座・対談「インタビュアーによる 温 又柔さん著書紹介」
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『真ん中の子どもたち』
集英社/本体1,300円+税
ミーミー、玲玲、舜哉は、台湾・中国にルーツを持ちながら日本で育った。どこでも「ふつう」になれない3人は、留学先の上海で身を寄せ合いながらそれぞれの世界を切り開いていく。
『来福の家』
白水社Uブックス/本体1,400円+税
台湾人の両親から生まれて、日本で育って、あの子の「ふつう」はどんな形をしているのだろう? 国と言葉の「ふつう」を探す少女たちの、どこか冒険に似た毎日を描いた2作を収録。
『台湾生まれ日本語育ち』
白水社/本体1,900円+税
台湾人の両親の間に生まれ、3歳から日本で育った温さんの日常は、私の日常とは確かに違う。選挙、永住権、台湾への旅行、読書や姪の誕生……自分の「ふつう」が揺らぎだすエッセイ集。
『空港時光』
<『文藝』2017年冬季号収録>
河出書房新社/本体1,300円+税
「ふつう」に悩む誰かの一方で、「ふつう」でしか在れない誰かもいる。「ふつう」じゃない誰かと、その周りの誰かによる10個の物語。「ふつうでわるかったな」と叫んだっていいんだ。
P r o f i l e

温 又柔(おん・ゆうじゅう)
1980年、台湾・台北市生まれ。3歳の時に家族と東京に引っ越し、台湾語混じりの中国語を話す両親のもとで育つ。
2009年、「好去好来歌」ですばる文学賞佳作を受賞。11年、『来福の家』(集英社、のち白水Uブックス)を刊行。13年、音楽家・小島ケイタニーラブと共に朗読と演奏によるコラボレーション活動〈言葉と音の往復書簡〉を開始。同年、ドキュメンタリー映画『異境の中の故郷——リービ英雄52年ぶりの台中再訪』(大川景子監督)に出演。15年、『台湾生まれ 日本語育ち』(白水社)を刊行。同書で第64回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。CD付作品集『わたしたちの聲音』(SUNNY BOY BOOKS)も発売中。
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