大学生協事業連合
管理栄養士 高橋亮子
今回、災害時(非常時)を想定して、下記の5つのルールを設けてレシピ提案しています。
簡単に作れること、それでいて災害時(非常時)に不足しがちな食物繊維も補えるよう、根菜・芋・豆・海草を使うことを意識した内容にしてみましたので、是非一度チャレンジしていただければ嬉しいです。
保存に便利な食品を多用していますので、普段から備えておく食品のリストに加えていただければと思います。加えて是非自分好みの嗜好品(フルーツ缶・お菓子・珈琲等)も常備しておくことをお勧めします。これは栄養補給としてというよりも、災害時(非常時)にほっと一息つける精神安定剤としてですが。
大学生協事業連合
管理栄養士 山本哲朗
災害時には、様々な限られた条件の中、料理をしなければならない可能性があります。しかし、その時に必要になってくるのは、特別な技術というわけではなく、野菜を切る、肉を焼く、揚物をする等といった、基本的な調理技術です。
普段から定期的に料理をすることは、調理技術だけでなく、災害時に必要となる計画的に食材を使用する能力も身に着けることができます。
今回の災害レシピは、缶詰や乾物等、災害時でも手に入りやすい食材を使用すること、余分な水分をなるべく使わないこと、そして何より簡単に作れることを意識して作成しています。
普段あまり料理をしない方も、これを機に、キッチンへと足を向けてみてはいかがでしょうか?
油を切ったツナとカレー粉とマヨネーズを混ぜ合わせる。
食パンに1を全面に塗る。
2を半分にカットし、片方にピザ用チーズをのせ、もう片方でしっかりはさむ。
フライパンを火にかけ、オリーブ油を適量のばし、3を載せて弱火で色づくまで焼く。(2分30秒程度)
裏返して片面も同じように焼く。
食べやすいように半分にカットして、上からドライパセリを振る。
フライパンに鯖の水煮、カットトマトを入れ、水を加えて火にかける。
沸騰したら、カレールウを加えて混ぜ、煮溶かす。
(非常時はラップフィルムを貼り付けた)お皿にご飯と2を盛り付け、ドライパセリを上から振る。
にんにくはみじん切りにする。
フライパンに1を入れ、オリーブオイルを加えて炒める。
2にカットトマト、鰯の蒲焼、水、料理酒を加え、沸騰させてからパスタを加える。
3分間程度煮て、水気を飛ばし、塩、ブラックペッパーで味を整える。
(非常時はラップフィルムを貼り付けた)お皿に4を移し、ドライパセリを上から振る。
玉葱は薄切りにしておく。
鍋を火にかけ、めんつゆ、水、玉葱、焼き鳥を加え、玉葱がやわらかくなるまで煮る。
卵を器に割って軽く混ぜ、2の鍋に全体にいきわたらせるように回し入れる。
卵が半熟状になったら火を止める。
丼に(非常時はラップフィルムを貼り付け)ご飯を盛り、上から4をそっと汁ごとのせる。
焼きのりを適当にちぎって5の上にのせる。
鍋に粉かんてん、水を入れ、火にかけて煮溶かし、沸騰してから2分加熱する。
1に砂糖、フルーツ缶の汁を加え、よく混ぜる。
缶から半分量のフルーツをとり、別の器に入れる。
2を缶と器に分け入れる。
固まったら完成。(冷すと早く固まります。)