リレーエッセイ
戸松 立希(いずみ委員・慶應義塾大学)

P r o f i l e
戸松 立希(とまつ・たつき)
慶應義塾大学文学部3年。
ピアノとベースを弾くのが大好きです。クラシック以外にもJ-POP や洋楽をざっくばらんに聞いています。筋トレも大好きですが、最近はジムに行けてないのでちょっと太り気味? ニュージーランドで心も身体もビッグになれるよう頑張ります!

  はじめまして! 慶應義塾大学3年の戸松です。トマツという苗字を初めて聞く人も多いのではないでしょうか。よく初対面の人にはコマツさんと呼ばれてしまいます。戸松遥さんという有名な声優さんがいらっしゃるので、アニメ好きな人にとっては覚えやすい苗字だそうですが。大学では文学部の美学美術史学専攻に所属していて、主に音楽や美術といった芸術分野を学んでいます。ここだけの話、卒業証書には「学士(美学)」と書かれるらしいのです。美しい学問。なんだかカッコイイですよね。
 さて、最近の趣味として皆さんにご紹介したいのは、ひとり旅です。2年生の時に、青春18きっぷで東北を廻って以来、ポーランド、四国、関西、九州……というように、まとまった休みが取れる度にどこかに行っています。前号でポーランド旅行記を掲載していただきましたが、最近は国内旅行がメインです。意外と日本の中でも自分が知らない土地がこんなにあるのか……と驚きの連続です。ひとり旅で僕が1番楽しいなと思うのは、ゲストハウスで一緒の部屋になった人やスタッフさんと話すことですね。よく外国人もいらっしゃいます。「どちらからいらしたのですか」とか「この付近でおすすめのスポットはありますか」という簡単な挨拶だけでも会話が弾むので面白いものです。少し寂しがりやだからかもしれませんが、個室に泊まるよりも誰かと一緒の部屋で寝る方がなぜか気持ちが落ち着くのです。
 最近旅行した中でオススメだったのが、大分県の別府。ここは湯けむりが立ち上る温泉の町で、1回100 円から入れる昔ながらの銭湯が並んでいます。 明礬 みょうばん 鉄輪 かんなわ という2つの温泉街が有名で、前者は酸性が強め、後者はアルカリ性が強め、というようにタイプが大きく分かれています。ゲストハウスのスタッフさんにオススメされた通りに2つの温泉街を巡った後、ポカポカした身体で大分名物の冷麺をすすってみると、なんとも気持ちが良い! 別府はよく芸能人も来られるそうで、美容にもかなり効果があるそう。泥や硫黄の混じった温泉の臭いはかなりクセが強かったものの、東京に戻る頃にはお肌がツルツルになっていました。次に旅行する時は、中国地方か北海道に行こうと思っているところです。
 実は2月から交換留学でしばらくニュージーランドに行きます。もともと英語が苦手だった自分にとってはかなりの挑戦なのですが、精いっぱい楽しめることを期待しています。それではまた!
 

次回執筆のご指名:畠中美雨さん

162号では「読書日記」の執筆を担当。4月からは大学院生になるという畠中さん。最近の楽しみを教えてください。(編集部)

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