消費者トラブル防止 手引き集

大学生になると初めて一人暮らしをしたり、バイトを始めたりと新たに経験することが増えてきます。
その中で多くの大学生が消費者トラブルに巻き込まれています!!
今回は、大学生が気を付けるべきポイントを上げているので、以下のアドバイスを参考にトラブルを防ぎましょう!

アダルトサイトの相談が年間で10万件!?

  • アダルトサイト業者から次々に利用料を請求され、高額な料金を支払ってしまった。
  • 歌手の動画を見ようとしたら、アダルトサイトに登録されたので、解約するためにサイトに書かれている連絡先へ電話した。
  • アダルトサイトを見ていたら、請求画面の表示と同時にシャッター音がした。怖くなって、サイトに書かれている連絡先へメールした。

Point


  • 身に覚えのない請求、契約したつもりのない契約料の請求は無視しましょう!
  • 「怪しいな」と感じたら、連絡や支払いはせずに、消費生活センターへ連絡しましょう!

クレジットカードを使うのは、借金するのと同じ!

  • クレジットカードで買い物をして、3か月連続引き落とし日に払えず、ブラックリストに載ってしまった。
  • クレジットカードの引き落とし日に間に合わないと思ったので、別の金融機関でお金を借りて、そのお金で引き落とし日に間に合わせた。
  • 後輩にカードと暗証番号を預け、自分の代わりに買い物に行かせた。

Point


  • クレジットカード利用時は、自分の支払い能力を超えないようにしましょう。
  • 利用明細には必ず目を通し、請求内容を確認しましょう。
  • クレジットカードは他人に使われないようきちんと管理しましょう。

震災に乗じた迷惑メール!?

  • パソコンに「被災地支援のため」というタイトルのメールが届いた。本文を確認したところ、「大震災被災地の支援、競馬・支援の輪を広めよう」等と書かれており、競馬情報提供サイトへ誘導するアドレス(URL)が記載されていた。
  • 携帯電話に友人から震災募金への協力要請のメールが届き、10人に転送するよう書かれていた。募金先はNPO法人となっていた。

Point


  • 震災に関連した内容でも、心当たりのない電子メールの開封はよく考えてから行おう!メールに記載されているアドレス(URL)は発信元をしっかり確認してから開こう。
  • 支援物資や義援金を募る電子メールが届いたとしても、募集している団体等の活動状況や使途についてよく確認しよう!

みんな使っている、SNSの落とし穴!

  • 飲食店のアルバイト先で、まかないで出た食事をアレンジして写真を撮り、「○○店の新メニューです!」という文章とともにSNSに投稿した。すぐに批判のコメントが殺到し、翌日のニュースでも取り上げられてしまった。
  • 過去にSNSで投稿した写真に位置情報データが含まれており、家の近くでストーカー被害にあってしまった。
  • SNSで選挙の立候補者応援のための投稿をし、後輩である現役の高校生たちにも拡散してもらうため、同じ投稿をするよう呼びかけた。

Point


  • インターネットに情報を載せるときは、誰に見られても大丈夫なことを書くようにする!
  • SNSなどにアップされた情報から自宅が特定されることがあるので注意しよう。
  • SNSやメールで選挙に関する情報を書くときは要注意!

便利だけど怖い、「フリマアプリ」

  • スマホのフリマアプリで「新品。未使用でタグ付き」と表示されていた洋服を定価の半額で購入した。しかし、届いた商品は破れもあり、どう見ても中古品で、服に取り付けられたタグは実物と素材もサイズも異なっていた。
  • フリマアプリで購入した商品が不良品だったので、クーリング・オフの書類を書いたが、通らなかった。

Point


  • フリマアプリをダウンロードする際は、規約等をよく読み理解した上で慎重に利用しよう。
  • 身に覚えのない着払いは受け取らず、消費生活センターへ相談しよう。
  • 出品した商品を発送する場合は、配達状況が確認できる方法で発送しよう。
  • 通販利用時は、必ず受け取れる時間に指定するか、郵便局止めを利用しよう。

Check!


