ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2
ブレイディみかこ/新潮社 定価1,430円(税込)
新型コロナでイベントはすべて中止して困っていたリーダーズネットワークに、新潮社のみなさんから素敵な時間をいただきました。参加者は12名の大学生と新潮社の3名の方々、岡田明久さん(営業部)、佐藤舞さん(プロモーション部)、堀口晴正さん(ノンフィクション編集部)です。
みなさんはブレイディ・みかこさんの著書『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に携わられているということで、出版という仕事について学生が質問する懇談会を前半に、刊行されたばかりの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』の読書会を後半に行いました。
懇談会では、社内で異なる部署のメンバーが「この本をたくさんの人に届けたい」という共通の想いでどのように仕事をされているのかをリアルに聞け、本や仕事に対する愛と誇りを強く感じて自分自身の本への想いを見直しました。
後半の読書会は、コロナ禍で貴重な読書会であるだけではなく、『ぼくイエ2』を作り上げた皆さんと語り合うことに大きな喜びを感じました。みなさんと感想を話し合う中で、本の読み方は一つではないということに改めて気づかされました。ブレイディさんの視点で読んでいる人。息子の「ぼく」に子ども時代を重ね、親に学校のことを話している視点で読んだという人。少し離れて映画を見ているような感覚で全員に共感して読んでいる人。めいめいが自由な読み方をしながら、「チームブレイディ」のみなさんの本への想いを共有し、深めることができた貴重な時間でした。
新潮社のみなさま、ありがとうございました。『ぼくイエ2』がより多くの人の手に取られるようリーダーズ一同、心より応援しております。
文:井口 愛彩(横浜国立大学3年「友藏」メンバー)
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