大学生協PICK UP!一般書ベスト10

全国の大学生協450店舗の売上げデータより、新刊とロングセラーの一般書の中から、10月に大学生の間でよく読まれた上位10作品をご紹介します。
データ抽出期間:2024年10月
 
  • 阿部幸大
    『まったく新しいアカデミック・
     ライティングの教科書』

    光文社/定価1,980円(税込) 購入はこちら >人文学の論文執筆に必要な基礎知識と技術が大学教育で十分にカリキュラム化されていないことを指摘し、論文が成立するための条件、各段階で求められる達成度、そのためのトレーニング方法、そして人文学の論文を書く目的について述べる。本書は期末レポートからトップジャーナルまで、「独学で書く」ためのすべてを網羅する。

     
  • 朝井リョウ
    『生殖記』
    小学館/定価1,870円(税込)購入はこちら >とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ていた。体組成計を買うため―― ではなく、寿命を効率よく消費するために。この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積である。

     
  • 星野源
    『いのちの車窓から 2』
    KADOKAWA/定価1,540円(税込)購入はこちら >笑顔の裏で抱えていた虚無感、コロナ禍での毎日、進化する音楽制作、大切な人との別れ、出会いと未来、愛おしい生活について。約7年半にわたる星野源の日々と創作、周囲の人々。その思考と「心の内側」を真っ直ぐに綴ったエッセイ集。
     
 
  • 戸田山和久
    『最新版 論文の教室』
    NHK出版/定価1,540円(税込)購入はこちら >主人公は作文のヘタな大学新入生。彼のダメ論文が「Aプラス論文」へ改善するまでのプロセスを追いながら、論文の基本からアウトラインの作り方、草稿のまとめ方、仕上げ方までを伝授する。主張の説得力を高めるための「論証」のテクニックを分かりやすく解説。

     
  • 宮島未奈
    『成瀬は天下を取りにいく』
    新潮社/定価1,705円(税込)購入はこちら >「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るという。さらにはM―1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない!

     
  • 背筋
    『口に関するアンケート』
    ポプラ社/定価605円(税込)購入はこちら >背筋(せすじ):「近畿地方のある場所について」(KADOKAWA)で2023年にデビュー。同作が「このホラーがすごい! 2024年版」にて1位に。近著に「穢れた聖地巡礼について」 (KADOKAWA)など。
     
 
  • エルンスト・H.ゴンブリッチ
    『美術の物語 ポケット版』
    河出書房新社/定価4,389円(税込)購入はこちら >全世界800万部超の大ベストセラー。絶賛の美術書、待望のコンパクトサイズ。洞窟壁画から現代美術まで美術の流れが驚くほどわかりやすく、入門書にして決定版。カラー図版多数収録。

     
  • 青木隆幸
    『蘇州版画』
    勉誠社/定価3,520円(税込)購入はこちら >芸術文化の古い歴史を持ち、経済的繁栄をきわめていた17、18世紀の中国・蘇州市に生まれた「蘇州版画」。近年新たな発見や蒐集が進み、内外で学際的な関心の対象として注目を集めている。中国版画史を突出して彩るその歴史と世界的広がりを、国内外の第一線の論者が多数の図版を交えて明らかにする。

     
  • 宮島未奈
    『成瀬は信じた道をいく』
    新潮社/定価1,760円(税込)購入はこちら >成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべくして育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!? 
     
  • 岡本健
    『VTuber学』
    岩波書店/定価3,740円(税込)購入はこちら >VTuberは、インターネットとコンテンツの試行錯誤の結晶であり、情報社会の進展に伴う可能性や課題を反映する存在。本書は気鋭の執筆者陣が、多角的な視点からVTuberを考察する。
     

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