あなたは自分の身体のことをどれくらい知っていますか?
人間の体は、骨、筋肉、脳、肺、胃、腸など様々なものからできています。
この本では、そのうちの「腸」や食べたものが通る「口」「食道」「胃」等に焦点を当ててそれぞれの器官ががどのような動きをしているのか、どのような役割を持っているのかが記されています。
ユーモアの溢れた内容となっているため、専門ではない人でもわかりやすくスラスラと読めるかと思います。
昨年から胃や腸の調子が悪く、胸やけや胃痛が常にありました。(現在もですが…)
しかし、検査をしても何も悪いところはない。なんでだろう?と思ったときにこの本に出会いました。
「腸はなぜあんなにも長いのか」
「グルテンフリーがなぜいいのか」
「なぜ牛乳を飲むとおなかを下すのか」
「医者が食物繊維が豊富な食べ物を進めるのはなぜか」
自分の身体の事なのに今までなにも知りませんでした。
この本を読み、自分の身体のことを(一部ではありますが、)知ることができました。
一生懸命働いている自分の身体にかける必要のない負荷をかけてしまっていることに気付きました。
皆さんも知らないうちに身体にブラック労働させてしまっているかもしれません。この本を読んで、少しでも自分の身体を知り、少しでも行動を、習慣を変えてみませんか?
富山県立大学大学院 松山 実由規