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大学生協PICK UP!年間文庫ベスト10
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全国の大学生協450店舗の売上げデータより、新刊とロングセラーの文庫の中から、『読書のいずみ』が独自に選書。2024年に大学生の間でよく読まれた上位10作品をご紹介します。
データ抽出期間:2024年1月〜12月
ガブリエル・ガルシア=マルケス〈鼓 直=訳〉
『百年の孤独』
新潮文庫/定価1,375円(税込)
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蜃気楼の村マコンドを開墾しながら、愛なき世界を生きる孤独な一族、その百年の物語。錬金術に魅了される家長。いとこでもある妻とその子供たち。そしてどこからか到来する文明の印……。目も眩むような不思議な出来事が延々と続くが、予言者が羊皮紙に書き残した謎が解読された時、一族の波乱に満ちた歴史は劇的な最後を迎えるのだった。
外山滋比古
『新版 思考の整理学』
ちくま文庫/定価693円(税込)
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アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには? 自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。大学生協、超ロング・ベストセラー。
國分功一郎
『暇と退屈の倫理学』
新潮文庫/定価990円(税込)
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「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう。
辻村深月
『傲慢と善良』
朝日文庫/定価891円(税込)
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婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品。
ダニエル・キイス〈小尾芙佐=訳〉
『アルジャーノンに花束を 新版』
ハヤカワ文庫/定価1,320円(税込)
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幼児なみの知能のため、みんなからバカにされてきたチャーリイ・ゴードン。頭がよくなる手術を受けた彼は、ついに天才へと変貌する
――
知を求めさまよう青年がやがて知る、ほんとうの愛とは? 心の成長を描く不朽の名作。
朝井リョウ
『正欲』
新潮文庫/定価935円(税込)
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息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繋がりは、“多様性を尊重する時代” にとって、ひどく不都合なものだった。読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。
浅倉秋成
『六人の噓つきな大学生』
角川文庫/定価814円(税込)
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成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。だが、本番直前に課題の変更が通達される
――
伏線の狙撃手・浅倉秋成が仕掛ける、密室の心理戦。新世代の青春ミステリ。
劉慈欣〈大森望、光吉さくら、ワン・チャイ= 訳〉
『三体』
ハヤカワ文庫SF/定価1,210円(税込)
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文化大革命で父を惨殺され、人類に絶望した科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。彼女はある日謎めいた軍事基地にスカウトされるが、そこでは人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが極秘裏に進行していた……。
夏目漱石
『こころ 改版』
新潮文庫/定価473円(税込)
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鎌倉の海岸で、学生だった私は一人の男性と出会った。不思議な魅力を持つその人は、“先生”と呼んで慕う私になかなか心を開いてくれず、謎のような言葉で惑わせる。やがてある日、私のもとに分厚い手紙が届いたとき、先生はもはやこの世の人ではなかった。
杉井光
『世界でいちばん透きとおった
物語』
新潮文庫nex/定価737円(税込)
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衝撃のラストにあなたの見る世界は「透きとおる」。大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人との間には子供までいた。それが僕だ。宮内の長男からの連絡をきっかけに遺稿探しが始まる。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。
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