「フリマアプリ」とは、スマホやタブレット上で実際の「フリーマーケット」のように商品の出品、購入ができるアプリです。代金のやり取りは個人間ではなく運営会社を通して行われ、商品が買い手に到着した後に、出品者に運営会社から代金が支払われるシステムになっていることが多いようです。

フリマアプリの取引は、購入者が運営会社に代金を先払いするのが一般的です。その後、商品が送られてきて問題がなければ「受取通知」を出し、販売者に代金が支払われます。

入居時には、部屋の確認を!

  • 就職が決まり、2年間住んでいた学生マンションを引き払うことになった。このマンションは、不動産会社で契約し、家賃のほかに敷金10万円を支払っていた。退去の時、チェックに立ち会った業者から柱や壁、床などの汚れを何カ所も指摘し、「契約書には退去時に原状回復で引き渡しとあるので補修に必要な経費を敷金から差し引かせてもらう。」と言われた。

Point


  • 契約締結時に、契約条件を当事者双方が良く確認し、納得したうえで契約を締結しよう!
  • 入居時には、家具等を入れる前に、物件の状況をよく確認しておこう!
  • 通常の使用状態で古くなったための消耗は大家さんの費用負担で原状回復するのが原則です。

アルバイトのトラブルに要注意!!

  • 毎回30分~1時間ほどの残業があるが、「みんな同じだから」と店長に取り合ってもらえず、残業代が出ない。
  • 「1か月の研修期間が終わったら時給を上げる」という約束で始めたアルバイトだったが研修期間を3か月に延ばされたうえ、「まだ仕事ができないから研修期間の時給だ」と言われた。書面で契約をせずに、口約束だけで始めたバイトなので、あきらめてしまった。

Point


  • アルバイトを始めるときは、仕事内容や条件を、雇用主としっかり確認しよう。
  • 問題を感じたり、辞められなくなって困ったときは、友人や親、大学などに相談しよう。

Check!


アルバイト契約をする際には、雇用主と次の点をしっかり確認しましょう。

  • 仕事の内容や働く場所、服装など
  • 始業・終業時刻や休憩時間、休日の取り扱い
  • 賃金の支払い方法、金額、算定方法

街中での甘い話はキャッチセールス!!

  • 街で、「アンケートに答えてほしい、今ならエステ券プレゼントです」と声を掛けられ、アンケートだけ答えるつもりで応じることにした。答えている間、エステの契約や化粧品を勧められ、断り切れず契約して買わされてしまった。
  • 「モデルに応募しませんか、間違いなくなれます」と声をかけられ、連絡先を教えた。後で怖くなり応募は断ったが、その後ほかの業者から連絡が頻繁に来るようになってしまった。

Point


  • 声をかけられても無視する。早足で通り過ぎよう。
  • もし、キャッチセールスで契約してしまったら消費生活総合センター等に相談し、クーリング・オフ制度を利用しよう。

「おかしいな?」と感じた時は相談しよう!

大学生活を始めると自分で選び、自分で行動する幅が広くなります。料金の支払いや契約行為をする中で、「おかしいな?」と感じることもあるかもしれません。そんなときは『消費者ホットライン』を活用してみましょう。最寄の消費者センターに電話をして相談をすることができます。

消費者ホットライン188

大学生のリスクについてもっと学びたい方へ

生活に潜むリスクについて扱った本を紹介します。

大学生が狙われる50の危険

最新情報版 大学生が狙われる50の危険

発行:2017年2月10日

著者:全国大学生活協同組合連合会、全国大学生協共済生活協同組合連合会、三菱総合研究所

出版:青春出版社

読んでみよう!
大学生協のお店でも取り寄せられるよ!

発行
全国大学生活協同組合連合会 平和と社会的課題委員会
2017年7月


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