アンケートで集める受験生の“今”

受験体験記はこちら

このページでは、「受験生の今」をお伝えしていきます。

アンケートで集める受験生の今 考察

アンケートで集める受験生の今 考察

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森 暖乃香さん
龍谷大学 法学部・法律学科

龍谷大学生協

受験生と非受験生の勉強時間の比較

今年度のアンケート結果において、受験生の中では3時間から5時間ほどの勉強時間が主流であり、それぞれ3時間が20%、4時間が18%、5時間が13%を占めています。一方、非受験生の方々は2時間と3時間が主な勉強時間であり、それぞれ33%と23%です。

受験生は非受験生と比べて長時間勉強している傾向があるものの、その中でも多い人では10時間以上、少ない人では1時間から2時間と、勉強時間にバラつきがあることがわかりました。同じ受験生でも、入試形態や科目数によって勉強時間に差異があることが考えられます。また、アンケート回答者の内半数以上の非受験生は、少なくとも2時間以上勉強をしているという結果がでており、学習習慣が身に付いている学生が多いことがわかりました。

受験生の考える入試形態の変化

今年度の受験生が考えている入試形態は、一般入試が67%、公募・AO等が21%、指定校推薦が11%であり、前年度と同様の結果となりました。総合型選抜や学校推薦型選抜による大学入学者の割合が年々上昇傾向にある一方で、一般入試を考えている受験生は依然として6割以上の割合を占めていることがわかりました。

2025年度に大学入学共通テストの大幅な改革を控える現在、今後の割合の推移にも注目していきたいところです。

今、現在 同じ受験生たちは何を思い考えているのか!
このサイトを見ている現役の受験生にアンケートを行っております。
毎月1回のペースで(2023年6月〜11月まで)リアルな状況を公開していますので、どうぞご覧ください。

2023年11月4日(土)最終更新
























受験体験記

上木 太陽

大学名:関西学院大学文学部文学言語学科ドイツ文学ドイツ語学専修
入試区分:一般入試(全学部共通日程)

<志望理由>
修学旅行でドイツに行った経験から、ドイツの文化や言葉に興味を持ち、大学ではドイツ語について学びたいと思うようになりました。高校時代は世界史が得意科目だったこともあり、ヨーロッパの言語や文化にも興味があったので、この学科を志望しました。

<受験勉強について>
当初は国公立大学も視野に入れていたこともあり、主にセンター試験(当時)の対策を行なっていました。しかし、数学の成績が上がらず苦戦し、高校3年生の秋以降は、センター試験の過去問や模擬試験に取り組み、間違えた問題の復習を中心に行なっていました。
関学の受験に関しては、過去問を10年分ほどさかのぼり、傾向を掴むようにしていました。
私大受験は、過去問対策に時間をかけた方がいいので、早めに取り組んでみてください。
英語の成績を上げることはとても大変でした。定期試験はいつも赤点スレスレの成績でした・・・。語学系の学科に進学するには、英語は間違いなく強化すべきだということで、まずは英検2級合格を目指して、高校2年次に本格的に取り組みました。英単語の暗記と長文問題を繰り返し解くことで英文に慣れ、何度も練習問題を解きました。そして、英検には合格することができました。英検に合格してからは、英語の苦手意識も解消され、模擬試験でもいい点を取れるようになりました。苦手な英語に取り組むことは大変でしたが、結果が出始めたことで、とてもやりがいがありました。

<皆さんへメッセージ>
受験勉強はとても大変だと思います。模試の成績が上がらずくじけそうになることもあると思います。自分の苦手と得意をしっかりと分析して、ひとつひとつ取り組んでいけば必ず成果につながると思います。
合格する未来を信じて、突き進んでください!

梅田 叶夢

大学名:岡山大学文学部人文学科地理学先行
入試区分:推薦入試

〈その大学を志望した理由〉
基本的に中四国地方の国公立大学に絞っていました。国語と社会が得意科目だったので文系の道に進むことは定められていたのですが、高校の初めは教師になりたいと思って教育学部を志望していました。ですが、高校の課題探求の授業で地元観光の調査を進める中で、観光の取り組みに興味を持ちました。
夏休み前に学年主任から文学部への推薦の話をいただき、もともとOCに行って興味を持っていたこともあり、第1志望を岡山大学に決めました。

