大学生協で「防災フェスタ」を開催しています!

長崎大学生協の防災フェスタについて

どのような取り組みだったのか

九州は大きな地震は起きないという勝手な思い込みがありましたが、4月に熊本で地震が発生し、熊本、大分で甚大な被害があり、「九州でも地震は起こるんだ。他人事ではない。」と思いました。

また、その年の9月に長崎大学で募集していた被災地スタディボランティア派遣に参加して、東日本大震災から5年半経った東北の現状を知りました。11月には熊本地震に対するボランティアに参加し自分の目で熊本の状況を見てきました。
この2回の経験から、長崎では入ってくる情報量が少ない、どうしても他人事だと感じてしまうという現状に気づきました。

そこで、今回の防災フェスタでは組合員のみんなに過去に起こった災害から学ぶ機会を提供すること、そして災害に対しての備えをするきっかけ作りの場を作りたいという想いで企画しました。

内容としては、長崎で起きた過去の災害や長崎大学周辺の避難所についての展示を行いました。加えて、長崎大学で東日本大震災に対してと熊本地震に対して支援している2つの学生団体に協力して頂き2つの災害については取り上げました。その他にも、防災グッズの展示や非常食の試食会を実施しました。

参加者の様子や反応

実際に展示を見に来て頂いた方は、50人程度でした。ですが、来て頂いた方からは「改めて考え直すきっかけになりました。大切な命を守るために、備えることの必要性を感じました。」「気が向いてたまたま自分のように来る人がいる分このように見ることができる場が大切だと再認識した」などの反応をもらうことができ、この企画に込められた想いは伝わったのではないかと思います。

実行委員側としての感想や今後の意気込み

初めての試みでしたので、参加者からの反応を頂くまで不安が大きかったですが、この企画に込めた想いが伝わっていることを実感でき、防災フェスタを企画して良かったと思うことができました。今後は、“長崎”だからこそある課題だったり、できることだったりを考え、情報発信や多くの組合員を巻き込んだ活動を行っていきたいと考えています。