関東大震災から100年

関東大震災とは?

1923年9月1日の正午前、関東を未曾有の大地震が襲いました。推定マグニチュードは7.9で、日本の広い範囲で揺れが観測されました(同じく首都圏を襲った阪神・淡路大震災の約10倍の規模)。10万棟を超える家屋が倒壊し、死者・行方不明者も10万人以上でした。経済被害は当時の国家予算全体の約4倍ともいわれ、近代以降の日本で起きた地震の中でも極めて大きいダメージを与えました。


出典:気象庁ホームページ


出典:気象庁ホームページ

関東大震災から今年で100年の節目を迎えます。この100年の間にも日本各地で様々な災害が発生し、多くの尊い命が奪われました。いつどこで怒るかわからない災害。それは一瞬にして甚大な被害をもたらします。身近な人を、そして自分自身の安全を守るために、この機会に今1度「防災」について見直しませんか?

参照:気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/1923_09_01_kantoujishin/index.html 

ためになるページ

具体的にどのようなことを備えればよいのか、紹介していきます!

今から備えよう!

全国の大学生に向けて「備えておきたいコト」を紹介しています。

〜備えておきたいコト〜

高木 朗義氏インタビュー 高木 朗義氏インタビュー

全国学生委員の防災意識

◎全国学生委員会のとあるお家を紹介します。

〈みんな備えてる?〉
私は防災グッズを柱の近くで頑丈な階段に置いています。内容は、電球、食べ物などです。電球は広い範囲を照らすのに効果的で、避難所に行くまでや夜を過ごすとき用のものです。
食べ物としては、主食となるカンパンと甘さで心を癒すためのりんごの防災食などを用意しております。飽きが来ないように、違う種類の非常食を準備しています。

私の防災バッグのポイントは、衛生管理がしっかりできるものが多く入っているところです。この防災バッグを見直したのががコロナ禍だったこともあり、マスクやハンドジェル等がしっかり入っています。また、写真には入れていませんが生理用のナプキンもしっかり入れています。さらに、保存食は一度食べたことがあるものを選んで入れています。味を知っているからこそ安心して食べられる点もポイントです!

そなエリア東京

全国学生委員会で「そなエリア東京 東京臨海広域防災公園」に行ってきました。東京直下地震が起こって72時間生き延びることができるかということを、実際にブースを回りながら体験しました。また、津波の高さや早さなどの展示を見たり、実際に具体的に備えるもの・ことなど、「きほんのそなえ」の展示も見ることができました。

この施設は令和5年6月30日(金)にリニューアルオープンしており、人それぞれに特性や暮らしがあることから、特徴別の100個の「一人ひとりのそなえ」の展示が新設されました。

防災を考える一つのきっかけとして、このそなエリア東京やお近くの防災施設を訪れてみませんか?

HPもご覧ください!

そなエリア東京
https://www.tokyorinkai-koen.jp/sonaarea/

防災学習のページ
https://sona-area.tokyo/listtop.html

〈みんな備えてる?〉
改めて地震の恐ろしさ、減災・防災することで助かる可能性が出てくることについて感じた。ポリ袋や水、タオルなどの備蓄品や災害時の移動方法など、具体的な手法として学び直すことができました。また、ネットショッピングたくさんする人はプチプチなどが溜まっていくと思いますが、それが寒さ緩和などの備えになることなど、一人ひとりの備えもあるんだと気づきました。