大学生協PICK UP! 新書ベスト10

◆全国の大学生協450店舗の売上げデータより、新刊とロングセラーの新書の中から『読書のいずみ』が独自に集計。4月に大学生の間でよく読まれた上位10作品をご紹介します。
データ抽出期間:2023年4月
 
  • 木下是雄
    『理科系の作文技術』
    中公新書/定価770円(税込) 購入はこちら >物理学者の著者が、理科系の研究者・技術者・学生のために、論文・レポート・説明書・仕事の手紙の書き方、学会講演のコツを具体的にコーチする。文のうまさに主眼を置いた従来の文章読本とは一線を画し、ひたすら「明快・簡潔な表現」を追求。文系の人にも支持されている不朽の文章入門。

     
  • 中畑正志
    『アリストテレスの哲学』
    岩波新書/定価1,166円(税込) 購入はこちら >思想界では近年一段と脚光を浴びる一方で、一般には時代遅れのイメージが付きまとうアリストテレス。本書はこの懸隔に架橋すべく、彼が創出した〈探究と知の方法〉を示したうえで、人間、社会、自然を貫く議論の全体像と核心を明らかにする。

     
  • 駒村圭吾
    『主権者を疑う』
    ちくま新書/定価1,012円(税込)購入はこちら >「最終的に決めるのは主権者たる国民の皆様です!」しかし主権とは何で、主権者とは誰なのか?  恐怖と期待に満ちた“取扱い注意”の概念を掘り下げる禁断の書。
     
 
  • 小国喜弘
    『戦後教育史』
    中公新書/定価1,034円(税込)購入はこちら >本書は深刻な混迷の中にある日本社会と教育の歴史を辿る。なぜここまで行き詰まったのか―― 。貧困、学校紛争、日教組、財界主導、校内暴力、政治介入、いじめ、学級崩壊、発達障害の激増など、各時代の問題を描きつつ、現在と未来の教育を考える手掛かりとする。

     
  • 櫻井芳雄
    『まちがえる脳』
    岩波新書/定価1,034円(税込)購入はこちら >人はまちがえる。それは、どんなにがんばっても、脳がまちがいを生み出すような情報処理を行っているから。しかし脳がまちがえるからこそ、わたしたちは新たなアイデアを創造し、高次機能を実現し、損傷から回復する。そのような脳の実態と特性を、最新の研究成果をふまえて解説。心とは何か、人間とは何かに迫る。

     
  • 大芦治
    『心理学をつくった実験30』
    ちくま新書/定価968円(税込)購入はこちら >パヴロフの犬、エビングハウスの忘却曲線から、ミルグラムの服従実験やマシュマロテストまで。30の名実験を紹介しつつ、心理学の流れを一望する画期的入門書!
     
 
  • 神田秀樹
    『会社法入門 第三版』
    岩波新書/定価1,232円(税込)購入はこちら >会社法の構造と内容をコンパクトに解説して好評を博した名著を八年ぶりに改訂。令和元年改正、コーポレートガバナンス・コードやスチュワードシップ・コードの改訂、東証の市場区分見直しなどの新動向を織り込み、さらにDXやサステナビリティなどの国際的な潮流に対応して進化を続ける会社法のゆくえも展望する。

     
  • 長尾宗典
    『帝国図書館』
    中公新書/定価1,012円(税込)購入はこちら >近代国家への道を歩み出した明治日本。国家の「知」を支えるべく国立の帝国図書館が作られた。しかし、その道のりは多難であった。慢性的な予算不足、書庫は狭隘で資料を満足に保管できず、戦時には資料の疎開にも苦しんだ。本書は、前身の書籍館から一九四九年に国立国会図書館へ統合されるまでの八〇年の歴史を活写する。

     
  • 井上文則
    『軍と兵士のローマ帝国』
    岩波新書/定価1,056円(税込)購入はこちら >古代世界において繁栄を極めたローマは、一方では対外戦争や内乱を繰り返す戦闘姿勢の国家であり、兵士が皇帝位をも左右する軍事体制の国家であった。建国から西ローマ帝国滅亡まで、軍隊と政治・社会との関わりを多角的に追跡、兵士たちの生涯にも光をあてて新たなローマ史を描き、その盛衰をユーラシア史のなかに位置づける。
     
 
  • 村田和代
    『優しいコミュニケーション』
    岩波新書/定価1,034円(税込)購入はこちら >ビジネス会議ではなぜ雑談が大事? 会話での相槌にはどんな意味が? 日常の会話、ビジネス会議やオンラインの話し合い、リスクコミュニケーションを、社会言語学の視点から具体的に分析すると、コミュニケーションを成り立たせる条件がみえてくる。誰も排除しない社会に向けた「人に優しい話し方・聞き方」のヒントがここに。
     

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