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大学生協PICK UP! 一般書ベスト10
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◆全国の大学生協450店舗の売上げデータより、新刊とロングセラーの一般書の中から、10月に大学生の間でよく読まれた上位10作品をご紹介します。
データ抽出期間:2021年10月
ブレイディみかこ
『ぼくはイエローでホワイトで、
ちょっとブルー 2』
新潮社/定価1,430円(税込) 中学生の「ぼく」の日常は、今も世界の縮図のよう。授業でのスタートアップ実習、ノンバイナリーの教員たち、音楽部でのポリコレ騒動、ずっと助け合ってきた隣人との別れ、そして母の国での祖父母との旅─“事件”続きの暮らしの中で、少年は大人へのらせん階段を昇っていく。
伊坂幸太郎
『ペッパーズ・ゴースト』
朝日新聞出版/定価1,870円(税込) 少しだけ不思議な力を持つ、中学校の国語教師・檀と、女子生徒の書いている風変わりな小説原稿。生徒の些細な校則違反をきっかけに、檀先生は思わぬ出来事に巻き込まれていく。伊坂作品の魅力が惜しげもなくすべて詰めこまれた、作家生活20年超の集大成!
東野圭吾
『透明な螺旋』
文藝春秋/定価1,815円(税込)房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。「愛する人を守ることは罪なのか」──ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。
岸見一郎・古賀史健
『嫌われる勇気』
ダイヤモンド社/定価1,650円(税込) 「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊。アドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示する。
ルトガー・ブレグマン<野中香方子=訳>
『Humankind
希望の歴史 上・下』
文藝春秋/定価(各)1,980円(税込) 近現代の社会思想は、“性悪説”で動いてきた。また“性悪説”を裏付けるような心理学実験や人類学の調査がなされてきた。だが、これらは本当か。著者は、“暗い人間観”を裏付ける定説の真偽を確かめるべく世界中を飛び回り、関係者に話を聞き、エビデンスを集めたところ意外な結果に辿り着く──。
岸 政彦=編
『東京の生活史』
筑摩書房/定価4,620円(税込) 「150人が語り、150人が聞いた、東京の人生」。いまを生きる人びとの膨大な語りを一冊に収録した、かつてないスケールで編まれたインタビュー集。
ブレイディみかこ
『他者の靴を履く』
文藝春秋/定価1,595円(税込) 「わたしがわたし自身を生きる」ために─エンパシー×アナキズムが融合した新しい思想的地平がここに。“負債道徳”、ジェンダーロール、自助の精神……現代社会の様々な思い込みを解き放つ! 〈多様性の時代〉のカオスを生き抜くための本。
宇佐見りん
『推し、燃ゆ』
河出書房新社/定価1,540円(税込) 逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し──。第164回芥川龍之介賞受賞作。
町田そのこ
『52ヘルツのクジラたち』
中央公論新社/定価1,760円(税込) 自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる。町田そのこ初の長編作品にして、2021年本屋大賞1位。
雨穴
『変な家』
飛鳥新社/定価1,400円(税込) あの「【不動産ミステリー】変な家」にはさらなる続きがあった!! 謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋──間取りの謎をたどった先に見た、「事実」とは!? 本書で全ての謎が解き明かされる!
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