枠を超える“サークル”

大学生といえば「サークル」を思い浮かべる人も多いのでは?
サークルは自由に活動ができ、いくつか掛け持ちもできる、 といった特徴もあります。
入学後のサークル選びの参考にしてみてください。

和田 明日香さん

profile

西野 友梨香さん
同志社大学 法学部 2年
出身地:福岡 (大濠高等学校卒業)

同志社大学生協

活動内容を教えてください

私が大学に入学してから所属している団体は、同志社生協学生委員会以外に同法会という法律系のサークルです。オンライン私が入学した2020年度は、春学期の全ての授業・テストがオンラインになり、サークルの新歓などもオンラインが主流になった年度でした。同法会での活動は、現在でもオンラインでの活動がメインです

同法会は、同志社大学の法学部法律学科の学生が多く所属しているサークルです。私が同法会に入ったきっかけは、「法学部法律学科の学生がよく所属しているサークルがある」という話を、大学入学前に一人暮らしする部屋探しをした際に担当してくれた法学部の先輩学生に聞いたことです。同じ学部の友達ができたら良いなという軽い気持ちで入ってみようと思いました。

私の初めての同法会での活動は、大学一年生の秋に行われた討論会でした。この討論会は、例年対面形式で行われている討論会でしたが、私が参加した年からオンラインになりました。班活動が主な活動でしたが、対面で集まるのが難しい状況だったので、対面で集まることに加えてzoomなども活用して、同じ班のメンバーと連絡を取り合って、討論会までの約1か月間準備をしました。

今年の春に2回生になってからは、討論会や企画などを計画する側になりました。今年も去年に引き続き対面での活動が難しい状況が続いているので、オンライン会議を利用して同級生と話し合いを進めたり、オンライン座談会を開催してサークル内の人と交流し話す機会を作ったりしました。オンラインでできる活動を充実させ、より対面に近い交流の機会を多く作ることが、今後のサークルでの目標です。

寺田 智哉さん

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寺田 智哉くん
龍谷大学 3年
出身地::滋賀県(龍谷大学付属平安高等学校卒業)

龍谷大学生協

このサークル・部活に入った理由を教えてください

私は元々、5歳の頃からスキーやウインタースポーツを家族で毎年冬に行ってやっていたのもあって、大学入学前の時からそういったウインタースポーツをメインで活動しているサークルがあったら入って活動してみたいなって思っていました。そこで入学してビラが掲示されているのをみて、ウインタースポーツサークルがあったので入ろうと即決で決めました。
活動内容を教えてください
今はあまり大人数での活動ができないというのもあり、もともとかなりの人数が在籍しておりなかなか今は活動できませんが、以前はウインタースポーツに限らず夏はBBQをしたり、旅行に行ったりなどしていました。他にも昼休みにサークルの人たちと集まってご飯を食べたり、冬はサークルでバスを借りてゲレンデに行き思いっきりウインタースポーツを楽しみます!
毎週活動しているわけではなく、そろそろみんなで集まって何かしたいなって時に募集をかけてみんなで何かをするという結構フリーなサークルです。
サークル・部活、それぞれのメリット、デメリットを教えてください。

サークル活動することのメリットとしては、交流の幅が広がるのが1番のメリットだと思います。高校生の時よりも大学生の時の方がコミュニティはもちろん広いですし、サークルに入っていると入っていないとでは大きな差が出てくると思います。私もこのサークルに入っていなかったら、今仲がいい友達も出会わなかったと思います。本当にサークル活動をするメリットは交友関係を増やしたい人にはもってこいだと思います。
一方、デメリットは自分自身が結構忙しい人間なので、あまりサークルの活動に参加できないと、知らない人たちと仲良くできない、知り合えないということがあるのでかなりの大規模なサークルに入ってしまうと、そういったことが起こると思います。

