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大学生協PICK UP! 文庫ベスト10
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全国の大学生協350 店舗の売上データより、新刊とロングセラーの文庫の中から7月に大学生の間でよく読まれた上位10 作品をご紹介します。
データ抽出期間:2019年7月
新海誠
『小説天気の子』
角川文庫/本体600円+税
新海誠監督の2019 年新作アニメーション映画『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語。監督みずから執筆した原作小説。
米澤穂信
『いまさら翼といわれても』
角川文庫/本体680円+税
夏休み初日、折木奉太郎に<古典部>部員・伊原摩耶花から電話がかかってきた。合唱祭の本番を前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する——表題作を含む全6篇収録。
太宰治
『人間失格』
新潮文庫/本体280円+税
恥の多い生涯を送って来ました——生への意志を失い、廃人同様に生きる男が綴る手記を通して、自らの生涯の終りに臨んで、著者が内的真実のすべてを投げ出した傑作告白体小説。
湊かなえ
『絶唱』
新潮文庫/本体550円+税
誰にも言えない秘密を抱え、四人が辿り着いた南洋の島。ここからまた、物語は動き始める。湊さん自身が青年海外協力隊で赴任した南洋の島トンガを舞台に喪失と再生を描く号泣ミステリー。
朝井リョウ
『何様』
新潮文庫/本体670円+税
光太郎が出版社に入りたかったのはなぜなのか。理香と隆良の出会いは? 瑞月の父に何があったのか。拓人を落とした面接官の今は……。「就活」の枠を超えた人生の現実。『何者』アナザーストーリー。
誉田哲也
『疾風ガール』
光文社文庫/本体648円+税
柏木夏美19 歳。ロックバンド「ペルソナ」のギタリスト。いよいよメジャーデビューもという矢先、敬愛するボーカルの城戸薫が自殺してしまう。体には不審な傷。彼の名前は偽名……。夏美は、薫の真実の貌を探す旅へと走り出す。
恩田陸
『蜜蜂と遠雷 上・下』
幻冬舎文庫/本体(各)730円+税
俺はまだ、神に愛されているだろうか? ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作! 第156 回直木三十五賞受賞作。
伊坂幸太郎
『火星に住むつもりかい?』
光文社文庫/本体780円+税
仙台を取り締まる「平和警察」の管理下、住人の監視と密告によって「危険人物」と認められた者は、衆人環視の中で刑に処されてしまう。不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは、全身黒ずくめの「正義の味方」、ただ一人。
サン= テグジュペリ<河野万里子= 訳>
『星の王子さま』
新潮文庫/本体480円+税
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった……。
外山滋比古
『思考の整理学』
ちくま文庫/本体520円+税
アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには? 自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。大学生協、超ロングベストセラー。
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