大学生協PICK UP! 一般書ベスト10

全国の大学生協450店舗の売上げデータより、新刊とロングセラーの一般書の中から、10月に大学生の間でよく読まれた上位10作品をご紹介します。
データ抽出期間:2020年10月
 
  • 森見登美彦〈上田誠=原作〉
    『四畳半タイムマシンブルース』
    角川書店/本体1,500円+税
    水没したクーラーのリモコンを求めて昨日へGO! タイムトラベラーの自覚に欠ける悪友が勝手に過去を改変して世界は消滅の危機を迎える。そして、ひそかに想いを寄せる彼女がひた隠しにする秘密……。ヨーロッパ企画の上田誠と森見登美彦、互いの代表作がひとつになった、熱いコラボレーションが実現!
  • ユヴァル・ノア・ハラリ〈柴田裕之=訳〉
    『緊急提言 パンデミック』
    河出書房新社/本体1,300円+税
    コロナによるパンデミックが最初に吹き荒れた2020年春、英米の有力紙に掲載された記事と緊急インタビューを日本オリジナル編集でまとめたハラリのコロナ論。本質を突いた警告と提言。
  • 読書猿
    『独学大全』
    ダイヤモンド社/本体2,800円+税
    正体不明、博覧強記の読書家であり、独学の達人である読書猿が書いた「勉強法の百科事典」。ギリシア哲学から最新の論文まで、あらゆる「知の先人」から学んだ内容を、著者独自の視点で55の技法にまとめている。本の読み方、挫折の乗り越え方、時間の作り方……勉強はこの1冊でOK ! 独学者のバイブル誕生。
 
  • 池井戸潤
    『半沢直樹 アルルカンと道化師』
    講談社/本体1,600円+税
    東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとに、とある案件が持ち込まれる。大手IT企業ジャッカルが、業績低迷中の美術系出版舎・仙波工藝社を買収したいというのだ。大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づく。有名な絵に隠された「謎」を解いたとき、半沢がたどりついた驚愕の真実とは——。
  • 山本 尚
    『日本人は論理的でなくていい』
    産經新聞出版/本体1,400円+税
    ノーベル受賞者たちは日本的感覚の持ち主だ。全国紙すべてが報じたノーベル賞候補で、77 歳現役科学者が初めて語る日本人論と発想法。
  • 岸見一郎・古賀史健
    『嫌われる勇気』
    ダイヤモンド社/本体1,500円+税
    「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊。アドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示する。
 
  • デビッド・A・シンクレア他〈梶山あゆみ=訳〉
    『LIFE SPAN』
    東洋経済新報社/本体2,400円+税
    人類の若さを左右する長寿遺伝子とは?いつまでも若く健康でいるために今すぐできることとは? 山中伸弥教授の発見が、なぜ若返りを可能にするのか? 「病なき老い、老いなき世界」における人生戦略とは? 最先端科学とテクノロジーが老化のメカニズムを解明する。
  • 村上春樹
    『一人称単数』
    文藝春秋/本体1,500円+税
    短篇小説は、ひとつの世界のたくさんの切り口だ。6年ぶりに放たれる、8作からなる短篇小説集。表題作「一人称単数」は書き下ろし。
  • 住野よる
    『この気持ちもいつか忘れる』
    新潮社/ [CD付・先行限定版]本体1,700円+税
    平凡な日々に飽き飽きとして生きる高校生のカヤ。16歳の誕生日を迎えた直後、深夜のバス停で出会ったのは爪と目しか見えない異世界の少女だった。真夜中に邂逅を重ねるうち、互いの世界に不思議なシンクロがあることに気づき、二人は実験を始める—。ああ、俺は、あの子の、英雄になれるじゃないか。住野よる、初の恋愛長篇。
 
  • ブレイディみかこ
    『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
    新潮社/本体1,350円+税
    優等生の「ぼく」が通う元・底辺中学は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。落涙必至の等身大ノンフィクション。

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