サークルの活動の中で学んだこと
結構遊んでいるイメージですが、高校生の部活とは違って自分たちで用意して、自分たちで管理するというのがプラスされているので一から作り上げるという面では学んだことだと思います。今まで、大人の人に頼っていたことを自分たちがやることや、どこかの旅行会社さんとアポを取って旅行を計画するなどは今までやったことのないものであったのでそういう面では高校生の頃と比べると学んでいることの一つであると思います。
サークル活動をやっていて楽しいと思ったことは何ですか
ウインタースポーツサークルでもあるので冬にゲレンデ行ってサークルのメンバーと一緒にスキーやスノーボードをするのが本当に楽しいなと思える瞬間です。いつも一緒に学校にいない人ともコミュニケーションをとったりいろんな人がいていろんな話題で知れることも多いので、このサークルに入って良かったなと思えますし、楽しいなと思えます。
コロナ禍においての活動
私たちはアウトドアなこともあり、かなり行動が制限されてしまいます。そのため、サークル全体で何かを行うということが到底できない環境です。そのため、今私たちのサークルは少人数でどこかにいくということに特化しようと言いますか、あまり大人数で何かするというのはとてもリスクが伴いますので、少人数で遊ぶことを心がけています。今のご時世大人数での密になるようなことは非常に危険です。
そこで私たちが2021年の1月〜3月の間には少人数でゲレンデに行くことを行なっていました。その写真が以下にあります。私はサークルの先輩と車で岐阜県の方に行きました。こういったように、少人数で感染拡大を極力抑えてのサークル活動が今後はサークル活動をする上でも必須なものになると思います。
高校生へ伝えておきたいメッセージ
今私たちの行動は以前に比べるとかなり制限されてしまっている状況です。その中でも私たち大学生はいかに自分の身を守るのと平行に楽しもうと考えています。そこでサークルというのは大学生が自分たちの生活で億劫になっている時に非常に心の支えともなります。仲の良い友達、信頼できる先輩、色々な人と巡り会えて成長できる場でもあります。サークルは本当に無限大の力を秘めていて、今の大学生の心の柱かもしれないくらい僕はありがたい存在だと思っています。今皆さんが受験勉強頑張っていますが、終わってから本当に最高な大学生ライフが待っています!ですのでその日まで全力で頑張って、全力で楽しみましょう!

和田 明日香さん

profile

和田 明日香さん
同志社女子大学 2年
出身地:大阪府(東大谷高等学校卒業)

同志社大学生協

このサークル・部活に入った理由を教えてください
私の場合、大学でしてみたいことのひとつに掲げていたのが「複数団体掛け持ち」。理由は単純。高校時代、部活3掛け持ちしている友人を見て、かっこいい!と思ったから。高校生までだと掛け持ちしている人の方が少ないですが、大学生はむしろ逆。かくいう私も、生協学生委員会の他に2団体(計3団体)掛け持ちしています。
活動内容を教えてください

プロモーション委員会「フリージア」

広報部高大連携課の職員さんと同女の魅力を発信する学生団体です。オープンキャンパス勤務はもちろん、高校生向け学内サイト(VIVI.Net)の記事作成(https://www.dwc.doshisha.ac.jp/vivinet/)、休日のキャンパスツアー(https://www.dwc.doshisha.ac.jp/admissions/event/visiting_campus)、オープンキャンパスで配布するグッズ作成も担います。
元々、後述する(バイトについてで述べる)オープンキャンパススタッフに入るつもりでした。しかし、2020年夏のオープンキャンパスは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で新規スタッフ募集なし。新規勤務できるのはプロモーション委員会(以下、プロモ)に加入した新入生のみ、とのこと。早い段階からスタッフに入れるならプロモでもいいかな、と軽い気持ちで入会を決めました。
結論から言うと、早期入会を決めて大正解!団体に所属することで帰属意識が芽生え、人脈もかなり広がりました。プロモに入ってよかった!と思うことは、大学に対する愛着が沸いたこと。プロモ内で学部勉強会を開催し、他の学科がどのような学びを得ているのかについて補完し合うこともあります。大学の魅力を知った上で大学生活を過ごすようになり、自然と大学愛が深まりました。

