読書マラソンWEB版

『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』著:四角大輔 出版社:サンクチュアリ出版

2018年度全国学生委員会・理事(東洋大学卒) 宮永 聡太

表紙

『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』著:四角大輔 出版社:サンクチュアリ出版

「20代は捨て。」という本の帯に惹かれた。「イエスマン」という映画を見たばかりで、なるべくNOと言わないようにしていたし、これまでも他を拒まない生き方をしてきた私にとって、とても反発したくなるフレーズだったからである。
私は新しいものが好きだ。色々なことに挑戦しては自分の糧としている。興味を持ったことはとりあえず調べ、触れてみる。良かったと思って次の関心ごとを探す。しかし、やりたいことが飽和して結局全てダメになってしまったり、常に忙しくて体を休められなかったりする時もある。優先順位をつけようにも、どう考えて良いかわからない。何かが足りないと感じていた。

本書は、20代のうちに”捨てるべき”考え方が、様々な場面ごと書かれている。「物とお金」、「ワークスタイル」、「人間関係」、「ライフスタイル」など。物を捨てるという考えについて、普段使わない不要な物を排除し、本当に必要な物を長く大切に使えるようにすることとして書かれていた。それと同じことが、仕事、人間関係、生活と場面が続いていく…だんだん章が進むごとに、捨てるものが重くなっていると感じた。それと同時に、自分の求めている理想の姿がどんどん洗練されていく。

自分に足りなかったのは、数ある選択肢から洗練して本当に自分の必要なものを探すという考え方であった。何でも興味関心を持てることは悪い事ではない。選択肢の幅を増やしながら、その中で既成概念を捨てた純粋な心で自分にとって必要なものを選ぶことができれば良い。
「20代は捨て。」という考えも確かにあるなと思いつつ、また持ち物を増やしてしまったと反省。
なんでもスマートになる世の中で、スマートな生き方をしていきたい。

2018年度全国学生委員会・理事(東洋大学卒) 宮永 聡太