愛知教育大学 鈴木 楓
『わたしのノーマジーン』著:初野晴 出版社:ポプラ社
はるか未来の日本、足の悪い革職人のしずかと、人語でしゃべる赤毛のサルノーマジーンの退廃的な物語です。初野晴さんらしいマイノリティ、差別を詰め込んだ作品。明らかになる二人の秘密、ある男によりたたきつけられる絶望。この世とはこんなにも優しくない。けれどそれでも生きていかなくてはならない。
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