかと思われますが、実はそこに我々が大学生協のステークホルダーとしていただいていることの重要性があります。UCOMのバックには大学生協があるということは、アメリカのそのような協会にとってはすごく信頼度が上がるポイントで、それによって我々が協会に加盟でき、初めてのやり取りが可能になってきました。ですから提出するレポートというのは、大学生協があるからこそ我々が関係を持てた証になります。

またそういった協会や団体を含めた情報だけではなくて、今我々がサポートさせていただいている、日本の学生がディズニーワールドで5ヶ月間インターシップをするというプログラムがありますが、そのきっかけになったのも、実はアメリカのキャリア協会の総会に参加したことでした。私の隣に座った方がたまたまディズニーの役員の方で、UCOMの説明をしたところ「ディズニー大学って聞いたことがありますか?」と話が進み今に至っているので、大学生協なしにはこの事業はなかったかもしれません。最初は本当に細々と年間10数人の参加者からスタートしたものが、今では年間通して100人近くの学生に参加してもらっています。なので、少しのきっかけでいろいろな学生が海外で可能性を広げることができる、その学生の人生を変えるというのは少し言い過ぎかもしれませんけど、私は本当にそう思ってこのプログラムやコンテンツを届けているつもりです。なので、間違いなく参加した学生は参加後に違う学生で帰っていきますし、就活でもそれを活かせると思います。ただ、今言ったプログラムというのは、先ほどお話したようにオンラインプログラムをスタートしたきっかけである私の想い、海外のホットトピックやグローバルでの学生の就活や文化研究、そういったニーズをベースに作っているのですが、そこにもう一つの別の理由もあります。我々がUCOMで作るプログラムに参加できる学生は、やはりある程度の金銭や時間に余裕のある学生とか、そういったいろいろな条件が重ならないと難しいのが現状です。私としてはフェアに機会を得てもらうためにも、オンライン企画によって海外のコンテンツが自分のPCの中に届き、そこにタッチすることで興味やきっかけを持ち、その先の行動につなげる学生が少しでも増えればと考えています。

 
UCOM ファスティノ・アキヒト・ヘルナンデス氏

いまアメリカでエクティブルアクセス(equitable access)という言葉が盛んに取り上げられていますが、学生生活で考えると平等に学びを体験するという意味になり、私たちの企画で考えると2,000円くらいの金額で、オンライン上のコンテンツを自分のペースで何度でも視聴し、疑似体験ができることになります。また就活に役立つコンテンツという意味でも、ハーバード大学のキャリア就活センター長であるマニーさんという方が行うコンテンツがあるのですが、彼は自分のフリーの時間にハーバードを目指すかは関係なくいろいろな高校や短期大学に行き、キャリアアップに必要な履歴書の書き方や基礎的なことを共有していく、これもエクティブルアクセスに基づくコンテンツと言えるかと思います。

最終的には我々のプログラムを経験した学生が、履歴書やエントリーシートにいわゆる「ガクチカ」の一つとして経験を記入し、面接で語ることができることで、彼らの人生をより良い方向に変えるきっかけを作り、そこに貢献できることに魅力を感じています。いつもそのことを第一に考え、よりよい運営ができるよう努めています。

 

現行シリーズの今後のビジョン

聞き手:stage one、twoと段階を踏むことができるようなプログラムを作っていること、大学生協がUCOMと組んでUCOMのネットワークを通じていろいろな団体や大学との関係性を持つことができていることが、YouTubeとの大きな違いと言えますね。

 

UCOM我々のコンテンツを「YouTubeで見ることができませんか」とよくご質問をいただくのですが、このオンライン国際プログラムは、学生に利用してもらう際にstage oneをクリアしたらtwo、twoをクリアしたらthreeと、ゲーム感覚で学びながら体験してもらうことを目標としています。stage oneでは動画を見てプレゼンテーターと1時間枠でディスカッションができる、いろいろなことが聞ける学びになりますが、実際に海外に行く体験とは違います。stage twoではstage oneでの学びを深めて、オンラインでスピーカーさんを中心としたセミナーを受講していただけます。ここではコストを抑えつつリーダーシップとは何か、学生が自分の意志で働きかける体験ができると思います。実際に現地まで行きディズニーで直接学ぶなど、海外に足を運ぶところにつながるのがstage threeです。stage twoは講師が来日する際に対面のセミナーも考えており、オンラインと対面のハイブリッドな形式を作り上げている段階でもあります。そういった意味で、現在はビジョンを形にすることにフォーカスしています。

現在は音楽や映画、ドラマなどは、アップルミュージックやSpotify、ネットフリックスなど、サブスクリプションでの配信が中心ですので、我々のコンテンツもサブスクリプションのモデルとして考えてもらいたいと思っています。大学に入学したての新入生がstage oneの全てのコンテンツを上手に消化するのは難しいと思うので、学年が上がるにつれて、自分たちに合わせたコンテンツを選ぶことができるように、学生の成長過程とコンテンツがマッチしていくように、我々はstage one、two、threeの仕組みを成功させ、コンテンツを増やしていくことを、このstage シリーズのビジョンとして描いています。

 

青木(UCOM担当職員)1月から携わり、まだ正直なところ100%の理解とは言えないのですが、「学生生活110番」に似ているところがあると感じています。実際に現場の方々にヒアリングしてみると、まだティノさんが今おっしゃったことを理解されてない方が非常に多い印象があります。だからそこをなんとか紐解いて、もう少しうまく認知をしていただければ、もっと活用してもらえるのではないかということと、ティノさんがアメリカにいらっしゃることやいろいろなノウハウを持っておられることから、まだまだいろいろなことができるのではないかという可能性を非常に感じています。僕が入ったことで、営業として何ができるのか、マーケティングの方法や価格を含めて、ティノさんとこれから一緒にやっていこうという想いでいます。

