高校生のみなさん、本屋さんには行きますか? 読みたい小説やマンガを買ったり、苦手な科目の参考書を探しに行ったりと、本に触れる機会は多いものです。
今回は、「大学専属の本屋さん」ともいえる早稲田大学生協ブックセンターの跡部さんに、大学生がどのように本と関わっているのかインタビューしてきました!
大学生になると、自分の取った授業の教科書として指定された専門書などを自分で購入します。教授の書いた本が教科書になることもあります。中には、やや値が張る本も。
大学在学中に資格をとるため、資格試験対策の本を買って勉強する人もいます。資格を取ると、大学の授業で優遇されることもあるようですよ。さらに、就職活動のための情報収集も大切です。
勉強ばかりではなく、小説やマンガ、雑誌なども読みますよね。マンガの新刊などは大学生にも大人気。高校生の時よりも「大人買い」できるかもしれませんね。
答えてくれたのは
早稲田大学生協 ブックセンター
渡辺努/『物価とは何か』
(講談社刊)
A.早稲田大学生協ブックセンターでは専門書をメインに、大学生活で読んで欲しい資格書や語学書、文芸書に至るまで幅広い本を取り扱っています。早稲田大学生協の組合員の方は、本をいつでも10%オフで購入していただけます。また、出版社さんと共同で、定期的にブックフェアを開催しており、その期間は15%~20%オフで書籍が買えるので、大変お得に購入していただけるチャンスです。
A.早稲田大学の卒業生の方が書いている本を扱っているコーナーや、大学のサークルと共同して学生さんおすすめの本を集めた棚があります。
また、コロナ禍が落ち着いて学生が学内に戻ってきているため、本をたくさん読むことを促す読書マラソンなどのキャンペーンにも力を入れています。
A.早稲田大学生協では、まず教科書の購入サイトで事前に予約をしてもらい、店頭に取りにきていただいたりお家に配送したりという方法を取っています。事前に予約してもらうことで店内の混雑を防ぐという目的があります。学生さんから預かったリストをもとに教科書を集めてお渡しするシステムなので、すぐにお渡しできるというのが利点だと思います。
A.渡辺努『物価とは何か』(講談社刊)です。物価や金融政策の第一人者である渡邉努先生の本で、研究成果をもとに「物価」がとてもわかりやすく解説されています。ランキング棚にあるほど売れ筋です! 専門書というと、やはりとっつきにくい印象があるかなと思うのですが、一般読者にもわかりやすいので、経済の入門書としてぜひ読んで欲しいです。
※書籍の割引などは各大学生協により異なります。ご購入の際は各大学生協へお問い合わせをお願い致します。
「早稲田大学生協」や「ブックセンター」をのぞいてみよう!
合格サプリ編集部 太田 あかり
みなさん、こんにちは。今回記事を執筆いたしました、早稲田大学2年の太田と申します。
今回は「大学生と本の関係性」と題して、大学生がどんなふうに本と関わっているのかについて記事を書かせていただきました。
恥ずかしながら、私は高校生の時ほとんど本を読んでおらず、たまに本屋に行くのは参考書を探すためかマンガを買うためでした。しかし大学生になり、興味のある分野の本を少しずつ読むようになると、授業を受けていても内容がとても理解しやすくなったり、全然違う分野の知識と関係性があることが分かったりするようになりました。今更ながら読書の偉大さに気づき、高校生の時からもっと読んでおけばよかったと感じています。これを読んでくださっているみなさんは、ぜひ本屋や図書館に足を運び、本を読んで欲しいと思います。タイトルをざっと見て、直感的に面白そうだと思った本を読んでみるのが、私のおすすめです。生協ではマンガも含めて本が安く買えるので、入学後にはぜひ利用してみてください。
末筆ではございますが、この場をお借りして取材にご協力してくださった早稲田大学生協ブックセンターの跡部さんに感謝申し上げます。
最後に、私たちが発行するフリーペーパー「合格サプリ」では、受験に関する役立つ情報を提供しています。また、webの方でも様々な情報を発信してまいりますので、ぜひチェックしてみてください!
合格サプリWEB版 http://goukaku-suppli.com/