〈受験勉強〉
推薦入試は小論文と面接でした。小論文についてはHPにのっていない過去問も合わせて担当教員からいただき、繰り返し添削してもらいながら文章構成や相手への伝える力を徹底的に反復させて鍛えました。面接については、大学に提出した志望理由書から聞かれると教えられていたので、考えられる質問をすべて出し、それに付随した質問まで答えられるように担当教員と繰り返し練習しました。週1の英語塾以外は図書館の自習スペースで勉強して帰るようにしていました。家では面接対策ノートを見返すくらいでした。

〈受験生へのメッセージ〉
推薦入試が終わった後、正直ものすごく不安でした。しかし、自分は一生懸命頑張ったんだと自信を切らさずに受験勉強に切り替えました。やはり、自分の頑張りに自信を持ち切ることは大切だと思います。自分の頑張りは自分が1番わかっていますよ。
大学の4年間は、自分にとってとても貴重な経験でした。高校生まででは経験できないようなことにたくさん取り組むことができました。そして今、ご縁があって今このメッセージを書いています。皆さんの未来はたくさんの可能性にあふれています。その可能性を自らの手で勝ち取るために、精一杯頑張ってください!応援しています!

加藤 有希

大学名:福山市立大学
入試区分:前期試験

<志望理由>
愛媛の生まれなので、四国にコンプレックスを抱いていました。なので本州の大学になんとしても行こうと思っていました。
親とも自分の学力とも相談しながら国公立の本州の大学に行きたいという夢をかなえて広島の福山市の大学を選びました。

<受験勉強について>
私は高校時代、片道12キロ離れた隣の市の高校に通っていました。交通手段は自転車、家に帰るのに1時間弱かかりました。そのため受験勉強は放課後友人と学校に残り行っていました。
開始時間と終了時間を決めてメリハリをつけて行いました。
家に帰ってからはその足で塾へ向かい、またそこでも同じように時間をきっちり定めて行いました。集中力が続かないときは短めでもいいので時間を決めて勉強すると持続しますよ!

<皆さんへメッセージ>
自分が何になるのかはっきりとわからない中で大学に行ったことは少し後悔しています。
皆さんも自分の将来の夢はしっかり語れるようにしたほうがいいかもしれません!

杉山 直輝

大学名:東京農業大学生命科学部バイオサイエンス学科
入試区分:公募推薦

<志望理由>
東京農業大学生命科学部バイオサイエンス学科を志望した理由は、私が生命科学における遺伝子組み換えに興味を持ったからです。
私は高校時代に生物学に触れる機会があり、生物の複雑さや多様性に魅了されました。また、バイオテクノロジーの発展が、医療や食料問題、環境問題など多くの分野での解決策として期待されていることにも関心を抱きました。
特に、遺伝子工学やバイオインフォマティクスなどの最先端の分野について深く学べることが魅力的でした。また、同学科の教員陣は、国内外で活躍する研究者が多く、先端的な研究を行っています。

<受験勉強について>
私は受験勉強にあたって、まずは学校での授業に集中し、基礎知識をしっかりと身につけることを心がけました。また、推薦入試のために、高校での内申点を伸ばすために、中間・期末テストの勉強にもしっかり時間を費やしました。
さらに、行きたい研究室の事を詳しく調べ、教授が執筆した論文を読み、自分が大学に入学したあと、どのように過ごしていきたいかっしっかり言語化しました。また面接練習のフィードバックをしっかり行い、あらゆる質問にも一貫性をもって、答えるように準備を行いました。

<皆さんへメッセージ>
大学受験は人生の中で重要なステップです!しかし、失敗や挫折を経験しても諦めずに自分自身を信じ、努力を続けることが成功への鍵です。勉強に限らず、自分の強みや興味を見つけ、それを追求することも大切です!そして、挫折や失敗も成長のチャンスです。最後まで諦めずに頑張りましょう。未来は自分で切り開くものです!夢を追いかけることができる、貴重な時間を大切にしてください。

高橋 明日香

出身大学 兵庫県立大学
学部・学科 理学部・生命科学科
入試区分 推薦入試

◎実家から通える範囲で探していました。
OCに参加した際に、学生自身が研究室の紹介をしており、この大学に入れば自分がやりたい研究がみつかるかも✨と思い、兵庫県立大学に決めました。

