座・対談
「インタビュアーによる 鈴木結生さん著書紹介」

 

  • 鈴木結生
    『ゲーテはすべてを言った』
    朝日新聞出版/定価1,760円(税込)購入はこちら >ゲーテ研究の第一人者である博把統一は、ゲーテの名言として「愛はすべてを混淆せず、渾然となす」と書かれたティーバッグを見つける。しかし、調べても出典がわからない。言葉の大海に惑える統一だが、親友の論文捏造疑惑や娘の恋愛など、悩ましい日々の羅針盤となるのもまた言葉だった。さわやかな希望に彩られた物語。(齊藤)
     
     
  • 鈴木結生
    『携帯遺産』
    朝日新聞出版/定価1,870円(税込)購入はこちら >小説家・舟暮按は、編集者の有奈に「自傳」を書くことを提案される。心の内側をたどるようにして書き上げた物語を有奈に読ませたが……。書く人と読む人、つくる人と受け取る人の、決して一方向ではない関係性。そこにこそloue(=愛)があると思わせてくれた、文学を愛するすべての人におすすめしたい一冊。(齊藤)
     
     
 

話題に上がった本

  • ゲーテ<木村直司=訳>
    『色彩論』
    ちくま学芸文庫/定価1,760円(税込)購入はこちら >
     
  • ミシェル・フーコー<渡辺一民・佐々木明=訳>
    『言葉と物<新装版>』
    新潮社/定価5,500円(税込)購入はこちら >
     
  • ホイジンガ<高橋英夫=訳>
    『ホモ・ルーデンス』
    中公文庫/定価1,320円(税込)購入はこちら >
     
 
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鈴木結生さん撮影:上田 泰世

鈴木結生(すずき・ゆうい)
2001年福岡県生まれ。福島県郡山市出身。福岡県在住。西南学院大学大学院在籍。小説家。1歳で福島県に移り住み11歳まで過ごす。2024年、「人にはどれほどの本がいるか」で第10回林芙美子文学賞佳作を受賞。『ゲーテはすべてを言った』(朝日新聞出版)で第172回芥川賞を受賞。最新作は、『携帯遺産』(朝日新聞出版)。

 
 

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