日本語日本文学会報『こむらさき』編集委員

年1回発行される会報誌『こむらさき』(こむらさきvol.20 発刊!! - 同志社女子大学日本語日本文学会 同女 日文学会(ngakkaidwcla.com))編集委員も務めています。執筆はもちろん、特集のテーマ決め、外部とのアポイント、デザイン構成など全て編集委員が担当。プロのライターの方をお招きし、取材講座や文章講座を行うこともあります。
vol.20(2021年3月発行)では「手で書くということ」と題し、新村出記念館やポスト社へ取材。現在はvol.21発行に向けて、取材や執筆を重ねているところです。
高校時代文芸部だったこともあり、執筆には慣れていたつもりでした。しかし、編集委員で求められるのは「書きたい文章」より「伝わる文章」。抽象的な表現をしたものの、読者に内容が伝わらなければ元も子もありません。一文一文を客観的に「読む」「書く」力が見につきました。日本語日本文学科に所属しているからこそ、一層意識するようになったのかもしれません。

田中 陽菜さん

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田中 陽菜さん
龍谷大学 2年
出身地:

龍谷大学生協

このサークル・部活に入った理由を教えてください

小学校と中学校でバスケットボールをしていたこともあり、純粋にバスケットボールがしたくて入りました。大学のバスケットボールのサークルは3つくらいあって、その中から自分に合ったサークルを選びました。私は自宅から大学までの距離が少し遠いため、がっちりしたサークルではなくて、緩い雰囲気のサークルを希望していました。今所属しているサークルは初心者やブランクがある人、毎回参加が必須ではないので気軽に行くことができます。男女の比率は男子が多いです。そのため、試合は男女混合で行うこともあります。女子だけでも人数が揃えば女子だけで試合を行います。大学生になってからは部活や体育の授業もないので、運動する機会が減ってしましますのでサークルとかで体を動かせるのは良い機会だなって思います。
活動内容を教えてください

基本的には週2回くらい活動を行っています。しかし、今は新型コロナウィルスのため1ヶ月に3、4回くらいで活動が減っていることが現状です。場所は京都府内の体育館を担当の方が取ってくださるので、そこで活動をしています。人数が多いため、1人当たりの体育館代もそこまで高くはありません。練習内容について、はじめに円陣を組んで仲を深めます。その後にアップで体を温めます。そこからはずっと試合を繰り返す感じです。他学年や違う学部の人と試合がない時間にお話をしたり、学部の先輩がいれば、相談とかを聞いてもらったりしています。また、例年なら合宿やBBQ等があるのですが、コロナになってからはこのような活動も行えていないのが現状です。また、他大学のサークルと試合ができる「セカンドステージ」というトーナメント式の試合などもあります。

サークル・部活、それぞれのメリット、デメリットを教えてください。
サークルに入るメリットはまず好きなスポーツや挑戦したかったことができることがいいなって思います。大学公認のサークルだと、安心できますし、共通の趣味の仲間と一緒に楽しめることは素晴らしいことだと思います。また、色んな学部の人と関われる機会でもあり、先輩や同期と授業の話とか、学部の話をして、情報収集できることも魅力的だと思います。
デメリットはキャンパスから体育館まで少し距離があり、また駅から遠くて歩くのが辛いです(笑)でもたまにタクシーのお誘いなどがあります。サークルだし、がっちりした活動ではないので、予定が合わないとかで欠席も可能ですので、気軽に考えて良いと思います。
高校生へ伝えておきたいメッセージ
大学生になると、自由にできることがいっぱい増えます。今までやってこなかったけど、挑戦したかったことにもチャレンジできる機会がいっぱいあります。コロナ禍はまだまだ続くと思いますが、少しずつ対面の活動も増えてきています。高校の延長線として、サークルに入る、全然違う分野に興味がある、とかでも全然ありだと思います。サークルの醍醐味といえば、色んな人と関われることであり、色んな人と話して、自分の価値観をどんどん広げていってください。1度切りの人生だからこそ、やったことないことにもいっぱい挑戦していくべきだと思います。サークルに入って充実した学生生活を送って下さい!

