『izumi』へ寄せられた、感想、意見など……。
★小説を読んでいるだけでは著者の性格や考え方などをイメージすることしかできないけれど、本誌の「座・対談」を読むことで実際に何を考えているのかを垣間見ることができるので非常に面白いです。また、前回も今回もそうですが、本誌は少数精鋭で頑張って作っているのが伝わり、長く続いてほしいと応援したくなります! また、自分と同じ大学生がどのような文章を書くのか、何を考えているのかを知ることができて自分も何かやってみようかなと活力ももらっています。
★直木賞を受賞した万城目学さんのインタビューを読めてとてもうれしかったです。特に、『八月の御所グラウンド』について万城目さんが語った「そろそろ客観的に『加害』の方も同じバランスで見ていっても良い時期にきているのではないか」という言葉に深く共感し(むしろ日本社会の加害性の認識は遅すぎるくらいなのではないかと思い)ました。学徒出陣を決めた際の当時の大学や世間の「壮烈に戦死者を出すこと=お国のために役立っている」という雰囲気を、万城目さんがインタビューで「全部が間違っている」と言い切ってくださったのがとても良いなあと思いました。かつて京都で無念を抱えながら亡くなっていった死者たちと、未来を、可能性をいっぱいに抱えた若者の人生が交錯するこの物語を書き、それが直木賞も受賞したというのは何かしらの運命のようなものを感じます。(万城目作品を読みすぎているのかもしれませんが……(笑)。(一部抜粋)
★読書マラソンのコメントカードについてのエッセイが興味深かったです。コメントを共有し合うことで「人生の足りない部分が補われ、自分の世界が広がっていく」という田中さんの考え方がとてもすてきだと感じました。読書後に感想を言語化してアウトプットすることをこれからも続けていきたいと思います。
★パレスチナ問題について関心はあったけれど、時系列など理解できていなかったので改めて考える良い機会になりました。作家の方のインタビューなど読みごたえばっちりで本好きとして興味深かったです。
★大学生協でお菓子を買った際レジ前に置いてあったこの冊子に惹かれ、本日初めて読ませていただきました。私は人並み程度に読書が好きですが、知らない本や興味深く、新しい価値観に出会える本がたくさんあることを知り、ワクワクする気持ちを味わうことができました。次回号もぜひ手に取らせていただきたいと考えております。ありがとうございました。
★読書・本にまつわるエッセイが多種掲載され、楽しんで読めました。特に作家さんへのインタビュー記事が興味深く、これからも様々な作家さんのお話を読みたいです。
★春休みの短期留学を終え、無気力状態が続いていた私に、『izumi』はまた本の楽しみを教えてくれました……! ありがとうございます。またコメントカードも書きたいと思います。
★もっと早くに出会いたかった雑誌です。私の全く知らない作品がたくさん載っていて、それが一つ一つ丁寧に説明されていてわかりやすかったです。私は映画が好きなので、ぜひ映画雑誌などの作品も特集してほしいです。
★3月末に地元の福井マラソンに参加しました。ハーフ地点から足が痛くて歩いてしまいましたが無事時間内にゴールできてよかったです。
★ここ一年ほど、自分の興味のある本をじっくり読む時間が取れていない。あまりに寂しいため、一週間のスケジュールの内に読書の時間を設定する事にした。『読書のいずみ』で紹介されている本に、面白そうな本が沢山あった。どの本から読み始めようか、今から楽しみだ。
※斜体の投稿者名は、ペンネームです。
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