私が理系の道を進むキッカケになった本。
ぶっ飛んでいるけれど、理系のおもしろさや大学での楽しさがつまっている一冊。
是非、この本を読んで「キケン」の仲間と一緒に笑おう!
理系の男子ならではの空間だからこその楽しさがある。
このことに魅力を感じた当時高校生の私は「キケン」を手にとっていました。
ごく一般的な工科大学で、ある部活に入った部員たちが活躍(?)する物語りであるこの本を手にとった私は、大学というものに興味がありませんでした。でも、こんな波乱万丈でも同じ空間を共有して楽しむ仲間がいる生活はどのようなものだろうかと考えるようになりました。
この物語では、大学生だった部員たちが社会人になった後の話も入っています。
現在理系大学に進学した今では、必死に大学生活を毎日を過ごしているせいで見落としがちなことも、この一冊を読むことで思い出すことが多々あります。きっと大学を卒業してからでは考えれないこともまだまだ出来るのだと考えさせられます。
また、各話の最初に漫画の扉絵が入っており、活字を読む前に中身をはやく読んでみたいな、と言う気持ちにさせてくれます。
自分とは環境が違うと考える人も、同じような環境だなと考える人も、大学についてイメージが持てていない人も、大学生活を毎日必死に送っている人も、社会人として大学生を見守っている人も、どんな人でもいろんな観点から楽しめ、いつ読んでも楽しめる作品です。だからこそ「キケン」の仲間と一緒に毎日を考えてみてみませんか?
「キケン」って何??って考えた人!そんなひとも是非一度手にとって読んでみてください!
大阪電気通信大学 阪田幸美