オンライン座談会
「インタビュアーによる 今村 翔吾さん著書紹介」

  • 今村翔吾
    『幸村を討て』
    中央公論新社/定価2,200円(税込)購入はこちら >
    「真田幸村」。あまりに名高く、現代においても沢山の人に愛されている人物だが、実は彼には謎も多い。この作品では、「真田」と因縁の深い徳川家康を探偵役に、様々な武将の視点から見た「幸村」が語られることでその謎が次第に解き明かされていく。戦場を駆け抜ける彼らの儚くも力強い姿に、熱い涙がこぼれた。(徳岡)
     
     
  • 今村翔吾
    『塞王の楯』
    集英社/定価2,200円(税込)購入はこちら >
    落城により家族を失った匡介は「絶対に破られない石垣」を造り民の命を守りたいと願う。京極高次の依頼で大津城を守ることになった匡介は、「絶対に城を落とす砲」を造り戦乱の世を終わらせたいと考える彦九郎と対峙する。戦の世に生きる人々の「生」に寄り添った作品で、登場人物も繰り出される作戦も全てが魅力的。(齊藤)
     
     
  • 今村翔吾
    『八本目の槍』
    新潮文庫/定価880円(税込)購入はこちら >
    石田三成の生き方の先進性を、盟友である「賤ヶ岳の7本槍」7人の立場から描いている。「女性の生き方」「戦のない世界での武士」など、現在につながる三成の価値観に驚く。しかし、「七本槍」も時代の波の中でそれぞれ懸命に生きていく。だからこそ彼らはパワフルで涙をさそい、一方の三成は新時代を強く予感させる。(小古井)
     
     

今村翔吾その他の著書

 
  • 今村翔吾
    『立つ鳥の舞』
    ハルキ文庫 時代小説文庫/定価748円(税込)購入はこちら >
     
  • 今村翔吾
    『イクサガミ 天』
    講談社文庫/定価770円(税込)購入はこちら >
     
  • 今村翔吾
    『恋大蛇』
    祥伝社文庫/定価759円(税込)購入はこちら >
     
 
 
P r o f i l e

撮影:中央公論新社

今村 翔吾(いまむら・しょうご)
1984年京都府生まれ。2017年刊行のデビュー作『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で、18年、第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。同年、「童神」で第10回角川春樹小説賞を受賞。『童の神』と改題された同作は第160回直木賞候補にもなった。20年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞と第8回野村胡堂文学賞を受賞。同年、『じんかん』が第163回直木賞候補になるとともに、第11回山田風太郎賞を受賞。21年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第6回吉川英治文庫賞を受賞。22年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。他の文庫シリーズに「くらまし屋稼業」「イクサガミ」がある。


今村 翔吾さん プロフィール サイン本プレゼント

「座・対談」記事一覧


ご意見・ご感想はこちらから

*本サイト記事・写真・イラストの無断転載を禁じます。

ページの先頭へ