◎高校の先生と口頭試問の練習をしたり、塾で勉強をしていました。また、廊下で勉強できるスペースがあったので友達と残って勉強したりもしていました。

◎皆さんには夢がありますか?
私は、そんなに夢がありませんでした。みつけるために大学に来た部分も大きいです。ですが、今ステキなコミュニティに属すことができやりたいことすきなことをみつけることができました。
どんな道にいっても、どう頑張るかは大学に入ってから決まります。
仲間を自らつくり、キラキラ✨した大学生活を自分の手でつくっていってください。頑張ってくださいね~~~~

鳥井 和真

出身大学 山形大学
学部・学科 理学部理学科
入試区分 一般入試(前期)

◎その大学を目指した理由
高校時代が数学の教員になりたいと思い、教育学部に進もうと思っていました。本格的に悩み始めたのはセンター試験後になります。進路指導室でセンターの点数から行ける大学を並べられ、将来なりたいもの、自分の学びたいことを踏まえ考えました。当時、添削などでお世話になった数学、物理の先生に相談をし、より深く数学を学びたいと考えるようになりました。そこから理学部のある大学を絞り込み、受験を決意しました。

◎受験勉強について
高校3年生の夏ごろまで部活があったので、本格的に受験勉強をし始めたのは部活引退後になります。放課後に教室に残り、問題集や過去問を解いていました。ノートではなく、教室に置かれていたA4のメモ用紙に全て書き込んでいました。両面使い終わると机の中にしまい、日に日に厚さが増していくのを楽しみに勉強していました。今思うと、それを見ることで自分はこんなにも頑張っているんだ!と思いながら勉強ができた気がします。また、毎日数学の添削を行なってもらっていました。解けない問題がほとんどでしたが、難しい問題に向かっていくことで考える力が養われたと思います。

◎みなさんへのメッセージ
大学では多くのことを深くまで学ぶことができます。今まで当たり前に扱っていたことも、なんでそうなのか。というところから学び考えます。学問だけでなく、さまざまな経験を行うことができます。受験勉強は辛いことも多いと思いますが、健康第一に頑張ってください。受験勉強を乗り越えた先には明るい未来が待っています。心から応援しています!

中野 駿

大学名:名古屋大学 理学部
入試区分:一般前期入試

〈その大学を志望した理由〉
もともと高校入学のころから目指していた大学でした。
数学の教員を目指していたので、しっかり数学を学ぶことができ、かつ教員免許が取れる大学・学部で決めたのと、実家から通いたかったのも理由としてありました。
数学の教員を目指してはいましたが、入学して一年間は学科分属がなく、数学と理科4科目を幅広く学んだ上で専攻する分野を決めることができたのも魅力でした。(実際、化学に進むことも迷いましたが結局数学に進みました。)

〈受験勉強〉
数学については得意だったこともあり、高1の頃から学校を少し先取りして塾(映像授業)で学習を進めていました。その結果3年生になってもあまり焦ることなく応用問題の演習に取り組むことができたと思います。
英語も早いうちから進めていたつもりでしたが、長文読解に苦戦しました。多分原因は単語です。もちろん英単語とその和訳を丸暗記すればよいというものでもありませんが、最低限長文を読めるようになるための単語演習はもっと必要だったなと痛感しています。
社会(世界史)は本当に後回しにしすぎました。センターだけだから…と思っていましたが直前になってだいぶ焦りました。コツコツやるのが大事だと思います。

〈受験生へのメッセージ〉
今もしくはこれから、受験勉強でつらいと感じることもあるかもしれませんが、大学生活では楽しいことがたくさん待っています!今の頑張りが、これからの人生を作っていきます。諦めず、最後まで自分の力を出し切れるように頑張ってください!応援しています!!

中丸 雄也

大学名:山形大学理学部
入試区分:前期入試

<志望理由>
私が山形大学理学部理学科を選んだ理由は、教員免許を取得できること、理学を総合的に学ぶことができるからです。私は中学校数学科の教員になりたいと思っており、山形大学理学部はサイエンスコミュニケータープログラムを通して、深く学ぶことが出来ます。また、初年度は理学を総合的に学ぶことができるカリキュラムで魅力的でした。

<受験勉強について>
受験勉強にあたって、センター試験(当時)では、得意科目・苦手科目それぞれを頑張っていました。地理が得意であり、好きな科目でしたので、多くの国について資料集を通して知り、知識を蓄えました。2次試験では傾向をよく確認しました。数列では、毎年違う数列(郡数列、階差数列など…)が出されていることを確認し、高校の先生に頼み、様々な数列を解きました。その結果、数列ではより多く回答することが出来ました。
受験勉強全体を通して、国語、特に現代文に困りました。高校の先生にもセンター試験での解き方を教えてもらいながら、足を引っ張らないように、過去問をたくさん解いていました。その中で、現代文に力を入れるために漢文・古文を早くできるように取り組みました。結果、当日は、現代文に力を入れることができ、まずまずの結果でした。

<みなさんへメッセージ>
伸びた・下がったに左右されず、できていないところの穴埋めを行っていく作業はとても大事だと思います。結果、その分野をどのくらい勉強できたか?もカギだと思っています。自分の希望の進路に進むことができよう、頑張っていきましょう!

