読書マラソンWEB版

『クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン』著:鴻上尚史 出版社:講談社

2016年度全国学生委員会・理事 荒木翔太

2016年度全国学生委員会・理事
荒木翔太

クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン

『クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン』
著:鴻上尚史
出版社:講談社

「日本は結構、奥が深い」
本の帯についていた一言に心を奪われて、いつの間にか手に取っていた。

 読み始める前は「何がクール・ジャパンなのか」と疑問であったが、読み進めていくとよく分かった。この本に出てくる全てが私たちの身の回りに存在しているものが「クール・ジャパン」なのである。まんが喫茶やウォシュレットトイレ、「泣けるCD」、回転ずしにメイド喫茶…。私たちが今や「当たり前」と思っているものも、外国の方から見たら「当たり前じゃない」ということであるし、それが「クール・ジャパン」であるのだと…。

 日本は観光立国をめざしているとともに、2020年には東京オリンピックも控え、今後さらに外国人観光客は増えていくだろう。「日本で何がスゴイの?」「日本のおすすめは何?」と聞かれたとき、私たちは何を答えるだろうか。「クール・ジャパン」を日本人も改めて認識することが大切であるように思うし、そう思わせてくれる1冊であった。

―――――まだまだ私たちが知らない日本がある。そう、「日本は結構、奥が深い」。

2016年度全国学生委員会・理事
荒木翔太