 

UCOMの果たす役割

職員向けのプログラム

聞き手:生協職員の理解を進めることが、今後重要かもしれませんね。そういう意味で今日のようなインタビューの機会を得て、ホームページ上できちんとお伝えすることの重要性を感じています。

私もICBAの総会時にアメリカの大学を訪問して感じたのは、頭で思っていることと実際に体験することは全然違うということでした。実際に行ってみないと分からないことはたくさんありますが、全員が経験するのは難しいので、まずはきっかけを作り広く知ってもらうということ、更にはオンライン上でつながることによって海外でのプログラムを受けてみたいという挑戦を後押しするような環境を作ってあげることに、価値や意義があるのではないかと思いました。

 
UCOM ファスティノ・アキヒト・ヘルナンデス氏

UCOMサポートしている我々もグローバル化が求められていると思いますし、学生の判断を後押しする意味でも、職員向けに同じような体験をstep one、two、threeというプログラムにしました。職員向けのstep oneは、現地でプレゼンしたものに字幕を付けたものを事前に見てもらい、その後オンラインでつなげていきます。ですので、step twoで実際に現地に行った時に、事前にいろいろな話ができているので効率よくプログラムを進めることができます。そして大切なのが帰国してからのstep threeです。実際に行って良い悪いも全部含めて印象に残ったこと、そこから考えたことをアウトプットしていくステップになります。その時に私はテンションを上げてもらうためにホストをしてくくれたアメリカのメンバーに参加してもらいます。彼らは我々のプレゼンを見て意見を出してくれますし、ノウハウが実践する時からクリアできることになります。

今までは限られた人しかstep twoは体験できず、帰国後に他の職員が忙しい業務の合間に話を聞くのは難しかったと思いますが、step oneはオンラインですので、自分の都合の良い時に見てもらうことができます。そして実際に行ったメンバーが発信することで、次世代のメンバーの成長につながるかもしれませんし、育成という意味でのサポートをさせていただきたいと考えています。

 

大学と同じミッションを持つ

聞き手:ホームページは学生だけでなく、生協の職員や役員の方も見ていただくことになるので、参加の意義も伝わると思います。また生協がUCOMと一緒にアメリカとの関係性を作り、職員をステップアップさせようとしていることが伝われば、大学関係者の方々の生協に対する信頼も上がると思います。

 

UCOMICBAという、Barnes&NobleやAmazonなどのチェーン店舗が参加できない、アメリカ国内の大学などの教育機関の独立系書店が加盟するブックストア協会があるのですが、その協会の会長が必ず総会のスピーチで出すフレーズがあります。それは何かと言いますと「大学と同じミッションを持つ」ということです。「ブックストアの役割は、学生とそのサポートが中心だけど、大学に足を運んで、用事がなくても一緒に同じテーブルに座って、いろいろな話をする」ということ。ですから、大学にとってもいい活用法だと思ってもらえれば、当然応援してくれると思いますし、関係性も強くなっていきますし、新たな展開のビジネスモデルの可能性もあると思います。

 

聞き手:生協職員も学ばなければという、そういう強いメッセージを感じますね。

 

佐藤(UCOM担当職員)UCOMが大学生協の子会社であることの意味を、我々自身があまり認識してないのだと思う。世界の動きを理解していれば働く場所は関係ない、そういうグローバルなマインドを組合員さんに持ってもらおうという働きかけは、おそらく親御さん世代より上の人たちはもっと持たなければならないと思います。だけど、別に日本でそんなこと知らなくてもなんとかなると思っている学生さんの割合の方が多いんだよね。でも知ることで可能性が広がるので、海外に目を向けること、行ってみることを考えるのもいいのではないかと、働きかける役割を大学生協はもっと持ってもいいと思うし、これを一番どうやったら果たせるかと考えたときに、UCOMの商品やサービスを大学生協の事業としてどう使うかを、生協職員はもっと考えた方がいいのにねということです。

日本のどこで学んでいてもグローバルな考え方は必要だとすると、そこに一番コミットしやすいのは我々大学生協のはずですよね。だから先生方と一緒のテーブルでそのことを語って、生協のすべきこと大学のすべきことが各々うまく機能するように我々が働きかけることができれば、組合員である学生のためでもあるし、そういう仕事に我々は意義を見出していきたいですよね。

 

UCOMいま佐藤さんが語ってくれた熱意と同じく、我々も関わっているビジネスとは別にそういった想いを伝えることが、ある種、私の仕事の1つでもあると思っています。同じ想いを持つチームが支えてくれることで私は仕事が出来ていますし、日本との時差がないようにやり取りしてくれる経理担当者や、私のイメージを素晴らしい形にしてくれる技術担当者などのすごいメンバーがいるからこそ、私が胸を張っていろいろな企画を進めることができています※1。青木さんも営業として加わってくれ、佐藤さんがさまざまなアレンジを加え、想いを伝えて数字に結びつく道のりを作ってくださり、素晴らしいチームができて、今日インタビューもしていただけています。ですので、プロプラットフォームにおいて当たり前と思っていることは一つもないです。チームとしていつも言っているのは「親元である生協が成功しないとUCOMは成功しない」というミッションと、何か判断をしないといけない時は「我々の都合ではなく学生にとって何が一番よいのか」と思い返すようにしています。大人の都合ではなく学生の都合として見たときに何がベストなのか、その2つを起点に議論し、ベースとしていろいろな判断をしていくようにしています。

※1:UCOM経理・日本プロジェクト窓口:Kosegawa Mami・小瀬川 真実
      UCOM US Project Manager:Yasuhara Yuki・安原由紀

 
2026年4月9日 大学生協杉並会館にて