平間 滉基

大学名:釧路公立大学経済学科
入試区分:前期入試

<志望理由>
大学入試は前期区分ですが、3教科3科目(600点満点)の配点でした。センター試験(今で言う共通テスト)の国語、外国語、地歴公民数学から選択した1科目の合計のみで合否判定されるというものです。二次試験はなく、センターの結果のみで決まりますので、比較的準備が不用で、結果のわかりやすい入試だったと言えます。前期と言うこともあり、センター試験の自己採点から概ね結果もわかっていましたので、下記の志望大学の条件にも合致していることから受験しました。
高校時代はあまり志望大学など決めていませんでした。漠然と4年制の大学に進学すること。文系の大学に進むこと。国公立の大学に進学すること。自分の出身である北海道内の大学に進むことを希望として考えていました。
この条件に合致する大学は3大学しかありませんでした。後は細かい距離と難易度の差異だけだと当時の自分は考えていました。今にして思えば、入学後の様子やとれる授業の差など違いは大きかったと振り返りますが。ともあれ、当時の私はあまり考えず、狭い視野のもとで幾ばくかの希望にかなう大学に絞られていました。
実際入学してから、今までを振り返ると、コロナ禍になったこと以外は概ね満足しています。人間関係や学び、経験もなかなか独自性のある面白いものだったと思っています。

<受験勉強について>
受験時の話に戻りますが、周囲の推薦などで合格が決まっている友人とのギャップには苦労しました。自制心のない人間ですので、誘われると遊びに行きたくなってしまいます。遊びは息抜きとして無くしたりはしませんでしたが、その分、普段の授業など、勉強に費やせる時間の質を上げられるよう工夫しました。

<皆さんへメッセージ>
私は常に、自分がそこで何を試せるかだと思っています。周囲の環境を活かすも殺すも自分次第です。あなたが今と将来を振り返ったときに満足のいくものになるように生きましょう。

古橋 怜

大学名:九州大学 理学部数学科
入試区分:一般前期

<志望理由>
自分の将来の夢が数学の先生になることで、それを叶えられる大学を考えたときに九州大学の理学部数学科があり、数学の基礎知識をしっかり把握した上で先生になりたいと思ったため九大を選びました。中学時代に私立に受かって気が抜けた記憶があるので、最後まで頑張り切るために、私立は受けず国公立一本で頑張りました。

<受験勉強について>
平日は朝5時に起きて、6時の電車に乗り学校で勉強し、夜の6,7時まで学校に残り、その後9時過ぎまで自習室で勉強していました。土日は近くの図書館や自習室に行き、朝10時から夜8時まで勉強していました。私は家で勉強するのが苦手だったので、家から出て携帯の電源を切り、集中できる環境で頑張りました。本当にやる気の出ない日は家でyoutubeを1日中見ていることもあり、そこまで受験勉強を苦には思っていませんでした。課題が多い高校に通っていたため、塾には行かずに課題をしっかりこなす日々でした。
模試はたくさん受けて、模試の復習をしっかりしたり、自分の弱点を見直したりしていました。受験は経験なところも多く、時間配分や素早く解くコツを見つけつつ、PDCAを回しながら頑張っていました。最終的には自分なりのセンター試験(当時の共通テスト)・二次試験の解き方を見つけ、合格することができました。

<皆さんへメッセージ>
大学に行く目的がしっかり定まっている人も、なんとなく大学に行く人もいると思います。でも、自分がこれだけは自信を持って言えることがあります。『大学は楽しい』。一人で行動できる幅が広がり、授業も空きコマもサークルもバイトも、大学生活全て楽しいことばっかりです。もし、受験勉強に悩んだら、合格して・大学に入ってやりたいことを書き出して、それに向けて頑張っていきましょう!皆さんが笑顔で過ごせる大学生活にワクワクしています。

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