大学生になるとプレゼンテーションをする機会は多くなると思います。その中で、私はちょくちょく『なんでこの人のプレゼンはこんなにも響くのだろう・・・?』と思ったり、プレゼンではなくても『この人の話すごいうまいなぁ…』と感じることがあります。それは『自分とは何が違うのか?』とそんな疑問をもってこの本を手に取りました。読み終わった後、響くプレゼンは入念に作りこまれているとわかりました。この本はTEDで行われてたプレゼンを解説して、効果的なプレゼンテーション方法について書かれています。例えば、『アイデアは短いフレーズで伝え、3回繰り返す』、『オープニングでは「パーソナルストーリー」、「ショッキングステートメント」、「インパクトのある質問」のいずれかを選ぶ』等、TEDで人気のあるプレゼンから共通するポイントを説明しています。
プレゼンする機会が増える大学生だからこそ『何かを伝えるときに魅力的に伝えられたらな』と感じることがあると思います。そんなときにこの本を読んでみるととても参考になります。また、プレゼンだけでなく、普段の会話、就活、ゼミでのディベートなど人が何かを伝える機会はたくさんあります。プレゼンで悩んでいる方、伝えることで悩んでいる方、ぜひ読んでみてください!
明治学院大学
長田 遼太