学生・院生からのおすすめ本

数学は、学問の一つとして多くの人が学んできたものであり、現代社会でも多くの事柄に用いられているものです。

私は数学が好きで現在は大学院で数学を専攻していますが、文献調査の際に書店でこの題名を見た際に衝動買いしました。

「青の数学」の題名の通り、数学を軸として取り組む主人公たちが送る青春が描かれている物語であり、数学をひたむきに行ってきた主人公が葛藤や競合を行うことで、人間として成長していく心理模様が面白い小説となっています。
また、一つの物事に対する取り組みの姿勢についても自問自答している内容となっています。
ぜひこの本を読んで、皆さんも研究している分野・学習している分野・興味のある学問を学ぶ際に、学ぶことへの自問自答をする機会ができればと思います。

九州工業大学大学院 中山　隼斗