読書マラソンWEB版

『はだしのゲンはヒロシマを忘れない』著:中沢 啓治 出版社:岩波書店

北海道大学
越智 亮太

表紙

『はだしのゲンはヒロシマを忘れない』著:中沢 啓治 出版社:岩波書店

漫画「はだしのゲン」作者の宮沢啓治さんの描いた本。
本人の被爆体験から幾つかの漫画を書かれている。その中でも有名で各国の言語に翻訳されている「はだしのゲン」に込められた想い、戦争・核兵器に対する想いが約50ページにに綴られている。
「ヒロシマをナガサキを忘れてはならない。そのためには、繰り返し繰り返し、伝え続けるしかない。」

作者自身も被爆をし家族も失い喋ることもしてこなかったのにどうして伝えるようになったのか、どうやってはだしのゲンが生まれたのか、読めば読むほど当時の状況や作者の想いが伝わってきます。

世界でも核兵器禁止条約等核について注目を集めてきています。その中で自分自身の意見を考える上で読む価値がある本だと思います。そして、どうやってヒロシマ・ナガサキの記憶を未来へ受け継いでいくのか考えるきっかけにもなるでしょう。30分もあれば読めるものです。
戦後72年がたった今、戦争の記憶を風化させないために自分たちに何ができるか考えるきっかけに読んでみて下さい。

北海道大学
越智 亮太