関本賢太郎。彼のことをご存じだろうか。
1997年にプロ野球阪神タイガースに入団し、2015年まで同チームに在籍していた選手である。
様々なポジションをハイレベルにこなし、晩年は『代打の神様』としてチームの切り札として活躍していた。
そんな関本選手が、自身の人生を振り返り、『究極のレギュラー』を目指すために行った、様々な努力や思考が綴られている。
「普段生きている中でアンテナを張って生きていることで、成功に向けてのヒントを得ることができる。」そんなことが関本選手自身の経験に裏付けられながら書かれている。
『必死のパッチ』に野球人生を歩んできた関本選手の生き方は、きっと僕たちの人生に直結している部分があるはずだ。
「野球選手と一般人は違う。」そんな先入観を持っているそこのあなた。まずはそれを捨ててこの本を読んでほしい。
2016年度全国学生委員会・執行役員
石塚勇稀