第4回 全国学生委員会

開催概要

  • 日程:2020年7月18日(土)17:25~19日(日)17:10
  • 場所:大学生協 杉並会館 + オンライン会議システム

議題

0. 地域報告

コロナ禍でも工夫した各地域の取り組みを交流しました。たくさんの「いいね」が飛び交う時間になりました。

★注目した取り組みとポイント★

横浜国立大学生協『横国内マッチング』
新入生も在校生も大学へ行くことができず、誰かと話すということができない状況の中で、交流の輪を広げてほしいという想いから実施した取り組みです。自分の話したい・やりたいこと応募フォームで回答し、マッチングしたらその相手とzoomで交流できる仕組みを作りました。また、SNSで募集された話題を発信し、興味があるテーマに参加することもできます。組合員の願いをつなげ、大学生協をフィールドに実現できた取り組みです。

福井大学生協『ラッシーの販売』
新型コロナウイルスの感染拡大によって取引量の減少した牛乳を飲んでもらおうと食堂でラッシーやコーヒー牛乳プリンを期間限定販売しました。牛乳の消費量が減少し、酪農家が大変な状況であるという社会情勢を踏まえて、消費行動によって課題解決を図ろうとできている点が教訓です。組合員に伝える際には、牛乳の生産者である「大山乳業協同組合」と生産者の状況を伝え、協同組合間での連携も広げることができました。

愛媛大学生協・山口大学生協『協同組合同士の連携』
愛媛大学生協では、愛南漁協さんと大学と三者で連携して、鯛めしや鯛の塩焼きを食堂で提供する「君に愛鯛まつり」を展開しました。また、オンライン講義が中心となり、キャンパスに行かない学生に向けて、鯛を使ったお弁当を下宿先の近くまで配達しました。山口大学生協では、5月末にフードバンクから食料の寄贈を受け、生協を通じて無料配布を行いました。7月上旬には農協よりお米の寄贈を受け、食堂で安価でご飯の提供を行いました。

1. 組合員活動研修セミナー2020総括

2020年2月11日~13日に開催した組合員活動研修セミナー2020の中間総括を行いました。参加した会員生協での持ち帰り状況を共有し、アンケート等も見ながら、セミナーの内容について意見交換をしました。9月の全国学生委員会では最終総括を提案し、2021年のセミナーについて検討します。各会員生協での持ち帰りと実践をサポートし、しっかりと集約していきましょう!

2. 全国学生委員会・目標宣言シート

4-6月期の目標を振り返り、上半期の到達と下半期の課題を共有しました。各地で7-9月期に頑張ることも確認できました。

3. 全国学生委員長セミナー2020

8月26日~27日にオンラインで開催する「全国学生委員会セミナー2020」の作りこみも大詰めです。今回の委員会内では、学びの内容と流れについて最終確認を行いました。また、自大学生協と向き合うための事前課題のお願いも検討しました。大学生協をリードする学生を育成するセミナーを目指します。

4. 新型コロナウイルス感染症を受けて

長引く新型コロナウイルス感染症の影響を、「学生の暮らし・学び」と「生協の経営問題」という2点から考える時間となりました。この状況の中で、連帯組織として各大学生協とともにどのような取り組みができるか考えました。7/20~30に大学生アンケートも実施し、学生の実態を掴み、秋以降の活動に繋げていきましょう!

5. SDGs行動宣言の具体化

全国総会で確認した「SDGs行動宣言」を具体化するための学習資料を発行予定です。今回は、学習の場の広げ方・推進を検討しました。

6. たすけあい奨学財団

この間の各生協での取り組みを確認し、コロナ対応やキャラクターづくりなどの動向を紹介した上で、周知方法を考えました。

7. 分野ラベリング

全国の大学生協で足並みを揃えた分野推進と支援を実現するため、方針や分野に関する考え方を整理しています。その一環として分野のラベリング(分類分け)を検討しました。

8. 2020年度新学期総括と2021年度に向けて

2020年度新学期総括と2021年の新学期活動を取り巻く情勢を確認しました。その上で、各地での準備状況や推進方法について検討しました。

9. 全国学生委員会 上半期総括

全国学生委員会の上半期の到達点について、各ブロックの状況も踏まえて議論しました。特に、アンケートの活用や大学との連携、SDGs、運営参加の場づくり、BKnewsの普及などのテーマを中心に検討しました。

10. 奨学金アンケート

奨学金をめぐる学生の実態を把握し、社会運動を起こすため、11月頃にWebアンケートを実施することを確認しました。

11. ちょっきに選手権

日常生活の中で「ちょっと気になるけど自分は調べるほどではないなぁ」ということを調べてみたら社会とつながっていました選手権の開催と各会員生協への普及方法について意思統一をしました。

12. 平和(戦後75年企画・ヒバクシャ国際署名)

「戦後75年企画」の実施状況について共有し、平和についてのブックリストの作成や特設HPの作成について全国学生委員とともに作ることを確認しました。

13. 学生委員会実態調査

5月に実施した学生委員会実態調査の集約状況を共有し、目的を再確認した上で今後の活用方法を議論しました。

14. 連合会広報・調査活動

今秋に実施する第56回学生生活実態調査の項目案を確認し、各ブロックでの参加呼びかけをしていく必要性について確認しました。