井口 彩香さん

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井口 彩香さん
東洋大学 情報連携学部 3年
出身地:長野県 (飯田風越高等学校卒業)

東洋大学生協

このサークル・部活に入った理由を教えてください
中学の時にバスケ部に所属していたこともあり、大学でも少しバスケをやりたいなっと思ってバスケサークルを探していました。勉強がおろそかになるのが怖かったし、自由な時間も欲しかったので、自分のいきたいときにいけて自分の生活に合わせることができるこのサークルを選びました。バーベキューや合宿や体育祭などのイベントもあり様々な人とかかわることができ、サークルの人数も多いため友達の輪を広げられると思ったからこのサークルを選びました。
活動内容を教えてください
基本的には、週1~多い時には週4くらいの周期で体育館をとってくださっているので、自分の都合が合う日に体育館に行き、バスケをします。たまに息抜きにバレーなどバスケ以外の運動をしたり、先輩や友達とお話したりします。また、月に一度ほどイベントがあり、バーベキューや体育祭や合宿などがあります。バーベキューは親睦会としてサークルに入ってすぐに行ったためたくさんの人と仲良くなるいい機会でした。体育祭では、他サークルと合同で行い、チームごとバスケやフットボールなど様々な種目で戦います。中にはユニークで面白い種目もたくさんありとても盛り上がります。合宿では、サークル内でチーム分けをし、チーム対抗でバスケをしたり様々な種目で競ったりして、夜はみんなでレクをしたりします。2泊3日という長い期間で行うので今まで以上にお互いの仲も深まり、今まで以上に活動に行くのが楽しみになりました。ほかにも様々なイベントが企画されていて今後も楽しみです。

サークル・部活、それぞれのメリット、デメリットを教えてください。
このサークルは自分のいきたいときに行けるので、自分の予定の空いてるときなどに合わせて活動にいけるところはメリットだと思います。また、同じ学部の先輩とも知り合うことができるので授業のことなどいろいろアドバイスを頂けるため情報収集が容易になるところもメリットだし、いろいろな人とかかわるので交友関係が広がるとともに、自分自身のコミュニケーション能力の向上につながることもメリットの一つだと思います。あとはチームワークが向上するところもメリットだと思います。デメリットとしては私の場合は自分の通ってるキャンパスと違うキャンパスで活動が行われているのでそこまで行くのに交通費がかかるしさらに時間もかかるところだと思います。
活動の中で学んだことや得たことを教えてください
やっぱりサークルに入ることで一番大きいのは人数が多く様々な人がいるので様々な人との交友関係が広がるのでたくさんの友達を得ることができることです。先輩方とかかわる機会が多くなるので、先輩とのかかわり勉強になりました。その日その日でバスケをするチームのメンバーが変わるので先輩だけでなく同年代の人たちとのかかわり方も勉強になりました。また、コミュニケーションの大切さもわかりました。一緒にバスケをする中でコミュニケーションをとらないと、うまくパスがつながらなかったり雰囲気も悪くなてしまいます。どんなことをするにもコミュニケーションをとることは大切だということがわかりました。一緒にバスケをしていくうえでチームワークも向上した。先ほども書きましたが先輩や目上に人に対する礼儀や敬語も身につくと思います。また、それぞれの人の持つ価値観はやっぱり人によって違うので相手の意見をちゃんと聞くことの大切さにも改めて気づくことができました。サークルを通して学べることや得ることは私が思っていたよりもはるかに多くやっぱりサークルに入ってよかったと思いました。
高校生へ伝えておきたいメッセージ
私自身少し驚いているのですが、私ははじめ楽しそうだからサークルに入ろーっというようなとても軽い気持ちでサークルに入りましたが、思っているよりもはるかに学べることや得られることが多くて自分のスキルアップにもつながります。もちろん楽しいのは前提として、サークルに参加しないと得られないものだと思います。楽しいのに自分のスキルアップにもつながるってホントにすごいし得している気分になります(笑)
きっと自分のやりたいことをやっているサークルが見つかります。もちろんたくさんのサークルがあるので何しようか考えていない人もきっと興味を持てるサークルが見つかると思います。ぜひ、サークルに入って楽しい学生生活を送ってください。

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